犬が痩せてきた時の原因とは。獣医へ相談することがオススメ

最終更新日:2018年10月15日

犬の食欲が落ちたり、痩せてきたりしたらすごく心配になりますよね。

最近では、肥満気味の犬が多いことが問題とされることが多くあります。

ですが、痩せてきたということを、あまり軽く見過ごすこともできません。

犬が痩せてしまうときにどういった原因が考えられるのか、簡単にまとめてみました。

食事や消化が原因で痩せている

食欲がなくなってきたり、食べる量が少なくなれば、必然的に体重は減ってしまいます。

しかし、一般的に高齢な犬でもない限り、ダイエットやエサの量を標準より減らすことは不要です。

こうした食欲の変調は、体調の異変のサインかもしれません。

例えば胃や腸などの消化器官の不調で、食欲が落ちている可能性もあります。

炎症を起こしていたりして、じゅうぶんに機能していないことも考えられます。

食欲の低下以外にも、下痢や嘔吐などがないかを確認してみるのも大切です。

また、排泄物にいつもと変わったことがないかも観察しておくべきポイントの一つです。

消化不良を起こすことは珍しくないので、慌てずに対処することが重要です。

心臓病

痩せてきたという症状以外にも、どのような症状があるかを見ることはとても大切です。

通常、犬が、極端に痩せたりすることはありません。

しかし、痩せてしまうときに考えられる原因は、いくつもあるというのが厄介なところです。

元気がなくなってきたり、散歩を嫌がったりするようなことはないでしょうか。

また、犬の年齢はどのくらいになりますか。

高齢になった犬は、心臓病を抱えやすくなります。

心臓病などの循環器系の疾患は、全身に栄養が行き渡らず、衰弱したり痩せたりするのが大きな特徴です。

こうした症状があるときには、要注意の病気として、まず真っ先に疑われるのが心臓病です。

ガンなどの腫瘍

いつも通り食欲があっても、元気な犬がやつれてしまうようなことが起こったりもします。

その様子を見れば、明らかに異常ではないかと思うはずです。

心臓病や胃腸の不調でもないときには、ガンが疑われることが多くあります。

しかし、体内のガンはなかなか発見することが難しいのも事実です。

人間のようにガン検診があるわけでもなく、判断が難しいケースもあります。

しかし、せっかく摂取した栄養分がガンによって奪われてしまうということが起きているかもしれません。

それにより、みるみる痩せていってしまうということが実際に起きたりします。

人間と同じように、ガンは早期発見、早期治療がとても大切になってくるのです。

寄生虫

本来、栄養として吸収されるべきものが、別のものに奪われてしまう…。

先に紹介したガンがその代表例ですが、もう一つ、犬には心配すべきことがあります。

それが、寄生虫によって栄養が奪われるということです。

最近ではペット医療の進歩や、そうした病気の予防、環境整備も進んできました。

寄生虫自体による健康被害は、かなり少なくなってきてはいます。

それでも、完全に犬から寄生虫をなくすことは不可能だと言われています。

栄養を取られてしまい衰弱したり、または寄生虫が悪さをして死に至ることは昔から繰り返されているのです。

しかし、きちんと検査して発見できれば、おおよその寄生虫は駆除することができます。

ストレスの影響

特定の病気ではありませんが、犬はストレスによって痩せてしまうことがあります。

これは、人間が疲れたりストレスで、げっそりとするということに近いかもしれません。

犬はストレスによって、胃や腸の不調を起こすことが多くあります。

先述した胃腸炎や、消化不良などを起こしたりすることも珍しくありません。

ストレスが必ずしもこのような症状で現れるかと言われると、そうとは断言できません。

しかし、下痢をしたり、嘔吐を伴うこともあるので、しっかりと様子を観察しましょう。

さしあたって特定の原因がない場合には、ストレスによる影響の可能性があります。

ストレスの原因となるものを取り除くためには、しっかりと犬と獣医さんとのコミュニケーションが欠かせません。

冬場の気候

ここまでは、心配すべき病気や原因について紹介してきました。

しかし、病気以外にも、犬が痩せてしまう原因というのはいくつかあります。

そのうちの一つが、冬場の寒さによるものです。

これはすべての犬に共通するというものではなく、特に屋外で犬を飼っている場合に多い症状です。

寒いところで犬が体温を維持するために、多くのエネルギーを使うようになります。

そのため、たくさんのカロリーを消費することで、痩せてしまうということが起きます。

こうした場合には、冬はエサの量を増やしたり、栄養バランスと調整する必要が出てきます。

逆に、夏場は太りやすく季節でもあるので、季節ごとの微調整が必要となります。

老化

もう一つ、病気以外に痩せてしまうということがあります。

それが犬の老化や高齢化です。

一般的には10歳を超えた犬は、立派なおじいちゃんおばあちゃん犬です。

食欲だけでなく、体の代謝、栄養を吸収する消化器官の機能も衰えくるようになります。

それまで通りの食事では、しっかりと栄養を吸収できなくなくなったり、吸収した栄養が行き渡らなくなることがあります。

決して病気ではありませんが、見ている飼い主としては心配になるものです。

頭ではわかってはいても、だんだんやつれている様子を見るのは辛いと思います。

食事や運動など、犬にしてあげることのできる介護というのも多くあります。

老化とうまく付き合いながら、長く健康でいられるように手を貸してあげるようにしましょう。

犬が痩せてきた理由を考えよう

犬が痩せてくるというのは、基本的にあまり良くないことです。

まるまると太って肥満になることも、いろいろな病気の原因になるので喜ばしいものではありません。

しかし、反対に痩せてきてしまう場合には、すぐに対処が必要なケースがあることは覚えておきましょう。

様々な原因が考えられる中で、早く原因を特定し、対処するには、他の症状や普段の様子の観察が大切な手がかりになります。

動物病院では、そうしたことを率直に相談するようにしてください。

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