ブルドッグ

ブルドッグとパグとの違いとは。外見も性格も違う別犬種

最終更新日:2016年10月25日

ブルドックとパグは似ているようでちょっと違いますよね。

2匹とも愛嬌があって可愛いのですが、それぞれどんな特徴があるのでしょうか?

そこで今回は、ブルドックとパグの違いについてご紹介します。


1.ブルドックとパグの特徴

・ブルドックの歴史
18世紀のイギリスでは、囲われた広場の中で犬が雄牛を追い立てるブルバイティングという見世物が流行していて、ブルドッグは牛の鼻に噛み付き攻撃する、どう猛で勇敢な犬として使われていました。

ところが、1835年にブルバイティングが禁止されると、ブルドックの存在意味がなくなり、絶滅寸前に追い込まれます。

現在のブルドックは当時のユニークな外見を残したまま忠実で愛想の良い性格に改良されたもので、番犬やペットとして世界中の愛犬家に親しまれています。

・パグの歴史
かのナポレオンの妻、ジュセフィーヌに愛されていたとされるパグ。

その起源は2400年以上前に遡るため確かなことは解っていませんが、中国が発祥の地とする説が有力なようです。

その後、東印度会社によりヨーロッパにもたらされたパグは富裕層の愛犬家の間で大流行しました。

さらに1885年にはアメリカで犬種認定され、世界中で愛される犬種に育っていきました。

・成犬の体の大きさと特徴

ブルドックの成犬になった時の大きさは体高約40cm前後、体重約22kg~25kgと中型犬、一方パグは体高25cm前後、体重は6kg~8kgで小型犬に分類されます。

ブルドックの体型の特徴は、肩幅が広くがっしりとした筋肉質の体に大きな頭。

分厚い上唇が深く垂れ下がっているところです。

対してパグの体型の特徴は、がっしりした体つきやしわくちゃな顔、潰れた鼻はブルドックと同じですが、飛び出した大きな瞳が何とも愛嬌がありあます。

・ブルドックとパグの毛色の違い

ブルドックの毛色は多彩です。

黒を基調として所々に明るい色が混じる虎毛(ブリンドル)やクリーム色、その他にも赤や茶色に近い金色(フォーン)などです。

ちなみに、人気のフレンチブルドックに多いのは白にブリンドルやフォーンが混じった色です。

パグの毛色は、赤みがかった淡い黄褐色(アプリコット)やシルバー、フォーン、ブラックなどです。

また後頭部からしっぽにかけて黒い線があるのが特徴です。


2.ブルドックとパグの性格の違い

・ブルドックの性格

闘犬に必要などう猛な部分をなくし、ペット用として改良されてきただけに、ブルドックの性格は人と一緒に暮らすには理想的と言えます。

顔や体つきはどう猛なままなので、その不自然さが魅力のなのかも知れません。

とにかく温厚な性格で、子供とも嫌がらず付き合うことができるし、知らない人に吠え掛かったりすることもほとんどありません。

ただし、同じ犬同士の場合はテリトリーなどの関係で威嚇的な行動にでることもあります。

・パグの性格

大きな瞳が特徴的なパグ、その瞳を使って表情豊かに自分の気持ちを表現します。

基本的には落ち着いた性格ですが、はしゃぎだしたら止まらない一面があり、気に入らなければ言うことを聞かない頑固さも持ち合わせています。

素直な性格なのでしつけはしやすいですが、子犬の頃に甘やかしてばかりいると、飼い主の言うことを聞かないわがままな子に育ってしまいます。

3.ブルドックとパグそれぞれの飼い方

・ブルドックの飼い方

独特の外見に惹かれてブルドックを飼おうとする方もいらっしゃると思いますが、その強そうな姿からは想像できないほど華奢な犬です。

ブルドックは鼻ぺちゃな犬の仲間「短頭種」です。

短頭種の犬達は極端に鼻を潰すなど改良が重ねられたため、呼吸が苦手で自分の体温をうまく調整することができません。

したがって夏の暑さに弱く、しっかり室内を温度調整してあげないと熱中症にかかり、最悪の結果にいたることもあります。

また、顔の深いしわは蒸れやすく皮膚病にかかる恐れがあります。

注意深い観察をして毎日こまめに拭いてあげる必要があります。

さらに、歯並びが悪く、歯石や食べかすが残りやすいので、子犬の頃から歯磨きを欠かさないようにしてください。

このようにブルドックは気温の変化に大変弱い犬なので、室外で飼うことはできません。

夏は冷房の効いた部屋で涼しく、冬は暖かい部屋の中で飼育するようにしてください。

・パグの飼い方

パグとブルドックの共通点は短頭種の犬ということ。

したがって、夏場の気温対策はブルドックと同じように十分取る必要があります。

またパグは大食漢です。

自分のエサだけでは満足できず、ちょうだい、ちょうだいと催促しますが、可愛さに負けてつい食べさせてしまうと肥満に陥ってしまいます。

散歩させる時の注意点ですが、パグは大きな目が突き出しているので、草むらなどで目を傷つけてしまうことがあります。

もしも、目に傷がついた場合は獣医師に相談してください。

またパグの耳は垂れているので、手入れを怠ると湿気がたまってダニの温床になります。

イヤーローションとガーゼを使って優しく拭いてあげてください。


4.ブルドックとパグの違いを知ろう

パグもブルドックも、実際に飼ってみないと解らないことがまだまだたくさんあります。

いずれにしろ、ブルドックもパグも他の犬達より手間がかかることには違いありません。

ですが、お世話が大変だからこそ彼らと一緒に暮らす喜びが大きいのかも知れませんね。

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