子犬が噛んでくる時の心理8つ

初めて、子犬を飼ったという方は、戸惑うことがたくさんあると思います。

子犬は、生まれたばかりは、やんちゃ盛りなので手を焼いてしまうこともあるかもしれません。

よくあるのが、子犬が噛んでくるということ。

そんな時に、子犬が噛んでくる時の心理を知っていたら簡単に対処出来ますよね。

そこで、子犬が噛んでくる時に考えていることをご紹介します。

生えたての乳歯が痒い

子犬の頃によく見られるものとして、歯が生え始めてくるので、痒いというものです。

生え始めの歯というのは、特に痒いらしいのです。

子犬は、とにかく歯が痒いので、なんでも噛みたいという心理があります。

対策としては、何か噛めるような犬用のおもちゃやタオル、子犬用のガムなどを与えてあげると痒みも次第に治まってくるでしょう。

噛んで良いものを与えて、それを噛むことを覚えさせると、飼い主さんやお部屋などを噛まなくなってきます。

好奇心旺盛

子犬の頃には、興味を色々なものに持つ好奇心旺盛な時期があります。

遊んでいるつもりで、飼い主の手を噛んできたり、洋服の裾″噛んできたり、物や家具を噛んできたりと、色んなものを噛んで学習します。

噛むからといって、飼い主を嫌ってやっている訳ではありません。

とにかく、気になる物を、良い悪いを分からずに噛んできます。

噛んで、飼い主さんの怒っているか褒めてくれるかの反応を試しているのです。

そして、動いている物に噛み付く場合は、食べ物かもしれないと思っている場合もあります。

危ないものは、すぐにタンスの引き出しや棚にしまい込みましょう。

飼い主さんが叱りながら教えることが大切になってきます。

子犬の頃が、覚えさせるのに適しているので、重要な時期にしっかり教育しましょう。

甘えたい

例えば、飼い主さんが違うことに夢中になっていたり、忙しくて全く構ってくれない場合に、噛むことがあります。

それは、飼い主さんの興味を引くために噛むという甘えたい心理がある可能性があります。

そんな場合には、少しでも良いので優しく撫でてあげると落ち着くかもしれません。

噛む時には、構って欲しい合図かもしれないので、思いっきり構ってあげましょう。

子犬ほど甘えたいものです。

甘えられる存在は、飼い主さんだけなのを忘れずに。

お腹が減っている

もしも、足元の洋服の裾を噛んでくる場合は、お腹がすごく減っている場合が多いです。

ご飯ちょうだい、おやつが欲しいと、意思表示していたりします。

いつものご飯の時間ではありませんか?

ご飯の時間ではない場合は、おやつを与えてみましょう。

反対に、日頃おやつをあげすぎている場合は、甘やかし過ぎている可能性もあります。

頻繁にもらえると勘違いして、もっと食べたいと噛んでくることもあります。

子犬の様子を見ながら、餌の頻度をチェックしましょう。

餌のあげすぎには注意してください。

散歩に出掛けたい

散歩に出掛けたくて堪らない子犬も噛んでくることがあります。

それは、なかなか散歩に連れて行ってくれない飼い主を噛んで外に引っ張りだそうとしているのです。

子犬は、飼い主と一緒に散歩に出掛けたいと意思表示しているつもりです。

他の例として、犬の中には、紐をくわえて散歩に行きたいと意思表示する犬もいます。

それは、散歩に行くためには、きっとそれが必要だと思っているからなのでしょう。

子犬は、そこまではまだ知恵がありませんから、噛むことで、散歩に行きたいという意思表示しているのかもしれないですね。

思い当たる場合は、近所や公園など散歩に連れて行ってあげてください。

やきもちを焼いている

他の犬や猫などを子犬の前で可愛いがっていたりすると、やきもちを焼いて噛んで飼い主の気を引こうとする子犬もいます。

可愛い可愛いと知り合いの犬、猫を可愛がったあとは、愛犬をたくさん可愛がりましょう。

存分に子犬のうちは、甘やかすと良いでしょう。

やきもち焼きな特徴も犬にはありますので、子犬の時には、飼っている犬が一番可愛いと伝える気持ちで接すると、噛まなくなってきます。

遊びたい気持ちを表現

手にまとわり付くようにしつこく噛んでくる場合は、遊びたい気持ちを表現しているのかもしれません。

ボールや骨の形のおもちゃなどを与えて注意を体から離してみてください。

投げることができるおもちゃで、走るという動作を子犬にさせて、その後、そのおもちゃを噛ませると犬のストレス発散になります。

そして、噛んで良い物とそうでないものを区別することを教えるためにも、これはとても役に立ちます。

子犬が噛むときの気持ちを理解してあげよう

このように、子犬が噛んでくる理由は様々です。

飼い主の愛情不足だったりすると噛んでくることがあります。

これらのように噛むときの心理を理解していれば、対処方法も浮かんでくるのではないでしょうか。

自分なりに子犬と遊びながら、しっかりとしつけをして、噛まないように成長させましょう。