小型犬・中型犬・大型犬の定義。体重やサイズなど

最終更新日:2016年4月26日

犬の種類と言えば、ダックスフンドやゴールデンレトリバーといった犬種の他、「小型犬・中型犬・大型犬」と、大きく3つに分けて表現される場合があります。

よく聞きなれた表現ではありますが、その定義については知らない方も多いのではないでしょうか。

どのような違いがあるのか知ることによって、より一層犬への理解を深めることができます。

1.体重

「小型犬・中型犬・大型犬」の分類は、成犬になってからの体重によって判断するのが一般的で、10~15kg未満が小型犬、20kg前後が中型犬、25kg~30kg以上が大型犬、といった具合になります。

とはいっても、大型でも細身で体重が軽い犬種もあれば、どちらともとれる体格の犬種もあるので、一概に数値を決めつけることはできません。

例えば、15kg以下を小型犬、35kg以上を大型犬、その間を中型犬とすることもあります。

また、10kg以下の犬を「超小型犬」、40kgを超える犬を「超大型犬」と呼ぶなど、さらに細かい分類がされる場合もあります。

より定義を固めるためにも、他の分類方法と併せて見ていくと良いでしょう。


2.体高

体重の次に判断材料とされるのが、体の大きさを決める体高です。

大きさというと、頭から尻尾の先までの体長に注目しがちですが、一般的には体高を基準とすることが多いです。

ちなみに体高とは、犬が立った状態で地面から背中までの高さのことを指し、頭の高さは含みません。

計測する際にはよく確認し、注意する必要があります。

ここでは、体高がおよそ50cm以下を小型犬、40~60cm程を中型犬、50~60cm以上を大型犬と分類します。

もちろん、体重と同様に、犬種によって体の大きさは様々ですから、数値はあくまでも目安と考えるのが良いでしょう。

3.犬種

ここまで体重と体高での分類を見てきましたが、実際、それに基づいて分類される犬種にはどんなものがあるのでしょうか。

平均的な体重、体高に則って見ていきましょう。

小型犬は、チワワ、トイプードル、ミニチュアダックスフンド、シーズー、ポメラニアン、ヨークシャーテリアなどです。

続いて中型犬は、柴犬、ウェルシュ・コーギー、ブルドッグ、ビーグル、スピッツなどです。

最後に大型犬は、ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバー、コリー、シェパード、土佐犬、秋田犬などです。

これはあくまで一例であって、中型犬に分類した犬種が小型犬、あるいは大型犬と分類しているサイトもあります。

それぞれ比較しながら判断することをオススメします。


4.体のつくりと飼育

体格が異なれば、もちろん体や内臓のつくりも違ってきます。

小型犬はあごが小さく歯周病になりやすいため、小さ過ぎずしっかり噛み砕くことができるフードを食べさせて、強い歯を維持できるようにします。

また、一回の食事量は少量ですが、意外と必要なカロリーは多いため、吸収率と消化が良い高カロリーフードを用意することをオススメします。

中型犬は活発で運動量が多いことが特徴です。

散歩時には歩くだけでなく、走る運動も取り入れると良いでしょう。

フードはたんぱく質やビタミンが豊富で、適度な脂肪も含まれる健康に配慮したものがオススメです。

大型犬はその大きな体とは対照的に消費カロリーは少なく、小型犬の半分以下とも言われています。

消化器官も弱いため、消化・整腸作用が高い、よく噛んで食べられるようなフードを選ぶと良いでしょう。

また、大きな体を支える筋力の強化や、心臓の負担を減らすためのトレーニングなど、日々の運動はかかせません。

のびのびと動ける場所を作ってあげましょう。

5.寿命

家族として迎えたからには、なるべく長く一緒にいたいと願うものですが、別れの時は必ずやってくるものです。

一般的に犬の寿命は12歳~15歳と言われ、これは人間に換算すると70歳ほどの年齢にあたりますが、ここでも「小型犬・中型犬・大型犬」の間には違いが出てきます。

小型犬の寿命は12~15歳、中型犬は10~14歳、大型犬は7~10歳と、小型犬よりも大型犬の方が寿命が短いとされています。

その理由は、大型犬は体の大きさの割に心臓や肺などの内臓機能が十分に備わっていないため、常に酸素が体内に行き渡らない状態が続き、他の犬種よりも細胞の老化スピードが早いため、と言われています。

老化が早く進むということは、それだけ病気にかかるリスクも高いのです。

もちろん、15年以上生きた大型犬もたくさんいるので、日々のケアをしっかりしてあげることが何よりも大切です。

小型犬・中型犬・大型犬の定義と特徴を理解しよう

はっきりと「これが小型犬で、これが中型犬」といったボーダーラインが、全世界共通で決められているわけではありませんが、それぞれが違った特徴を持っていることは確かです。

それらを理解することで、自分のパートナーにはどの犬種がふさわしいのか、また、愛犬が少しでも元気に長生きできるように支えてあげるにはどうしたら良いのか、考えるきっかけとなるはずです。

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