うさぎが発熱している時、そのベストな対処法はどのようなものがあるでしょうか。

うさぎはどちらかというと「弱い」小動物です。

自分の体調が悪くても、わざと隠そうとすることもあります。

早めに発熱していることを見抜き、対処することが大切です。

まずは病院に連れて行く

うさぎが発熱しているようなら、まず最初に動物病院に連れて行くようにしましょう。

それがうさぎが発熱している時の、ベストな対処法です。

何だか様子がおかしい、いつもより熱い・・・そう思ったら、かかりつけのお医者様に見ていただきましょう。

うさぎの平均体温は、直腸温で38.5~40.5℃となります。

しかし、うさぎの体温を測るのは、慣れていないと難しく、飼い主ではちゃんと測れないこともあります。

そして、あまり熱が高くなってしまうと、うさぎもけいれんを起こしてしまうことがありますので、病院で適切な治療を受ける事が必要です。

お医者様に診てもらえば、うさぎの体調がどうなのか、より詳しく分かります。

今後どのように看病したら良いか教えていただけますし、場合によっては注射などの処置をしてもらうこともできるでしょう。

病院できちんと診察してもらえば、安心して自宅で過ごすことができます。

おかしいと思った時は、まずは病院に行くこと、これが手遅れにならないためには必要なことです。

熱が更に上がるような状況でないかチェックする

うさぎは熱を出していて熱いのに、もしかしたら室温が高すぎて、さらに負担をかけていませんか。

また、室内の空気の流れがまったくなく、うさぎにとって、実はしんどい状況なのかもしれません。

何だか部屋の温度が高いな・・・と感じたら、少し部屋のドアを開けて空気を入れ返したり、時期によっては冷房を入れたりして、室温を下げるようにしてみましょう。

うさぎは体毛に包まれているので、人間以上に熱さを感じているはずです。

うさぎの体温があがりすぎると体調が急変することもありますから、これ以上熱が上がらないように、部屋の状況をよく確認するようにしましょう。

うさぎに構わずそっとしておく

室温を下げたら、周りの環境を静かにして、うさぎに構わずそっとしておいてあげるようにしましょう。

うさぎは小動物であり、敏感で気が小さいところがあります。

周りの気配を感じてしまうと、熱があっても動き出してしまって、なかなか休むことができません。

飼い主である人間の方で気を配ってあげるようにしましょう。

テレビを消したり、部屋の明かりを少し暗くしたりして、うさぎが落ち着ける状況を作ってあげることが肝心です。

気になっても「大丈夫?」などと言ってちょっかいを出したりしないようにしましょう。

病気の時はゆっくり休みたい・・・それは人間だけでなく、うさぎも同じです。

うさぎの好きなご飯を用意する

うさぎが発熱している時、いつもより食欲が落ちているなら、要注意です。

発熱がきっかけで、大きく体調を崩してしまうかもしれません。

そうならないように、うさぎの好きなご飯を用意してあげるのが、発熱した時の対処法です。

いつも食べているラビットフードを全く食べないなら、何か他のものを用意してみましょう。

いつもあげている食べ物の中で、うさぎが好んで食べている物を出してみるのです。

ラビットフードは食べなくても、果物だったら食べるかもしれません。

栄養価の高いバナナなどをあげてみるのも良いですね。

あまりにも何も食べないのなら、動物病院に相談してみましょう。

場合によっては医療措置をとってくれるかもしれません。

小さい体のうさぎにとって、発熱のダメージはかなり大きなものとなってしまいます。

脱水症状にならないように注意する

水を飲んでいる様子がないなら、脱水症状にならないように気を付けてあげることが大切です。

うさぎが発熱して、脱水症状を引き起こしてしまうと、病院に連れて行くのがベストです。

しかし、そうならないように、自宅にいる時からうさぎの様子をよく観察し、ちゃんと水を飲んでいるかどうか、見守ってあげましょう。

また、水分を多く含んだ野菜などをご飯と一緒に上げるのも良い方法です。

野菜を食べることによって、水分を摂取することができるからです。

いざ脱水症状になってしまったら、素人判断は危険です。

ですので、そうならないように、飼い主が注意を払ってあげるようにしましょう。

うさぎの様子をしっかり見よう

うさぎが発熱している時に最も大切なのは、飼い主がうさぎの様子をしっかりと見守ってあげることです。

そして少しでもおかしいと感じたら、専門家であるお医者様に判断を仰ぐようにしましょう。

そのためにも、普段からかかりつけの動物病院を決めておくことも大切な対処法です。