ダンゴウオ

ダンゴウオの基本情報。外見・生態・寿命・価格

最終更新日:2016年11月9日

ダンゴウオという魚を知っていますか。

もしかしたら水族館などで見ていたりすることがあるかもしれませんね。

小さなぷっくりとした体で、じっとしていることの多い魚ですが、最近は観賞魚としてダンゴウオに注目が集まっています。

今回は、そんなダンゴウオの特徴や魅力についてご紹介します。

1.ダンゴウオとは

ダンゴウオは北半球の冷たい海に住む魚です。

ダンゴウオ科の魚には約30種類くらいの存在が知られています。

日本の近海でも10種類くらいのダンゴウオが生息しています。

ダンゴウオは普通の魚とちょっと違う生活スタイルや外見を持っています。

そのため、飼育して楽しむ人も増えているのです。


2.ダンゴウオの体の特徴

ほとんどのダンゴウオの体長はだいたい10cmくらいです。

また観賞用として飼育されるものは2〜3cmくらいのものが多く、コンパクトな体をしています。

丸みのある体をしていて、ほとんどが頭にも見えるような球状に近いような魚もいます。

体にはたくさんの突起がついていて、ぼこぼことしているように見えます。

この体表の突起はダンゴウオの種類によって異なるので、とても大切な特徴になっています。

お腹の部分には吸盤の役割をする腹エラがあって、海底の石や岩にくっついて生活をしています。

丸く膨らんだような体にちょこんとついた小さな目もとても可愛らしいポイントです。

体の色や突起の形状は、種類によってかなりバリエーションに富んでいる。

そのため、飼育したり、海に潜るダイバーにも人気のある魚です。

3.ダンゴウオはエサは何を食べるの?

可愛らしい見た目をしていますが、ダンゴウオは基本的には肉食性です。

野生のダンゴウオは、動物性のプランクトンや小さな甲殻類を食べています。

普段はあまり動かず静かな魚ですが、意外にバリバリと食べるワイルドな性格です。

飼うときには、肉食性の魚のエサやブラインシュリンプなどを与えてあげます。

生きエサはちょっと高くつきますが、いちばん食いつきのよいエサです。

最近では、ダンゴウオ用のエサなども販売されているので、そうしたものを使うのも良いでしょう。


4.ダンゴウオを飼うときに気を付けること

ほとんどの時間を底にくっついて過ごしているので、小さな水槽でも飼育ができます。

観賞用として飼育するときに気を付けるポイントは2つほどあります。

一つ目は海水魚なので、水替えには少し手間がかかります。

海水の素などは比較的に簡単に手に入るため、そうしたものを利用すると良いでしょう。

ダンゴウオの生息域は広く、それほど水質に敏感になる必要はありません。

もう一つ、水質よりも気を付けたいのが、水槽の温度です。

冒頭で紹介したように、ダンゴウオは主に冷たい海の中に生息しています。

そのため、熱帯魚とは異なり、水温を低い状態で維持する必要があります。

一言で水を冷やすといっても、特に夏場などはけっこう大変なことだったりします。

5.ダンゴウオの水温管理のコツ

ダンゴウオを飼うときには、水温を低くキープするために冷却装置が欠かせません。

夏場は特に気を使うのですが、水温は常に15〜20℃くらいにしておきます。

冷却装置があればそれほど難しいことではありませんが、ここが気を付けたいところです。

水温の維持以外にも、夏場は水槽が結露してしまうので、結露対策も必要になってきます。

冷水魚を飼うときには、水槽の外側を発泡スチロールなどで囲ったりするのが一般的です。

そうすることで保冷性を高めたり、結露した水滴が垂れないようにすることができます。


6.ダンゴウオの寿命

水温の管理さえしっかりとできれば、それほど飼育が難しい魚ではありません。

かかりやすい病気などもなく、多少の水質の変化には耐えられる魚です。

一般的なダンゴウオの寿命は1〜2年程度です。

生態についてはまだよくわかっていないこともあるのですが、繁殖後に死んでしまうと言われています。

そのため、長く飼育するためには、オスメスを水槽の中にいれて繁殖を目指すのが良いでしょう。

ダンゴウオの稚魚はオタマジャクシのような形をして、成魚とは違った可愛らしさがあります。

また、一ヶ月ほどで消えてしまいますが、稚魚の間だけ白いスジ模様が入っています。

これが天使の輪のように見えるのですが、この姿を見られるのもダンゴウオを飼育する醍醐味の一つだったりします。

7.ダンゴウオの値段

ダンゴウオは一匹3,000円くらいの値段で販売されています。

ちょっと高いなと感じてしまうかもしれませんが、日本の近海にも生息しているので野生種を採取することもできます。

販売されているカラフルなダンゴウオも可愛いのですが、自分で採った魚にも愛着が湧くでしょう。

ゴツゴツとした感じや、派手すぎない飾り気のなさというのも魅力の一つかもしれません。

ダンゴウオの特徴を知ろう

ダンゴウオにはいろいろな種類があり、海底で目立たないように地味な色をしているものもいます。

しかし、鮮やかな黄色や赤色、緑のダンゴウオなどもいて、とても可愛らしい魚です。

正面からみるとまん丸に近くて、なんだか魚と言うよりも小動物みたいな感じもします。

たくさんのダンゴウオが水槽の底にピタッと並んでくっついている姿は、なかなか面白くてクスクスときてしまいます。

ぜひそんな見ごたえのあるダンゴウオの魅力に触れてみてください。

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