ヨークシャーテリアの寿命は13年から16年。長生きしてもらう方法を知ろう

最終更新日:2016年11月1日

愛らしいルックスと美しい毛並みで多くの人を魅了するヨークシャーテリア。

もちろん日本でも大人気で、飼育しやすい小型犬ということもあり、街でもとてもよく姿を見かけます。

そんなヨークシャーテリアの寿命はどのくらいなのでしょうか。

寿命と、長生きしてもらうための知識をご紹介します。

1.ヨークシャーテリアの寿命は13年から16年

ヨークシャーテリアは小型犬のため、大きな犬よりも比較的長生きすることが多い犬種です。

平均的な寿命はだいたい13〜16年と言われています。

最近では、大切に飼ってあげれば20年以上生きたというヨークシャーテリアも聞くことがあります。

可愛らしいルックスで、誰からも愛されるヨークシャーテリア。

いっしょにいればいるほど健康で長生きしてもらいたいと思うのは、どの飼い主さんでも同じ気持ちでしょう。

2.ヨークシャーテリアがかかりやすい病気

ヨークシャーテリアには、遺伝や先天的にかかりやすい病気というのはあまり知られていません。

丈夫で健康に年を重ねてくれる犬が多いのですが、もちろん気をつけたい病気はいくつかあります。

長生きしてもらうためにも、あらかじめこうした知識は持っていた方がよいでしょう。

まず、ヨークシャーテリアは体の構造上、気管虚脱になりやすい犬種です。

気管虚脱に陥ってしまうと呼吸がとても苦しくなり、積極的に動こうとしなくなります。

重症になるとチアノーゼを起こしたり、窒息して死亡してしまうこともあります。

また、体質的に低血糖症になりやすいとも言われています。

低血糖症になるとぐったりとして元気のない状態になりますが、それだけ病気を見分けるのはなかなか困難です。

定期的に血液検査などをすることが早期の発見に繋がり、症状を悪化させないための重要なキーになります。

ヨークシャーテリアはイギリス原産の犬なので、つい寒さに強いかと思ってしまいますが、そんなことはありません。

むしろ、暑すぎたり寒すぎるのは苦手なタイプの犬です。

特にシニアになってくると、寒暖の差は体への普段も大きくなるのでじゅうぶん気を付けましょう。

3.気管虚脱とは

犬の気管は、その周りをたくさんの軟骨に囲われ、首の伸縮に合わせて伸び縮みできるようになっています。

気管は花や口から肺に空気を送ったり、肺からの空気を送り出す大切な役割を果たしています。

気管虚脱とは、この気管が押しつぶされてしまい、うまく呼吸ができない状態のことを言います。

初期症状では、息がぜーぜーと荒くなったり、アヒルが喉を鳴らした時のような音がします。

この気管虚脱の原因はいくつかありますが、多くの場合には肥満や老化がまず疑われます。

首回りに脂肪がついてしまうことや、筋力の低下で気管を圧迫されるようになってしまうことが非常に多いです。

また首輪にリードをつけていると、強く引いた時などに気管にダメージを受けやすくなります。

小さな頃から首輪ではなく、体全体を覆うようなハーネスを使うようにした方がよいでしょう。

4.低血糖症とは

大人やシニアになってからの低血糖症は、ホルモンの異常や糖尿病からの合併症で起こりやすい病気です。

その病名の通り、血液中の血糖値が著しく低下してしまい、最悪の場合には脳にダメージを与えます。

急に痙攣を起こしたり、てんかんのような症状が見られるのでびっくりしてしまうかもしれません。

特に冬の寒い時期にはたくさんのエネルギーを消費するため、低血糖症になりやすいタイミングでもあります。

初期症状では、急にぐったりしてしまったり、元気がなくなったように見えたりします。

また、激しい運動をしている時や、興奮している時にも発作的に症状が起きやすい病気です。

しかし、症状だけでは低血糖症だとはわからないので、普段から定期的に血糖値を測ることをオススメします。

予防接種や検診などを受ける時には、ぜひ積極的に申し出てみましょう。

5.歯周病に気を付ける

ヨークシャーテリアだけではなく、小型犬は、口の構造上の問題で歯周病になりやすいようです。

私たちにとっても歯周病は馴染みのあるものですが、ただの口の中の病気と侮ってはいけません。

歯周病菌が食事や唾液に混じって体内に入ると、いろいろなところで悪さをするようになります。

特に心配なのは、心臓病や弁膜症などの心臓への悪影響で、かなりリスクが高いので放置しておくわけにはいきません。

予防には、小さな頃からのこまめな歯磨きと歯石の除去がいちばんです。

普段のドッグフード以外でも、歯磨き効果のあるおやつやサプリメントを使うのがよいでしょう。

また歯や口腔内の健康は、シニアになってからの食欲にも影響を及ぼします。

健康な歯で、いつまでも元気に美味しくご飯が食べられるようにしてあげたいものです。

6.散歩でストレスと肥満の防止

ヨークシャーテリアは、9歳を超えた頃からだんだんと老化の症状が見られるようになります。

あまり散歩に行きたがらなくなったり、家の中でおとなしくしている時間が増えてくるようになるでしょう。

しかし、短い時間でもしっかりと散歩をして運動するというのは長生きさせるためにはとても大切なことです。

犬の散歩の大きな目的はストレス解消と運動量の確保です。

多くの病気に繋がる肥満の防止や、血行の促進にも大きく寄与する習慣なので、様子を見つつ外に連れ出してあげましょう。

ストレス解消の気分転換にもなりますし、体を動かすことでだんだんと衰えてくる食欲にもよい刺激になります。

様々な病気の予防になるので、シニアだからこそ散歩を心がけるようにしましょう。

ヨークシャーテリアの寿命を知ろう

ヨークシャーテリアは比較的長生きで、体も丈夫と言われることが多い犬種です。

しかし、15歳を越えたヨークシャーテリアは、人間でいえば80歳を超えるような年齢です。

やっぱり歳をとるにつれて、体の不調や不具合に遭遇することもあるでしょう。

元気なうちはあまり気にかけることはないかもしれませんが、気管虚脱などは若いうちからの日々のケアが大切です。

いつまでも可愛いヨークシャーテリアがいっしょにいてくれるように、しっかりとそうした知識や情報を集めるようにしましょう。

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