兄弟犬を育てる時に気をつけるべきこと

最終更新日:2017年8月9日

大きさにもよりますが、犬は一度の出産で3〜5匹の子どもを産みます。

ペットショップでは、すでに兄弟は別のケージに入れられていて、あまりいっしょの姿を見ることもないですよね。

ですが、兄弟犬や複数の犬を飼うと、なかなか人には見せない姿を見せてくれることもあります。

今回は、そんな兄弟犬を飼うときのポイントや気をつける点をまとめてご紹介します。

1.兄弟犬を飼うメリット

兄弟犬を育てるメリットというのは、主に犬の社会性の育成に役立つということが挙げられます。

犬はもともと群れを作って生活していた動物です。

ですので、そうした群れでの生活の中で、いろいろと社会性を身につけて成長していきます。

犬のしつけで手を焼くものとして、噛み癖があります。

しかし、兄弟で飼っているとお互いにじゃれて噛んだりするので、自然と痛いことを学習します。

そうしていくうちに、徐々に噛み癖も収まるようになります。

また、他の犬が近くにいることで情緒が安定する点も大きなメリットでしょう。

犬は留守番の時間が長かったりすると、分離障害を引き起こしたりします。

このように、本来の生態に近づくことが、飼育する上で大きく役に立つことだと言えます。

2.兄弟犬を飼うデメリット

逆に大変な点としては、犬が複数いるというのは、その分手間がかかるということです。

もちろんエサやりやしつけも、二匹分の時間がかかります。

しかし、実際にはそれ以外にも、覚えておきたいことがあります。

それは、片方の犬の興奮や緊張が伝播しやすいということです。

そのため、吠え始めると騒々しいことになることがあります。

こうした場合には、主従関係をしっかりと築いておき、飼い主がきちんとリーダーになることが大切になります。

こうした興奮の伝播というのは、ただ鳴き声や行動に反応しているわけではありません。

犬は多くの情報をにおいで共有するということはよく知られています。

実は、一匹が興奮したりすると、興奮したときに出るにおいに他の犬がつられてしまいます。

3.兄弟犬を飼う時に注意すべきポイント

先に触れたように、兄弟犬を飼うことにはメリットもデメリットもあります。

兄弟犬をいっしょに飼うと、いい意味も悪い意味でもお互いに刺激を受けながら育ちます。

その上で、いくつか気を付けなければならないことがあります。

まず、兄弟犬を引き取る場合には、ブリーダーから入手するようにしましょう。

兄弟犬を飼うときには、とにもかくにもいっしょに生活するということが大切になります。

汚れるのは早くなりますが、ケージを分けることなく、同じ生活スペースやトイレを使うようにしましょう。

また、他にもとても大切なポイントが2つあります。

まず一つは、兄弟の性別について、あらかじめしっかりと考えるようにしましょう。

そして、2つ目は兄弟犬を平等に扱うということです。

4.兄弟犬の性別に気を付ける

性別に関する問題は兄弟犬に限らず、同性同士の多頭飼いは相性が合わないことがあります。

というのも、犬は本能的に集団の中での上下関係をつけようとします。

そうなると、特にオス同士の場合には、ケンカになることもあります。

ですので、比較的扱いやすいのはオスメスの組み合わせということになります。

しかし、そうした場合にも、必ず去勢や避妊手術をするようにしましょう。

そうしないと、メスの発情期に、近親感での交配が起こる可能性があります。

兄弟犬の場合には、似たような体格に成長することが多いです。

そのため、ケンカを始めてしまうと、激しくなったりすることがあります。

同性・別性問わず、そうしたことがあるということは念頭に置いておきたいものです。

5.兄弟犬を平等に可愛がることが大切

もう一つは、複数の犬を平等に扱うと言うことです。

ペットを飼う以上、当たり前と言えば当たり前だと思うかもしれません。

しかし、子犬の兄弟犬を引き取るときには、考えておいてもらいたいことがあります。

それは、兄弟犬でも、同じように成長するかはわからないということです。

例えば、成長するに従って、体の大きさや被毛の色や柄に違いが出てくることもあります。

臆病だったり大胆だったり、犬の性格にも個性があり、兄弟でも違いが出る可能性があります。

加えて、犬は人への依存度が高い動物ですので、片方に嫉妬することもあります。

片方の犬に愛情が偏っていたりすると、注意や関心を引くためにいたずらをしたりします。

ですので、それぞれの犬へ平等に接し、それぞれへのケアが必要になります。

兄弟犬を育てるときのポイントを知ろう

兄弟犬と聞くと、なんだか仲が良さそうな印象を受けたりすると思います。

しかし、同じ親犬から生まれた犬でも、必ずしもうまくいくわけではなく、注意しなければならないこともあります。

ですが、複数の犬がいる環境というのは、犬のもともとの生活に近く、お互いの存在がメリットになる部分も多くあります。

いろいろと検討すべきポイントはありますが、じっくり考えてから飼うようにしましょう。

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