日本で珍しい小型犬の犬種5種。日本でほとんど飼われていない小型犬たち

最終更新日:2018年10月15日

小型犬は飼育がし易く、庭のないマンション住まいの方でも飼育できるため、初心者にもオススメできる犬です。

特に柴犬やポメラニアンなどは根強い人気を誇る犬種ですが、どうせ飼うのであれば皆とは違う犬種を飼いたいと思う人も多いと思います。

そんな方のために、まだ日本では珍しい小型犬をご紹介します。

ノルウェイジアン・パフィン・ドッグ

ノルウェイジアン・パフィン・ドッグはその名の通り、ノルウェーの北極海諸島出身の猟犬です。

犬としては非常に古い歴史を持っており、一説では「氷河期から今日まで生き残った」とも言われるくらい古くから存在していました。

日本だけではなく世界的にも非常に稀な犬種です。

またこの犬種は「足の指が6本ある」と言う、他の犬には見られない珍しい身体的特徴を持っている事でも知られます。

他にも「耳を自力で折り畳める」「前足を左右90度に開ける」「首の骨が二重関節になっている」等。

本当に犬なのかと疑いたくなるような変わった特徴があります。

かつては余りにも他の犬種とは異なるその特徴故に、イエイヌとは別の種類の動物として扱おう、という提案まであった程です。

しかしその変わった特徴に反して、非常に飼い易い事から、最近では徐々に人気が出ていると言います。

スウェーディッシュ・バルハウンド

スウェーディッシュ・バルハウンドは日本でかなり珍しく、あまり見かける事はないため、入手が難しい犬種です。

元はスウェーデン原産の牧羊犬で、その来歴にはヴァイキングが関わっている事から「海賊の犬」とも言われています。

どういった経路でヴァイキングが関わったのかは定かではありません。

一説では、ヴァイキングがウェールズ地方を侵略した際に、持ち帰った犬を改良して生まれたのがスウェーディッシュ・バルハウンドだと言われています。

短い手足や尻尾など、全体的にコーギーと似た特徴をしていますが、コーギーと比べると野性味が強く、特に毛色などはオオカミを彷彿とさせる色合いをしています。

勇敢で忠誠心が高く判断力に優れ、飼育やしつけも容易である事から家庭での飼育も難しくありません。

ただ、警戒心が強くよそ者を受け入れない面がありますので、社交性を身に付けるよう育てる必要があります。

ノーリッチ・テリア

ノーリッチ・テリアはイギリス原産のテリアの一種で、作業犬と呼ばれる犬の中では最も小さい犬種の1つです。

元はネズミを駆除するための犬であったため、非常に活発で行動力があり、小さな動物やおもちゃ等をすぐに追い掛け回す傾向があります。

小型犬にも関わらず筋肉質でがっしりとした身体つきをしており、毛並みも針金のように固く、他のテリアに比べると武骨な印象を受ける事があります。

しかしこの犬種は非常に勇敢で力強く、また粘り強くて自分よりも大きなものにも怯まない度胸を持っていますので、番犬として有能な働きが期待できます。

日本ではまだまだ珍しい犬種なのでペットショップなどでは見かけませんが、専門的に飼育・繁殖しているブリーダーは存在します。

飼育を考えている方はそちらを訪ねるのが良いでしょう。

ラサ・アプソ

チベット原産のラサ・アプソは、800年以上の歴史を有する古い犬種です。

元々はチベットの寺院等で飼育・繁殖されていた生粋の室内犬で、現在では愛玩犬に分類されます。

チベットでは古くから中国の皇帝や皇族にこの犬種を進呈する習慣があり、ラサ・アプソはペキニーズと並び中国の宮廷で長い間飼われてきました。

その習慣は清朝最後の皇帝である溥儀の時代まで続き、ペキニーズとラサ・アプソが交配した結果生まれたのがシーズーだと言われています。

古くから僧侶や貴族、皇族たちに愛されてきたラサ・アプソは、まさに「高貴な犬」「俗世離れした犬」と呼ぶに相応しい神々しさと浮世離れした雰囲気を持つ神秘の犬です。

しかし日本での飼育数はかなり少なく、JKCでも登録数が100件にも満たないため、ドックショーでもほとんどお目に掛かる事はありません。

入手はかなり難しいと考えてよいでしょう。

チャイニーズ・クレステッド・ドッグ

チャイニーズ・クレステッド・ドッグは中国を原産とするヘアレス犬種で、現在世界で最も人気が高いヘアレス犬と呼び声の高い人気種です。

容姿が伝説上の生き物である「麒麟」に似ている事から「麒麟犬」という別名もあり、中国の貴族や皇族などの身分の高い人々の愛玩犬として飼育されてきました。

しかし第二次世界大戦中に中国政府の命令で淘汰された事によって中国産のチャイニーズ・クレステッド・ドッグは絶滅してしまったのです。

ですがその珍しい容姿から国外にも愛好家がいたため、完全なる絶滅を回避し、現在では個体数を増やしていると言います。

「世界で最も人気のヘアレス犬種」の名に違わず、世界中でドックショーやペットとして愛好されています。

日本ではあまり見かける事は少なく、個体数もそう多くはないと言います。

珍しい小型犬の種類を知ろう

どうせ飼うのであれば珍しい犬種を飼いたい、と思うのは別におかしい事ではありません。

しかし日本ではよく「ブームが去って捨てられた犬」が保健所に沢山収容されて社会問題に発展した例も多くあります。

今回ご紹介した犬種はどれも珍しく飼育も難しくない犬種を選びましたが、珍しい犬種の中には飼育が大変なことも多くあります。

珍しい犬種を飼うのであれば、きちんとした知識と最後まで面倒を見る覚悟をもって飼育に臨むようにしましょう。

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