犬の介護とは何をすれば良いのか

最終更新日:2017年1月20日

最近ではペット医療も発展してきていて、長生きする犬が増えています。

しかし、人間と同様に、年を重ねることで生活するうえでいろいろな困りごとも出てくるのは事実です。

10~15年と言われる犬の寿命…きっとこの先、犬の介護をするようなことも出てくるでしょう。

では、具体的にどんな介護が必要とされるのかご紹介します。

犬に起きる老化現象

人間と同じように、犬も高齢になればいろいろと体の機能が衰えてきます。

以前まで大好きだった散歩に行きたがらなくなったり、歩くスピードが遅くなってきます。

しかし、具体的にそうした目に見える変化以外にも、介護が必要なことは本当にたくさんあります。

最も身近でわかりやすいのは、食欲や運動能力の低下です。

また、高齢になった犬には、食事の介護や工夫も必要になってきます。

高い段差が越えられなくなったりするので、バリアフリーなどの気遣いも必要になります。

加えて、骨や関節も弱くなってしまうので、普段の生活や散歩中のケガの防止も大切です。

犬の老化現象でよくみられるのが、視力や張力の低下や白内障です。

もちろん重度の場合には、動物病院での治療も必要になってきます。

しかし、他にも、痴呆症や感情の抑制が効かなくなるといった問題も起こることがあります。

飼い主が、いろいろな症状に応じた介護の必要性を認識することが重要になってきます。

老犬への食事の介護

生きていくのに欠かせない食事の介護には、犬にとってもとても重要なものです。

ひとつひとつの症状や、介護の必要性を意識するようにしましょう。

まず、高齢になった犬は食欲が低下してきます。

一日に2回のエサやりを、少量ずつ3回に分けたりするなどの工夫が必要になります。

また、ドッグフードを水でふやかしたり、栄養バランスを考えて変えたりすることもあります。

ひとつには、噛む力やあごの力が弱くなり、なかなかうまく食事が取れなくなるからです。

加えて、消化器官も衰えてしまい、負担がかかったり消化が悪くなったりしてきます。

健康で長生きしてもらうためには、その基礎となる食事のケアはとても大きな意味を持っています。

老犬の運動能力の低下

高齢の犬の筋力や運動能力の低下は、言わずもがなな老化現象です。

しかし、具体的にどういった介護が必要になるかは、なかなかわかりませんよね。

ひとつには、段差を避けようとしたり、越えられなくなったりすることが考えられます。

家の中では、なるべく移動が楽になるようにしてあげる工夫をしましょう。

また、筋力の低下で、トイレの粗相をするようなことも増えてきます。

失敗しても決して責めずに、トイレの場所を増やしたり、おむつなどを導入することも検討するべきでしょう。

こうした筋肉や体力の衰えは、思わぬケガに繋がったりすることもあります。

床には滑らないようにカーペットを敷いたりするなどの対策も必要になります。

足腰に負担を掛けたり、痛めたりしないよう、愛犬の年齢を考えて早めの介護を心掛けたいものです。

散歩の介護

運動能力の低下とともに、次第に運動量も減ってきます。

散歩に行きたがらなかったり、あまり動こうとしなかったりするのは、目に見えてわかることでしょう。

しかし、犬の健康管理には、散歩や運動は非常に大きな意味を持っています。

運動することで食欲を湧かせたり、運動不足による肥満の防止や痴呆の悪化を防ぐ効果が期待できます。

その散歩においても気を付けることも多くありますが、時間やコースには配慮が必要です。

代謝の低下により、体温調節などもだんだんと苦手になってきます。

そのため、極端に暑い時間帯や寒い早朝の散歩は避けるようにしましょう。

しかし、体を気遣うあまり、まったく散歩をしないというのは逆効果になります。

散歩をするときには、段差があったりするコースはもちろん体の負担になります。

なるべく平坦なコースを選び、時間や距離などを工夫するようにして対処しましょう。

痴呆症のケア

人間の痴呆症というのも大きな話題になりますが、犬においても小さからぬ問題だったりします。

さまざまな症状が考えられるので、その症状に合わせて介護をするというのが大切になります。

痴呆によってよく見られる症状に、昼間に寝ているようになったり、夜に起きることが増えたりします。

また、夜になって吠えだしたり、夜泣きをするようになることもあります。

こうした行動は、犬が辛いだけでなく、飼い主になっても大きなストレスになったりします。

こうしたことを防ぐためには、なるべく日中に日光浴や散歩をするようにします。

きちんとした生活サイクルを手助けするというのが、主な目的です。

それに加え、日光を浴びることで、狂ってしまった犬の体内時計を元に戻す効果があります。

感情のコントロール

痴呆のもうひとつの大きな症状として、感情のコントロールができなくなることが挙げられます。

怒りっぽくなったり、吠えたりする回数が増えてきます。

また、痴呆に関連して、待てや伏せなどのしつけができなくなってしまうこともあります。

こうした症状は、単にボケてきたと片付けてしまうのも危険です。

というのも、飼い主であっても、急に噛まれたりするような危険性を伴うからです。

また、他の介護をするための障害となってしまうこともあるため、見過ごすことが出来ないものでもあります。

しかし、実際には、なかなかこうした症状を改善させるというのは難しいものです。

獣医さんと相談しつつ、対処方法について相談するようにしましょう。

しかし、万が一のことを考えて、散歩のときに口輪をするなどの配慮も必要になってきます。

犬の介護は何をすれば良いのかを知ろう

私たち人間の社会でも、介護というのは大きな社会の課題になっています。

犬にとっても長生きすることで、こうしたさまざまな問題やケアが必要になってきます。

可愛かった犬が高齢になってくることで、元気がなくなったり、性格が変わってしまったりすることもあります。

しかし、そうしたさまざまな問題と向き合う必要があることを、あらかじめ認識しておきましょう。

人に比べると、犬の一生は本当に短いものであります。

いっしょに過ごすことの喜びを感じられるように、介護についてもしっかりと考えておきたいものです。

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