コモンドールってどんな犬?モップ犬と呼ばれる犬の性格・寿命・値段・エサを知ろう

最終更新日:2017年1月29日

「モップ犬」という愛称で呼ばれるコモンドールのルーツや性格についてご紹介します。

これから飼ってみようと思っている方も是非参考にしてみてください。

コモンドールのルーツ

詳しい生い立ちは不明ですが、原産国はハンガリーで1544年にコモンドールと名づけられ、それ以前にも存在は確認されていました。

古くから存在しているコモンドールですが、昔は牧場の羊を狼や泥棒から守る護畜犬として長い間使われていました。

近年では、その独特な見た目からショードッグで頻繁に見かけるようになりました。

現在、護畜犬として使用している国は、原産国のハンガリーとアメリカ合衆国だけと言われています。

ペットとしての人気は安定してますが、手入れが非常に大変なため、飼育されているものは珍しいです。

コモンドールの外見

なんといっても特徴的なのはモップのような外見。

護畜犬として使用されていたコモンドールは、その紐のような毛のおかげで狼の牙から身を守ることができたと言われています。

紐のような毛が体中から垂れ下がっているかのように見えますが、実は最初から紐状になっているわけではないのです。

子犬の頃は短い縮れ毛ですが、成犬になるにつれて体毛も長くなり、1本1本が絡み合って結果として紐のように見えています。

また、その特徴的な毛に目が行きがちですが、毛の下は筋骨隆々でがっしりとした体格をしています。

体高は65cm~80cm、体重は40kg~60㎏の大型犬で、その大きな体を支えている足は短くて太いです。

耳は垂れ耳で、尻尾も垂れ尾ですが、飾り毛が覆っているため非常に見分けにくくなっています。

コモンドールの性格

普段は物静かでおとなしく温厚なコモンドール。

しかし、警戒心が強く見知らぬ人には撫でられることを嫌い、相手の出方によって時には攻撃的になることもあります。

もともとが家畜を守る番犬として繁殖されたので、独立心が強く頑固な面もあります。

ですが子どもや他の小動物には防衛本能が働き、守ろうとする傾向が見られます。

神経質な犬種で、他の一般的な犬種に比べると少し従順さや忠誠心に欠けるところがあります。

それでも、きちんとリーダーシップをとれる飼い主であれば、非常に頼りになる番犬になってくれます。

コモンドールの飼育方法

コモンドールは他の犬種に比べ非常に飼育が大変です。

飼育方法を個別にご紹介します。

「毛の手入れ方法」

やはり特徴的な体毛の手入れが重要となります。

紐状の毛は埃や汚れがつきやすいのですが、頻繁にシャンプーやブラッシングをしてしまうとほつれてしまいます。

そのため、ブラッシングは難しく、人の手で汚れた部分を切ったり抜いたりして整える必要があります。

シャンプーをする際は、月に一回数人がかりで行います。

紐状の毛がほどけないように1本1本を丁寧に洗い、乾かす時も1本1本タオルで拭きましょう。

非常に手入れが大変なため、飼育されているものでは短くカットされているものも多くなります。

「エサ」

大型犬ですのでエサは非常に良く食べます。

エサを選ぶ際は消化吸収が良いもの・骨や間接に良い成分を含んだものをオススメします。

ただし、子犬の頃にカルシウムを過剰に与えてしまうと股関節形成不全になりやすくなるため注意が必要です。

エサは大体600gを1日2回、朝と晩で与えると良いでしょう。

足腰に負担をかけず元気に過ごせるよう、体重管理は飼い主がきちんと行う必要があります。

「散歩・運動量」

大型犬のため運動量は多く、なるべく広い敷地で飼育されるほうが良いでしょう。

散歩は1日2回、30分~1時間ぐらいを目安にしてください。

ただ、体重が重く関節に負担がかかりやすいため、飼い主が注意する必要があります。

また水泳は体毛の特性上避けたほうが無難です。

「病気・寿命」

コモンドールの平均寿命は10歳~12歳です。

やはり特徴的な毛が重要で、長い毛が目に入って眼疾患を引き起こしたり、日本は高温多湿であることから皮膚病や皮膚炎などにもかかりやすい傾向があります。

また、大型犬の特徴として、どうしても関節に負担がかかってしまうため、股関節形成不全にも気をつける必要があります。

コモンドールの購入・価格

現在日本では繁殖しているブリーダーはほとんどいません。

というのも、日本の環境に適した犬種ではないためです。

熱がこもりやすい毛質のため、病気にもかかりやすく飼育が非常に難しくなっています。

もし飼育を考えられているのであれば、海外からの輸入が主な購入方法となります。

そのため価格は決まっていません。

残念ながらペットショップでの取り扱いはないのが現状です。

海外のブリーダーと直接やり取りしますが、子犬の健康状態などは写真や動画などで判断することになり、直接見ることができません。

なので、事前にブリーダーや近くの獣医に相談することをオススメします。

コモンドールの特徴を知ろう

コモンドールについてご紹介しましたがいかがでしょうか。

なかなか飼育が難しい犬種ではありますが、飼育環境を事前に準備し、きちんとしつけを行えば非常に頼りになる家族になるでしょう。

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