エサと子犬

子犬がエサを食べない時の原因とは

最終更新日:2016年11月9日

犬と言えば、エサをあげると喜んでガツガツと食べているイメージがありませんか?

エサをあげる前から、トレーを持ったり、エサをしまっている前で立ち止まるだけで「早く早く」と猛アピールしてきたりします。

しかし、ときどき成長盛りの子犬がエサを食べなくなったりすることがあります。

そういうときに考えられる原因はどういったものがあるのでしょうか。

1.新しい環境に緊張している

もしブリーダーやペットショップから引き取ってきたばかりの子犬であれば、最初はエサを食べないことも少なくありません。

お腹が空いていても、新しい家や初めて会う人に緊張しているのかもしれません。

私たちだって、とても緊張するようなときには「物が喉を通らない」といった状況になりますよね。

同じように、まだまだ社会性の身に付いていない子犬にとっては、環境の変化が大きなストレスになったりします。

犬には、ところ狭しとはしゃいだりする天真爛漫なイメージもあると思います。

すべての犬に共通するわけではありませんが、犬は私たちが思っている以上に敏感な動物です。

ましてや、子犬が家にやってきたら、いろいろな人に見られたり触られたりで気が休まりません。

しっかりとリラックスできる時間やスペースを作ってあげて、少しずつ慣れてもらうように心がけましょう。


2.誤飲してしまっている

昨日まで元気だった犬が、急に食欲をなくしたりするのはすごく心配になります。

ましてやダルそうにしていたり、遊びたがらなくなったりすれば尚更ですよね。

「一体どうして…?」と、突然のことに私たちだって慌ててしまいます。

それほど頻繁ではありませんが、こういうときには何かを誤飲している可能性があります。

犬は私たちの目の届かないところで、何をしているかわかりません。

外に出ていなくても、家の中で床に落ちていたものを誤って口に入れてしまっているかもしれません。

口の中を見て取り除くことができればよいのですが、そうでなければ動物病院へ連れて行きましょう。

下手に口の中に手を入れたりすると、噛まれてケガをすることがあって危険です。

3.病気にかかっている

飼い主としてはこうであって欲しくないと思いますが、何かしらの病気で食欲が落ちている可能性もないとは言い切れません。

エサを食べない以外にも、嘔吐や下痢などの症状があれば、早めに動物病院へ行きましょう。

こうした症状があるときには、一分一秒を争うような状態であることもあります。

「ちょっと様子を見てから…」と思わずに、すぐに相談するようにしましょう。

子犬のときには、大人の犬ほど免疫力がないためさまざまなトラブルが起きやすい時期ではあります。

しかし、それ以外に、先天的な病気や重大な疾患を抱えていることもあります。

一部の犬種では、遺伝的に内臓や消化器官に障害がでる頻度の高い犬もいます。

生まれた直後は元気でも、成長するにしたがって症状がでることもあるので、くれぐれも注意しましょう。


4.歯の生え変わり

病気ではありませんが、成長することによってエサを食べなくなってしまうこともあります。

それが、歯の生え変わるタイミングです。

だいたいの月齢では4〜6ヶ月頃になると、犬は歯が生え変わるようになります。

このときに、歯がムズムズしてしまうのか、あまりエサを食べようとしなくなることがあったりします。

こうした時期には甘噛みや噛み癖がでたりすることも多かったりします。

もしグラグラしている歯があったりすれば、そういうタイミングなのかもしれません。

一時的なものなので心配はいりませんが、飼い主としては不安になりますよね。

いつもあげているドライフードを少しふやかしたりすると食べてくれることもあるので試してみてください。

5.成長が緩やかになっている

本当に小さな頃の子犬は、食欲旺盛でどんどんエサやおやつを食べたりします。

日に日にエサの量が多くなったり、体もどんどん大きくなってくるのは嬉しいことですよね。

しかし、だいたい生後6ヶ月〜1年くらいで成長のピークは過ぎてしまいます。

この時期になるとエサの量も落ち着いてきて、それほど食べなくなったりします。

これは「もう成長期は過ぎたから、そんなにたくさん食べなくても大丈夫だよ」というサインだったりします。

普段から元気良く食事する犬を見ていると、「食欲がないのでは?」と心配になるかもしれません。

しかし、犬も自分に必要な分だけエサを食べているのです。

エサの量を少し減らしたりして、量を調節してあげるようにしてください。


6.反抗期や贅沢

生まれてから1年が経つか経たないかというときに、犬の反抗期がやってくることがあります。

教えたはずのトイレや「待て」ができなくなったり、噛み癖や吠え癖が復活したりします。

犬によって特徴の違いはありますが、こういうときには決まった時間に食事を取らなくなったりすることがあります。

犬の気持ちがわかればよいものの、反抗期は多くの飼い主を悩ませる時期です。

このときには、絶対に犬を甘やかさないようにしましょう。

しばらくエサを出しても食べないときには、必ず片付けておくようにして、出しっぱなしはやめましょう。

主従関係をはっきりさせることと、決まった時間にしかエサは食べられないことをしっかりと覚えさせるようにしてください。

また、普段あげないようなエサやおやつで気を誘ったりすると、贅沢を覚えて逆効果なのでやめましょう。

子犬がエサを食べない原因を考えよう

なんとなく普段の仕草や様子から、犬の気持ちをうかがい知ることはできます。

しかし、人と人のように言葉で伝えることはできないので、ときどき不安になるようなことがありますよね。

エサを食べなくなるというのも、そうした心配事の一つではないでしょうか。

子犬から成犬になる間には、成長の途中でいろいろな状況が考えられたりします。

紹介したように、いろいろな原因で食欲が落ちるタイミングがあるというのを知ることも大切です。

しかし、明らかに体調が良くなさそうなときには、なるべく早めに動物病院へ行きましょう。

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