いつでも無邪気で元気な姿を見せてくれる子犬たち。
こっちまで元気をもらえた感じがして、ますます可愛く思えますよね。
でも時には、いきなりテンションMAXになって、はしゃぎだす光景もみられます。
そんな、子犬がハイテンションになってしまう理由をご紹介します。
飼い主の帰宅が嬉しくてハイテンションになる
お留守番をしていて段々と心細くなってしまい、心待ちにしていた飼い主の帰宅によってテンションが上がることがあります。
でも、深夜の帰宅だったりなど迷惑になる時間帯に騒がないよう、気を付けなければいけませんね。
まだ子犬なのであれば、大好きな飼い主と長時間離れて過ごさなければならないとなると、どうしても心細く感じてしまうでしょう。
寂しがりであったり、まだお留守番に慣れていない子犬などは、少しずつお留守番の時間を長くしていって慣れさせるなどの工夫で改善できます。
お気に入りのおもちゃなどもあるといいですね。
もっと遊びたいからハイテンション
やはり、飼い主が大好きで、一緒に遊びたい・構ってほしい気持ちを表現していることもあります。
また、遊んでいるうちにヒートアップしてきてテンションマックス。
になることもありますね。
可愛いので、こちらもつい一緒になって盛り上がってしまうことも。
子犬のうちは興奮しやすいものですが、あまり興奮状態が続くのはよくありません。
家具にぶつかって怪我をしたり、犬種によっては呼吸困難を引き起こす可能性があります。
ヤンチャで興奮しやすい性格の犬なら、子犬のうちにアイコンタクトなどでテンションコントロールを身につけておくようにしましょう。
何か嬉しいことを予感したからハイテンション
飼い主がとった行動を犬は何故か「ご飯がもらえる」と思って、嬉しくなりテンションが上がってしまうことがありますね。
また、「お散歩だ」と思ってテンションが上がるパターンもあります。
肌寒い季節、家の中で上着などを羽織ると急に犬がはしゃぎだしたりしますよね。
このように、飼い主が何気なくとった行動によって犬が勘違いして、何か嬉しいことを予感したからはしゃいでいる場合があります。
ぬか喜びに終わってしまうとちょっぴり可愛そうです。
しかし、お腹が空きすぎていたり、お散歩などの運動が物足りなく感じているとしたら、段々問題行動がエスカレートしていきます。
ご飯の量は足りているか、運動不足が続いていないかなど、最近の様子を振り返ってチェックしてみましょう。
何か興味のわくものを見つけたからハイテンション
犬は動くものを追いかける習性があります。
人間にはなんともないようなものでも、子犬なら様々なものに興味を持って追いかけたり近づこうとします。
ブラッシングした後の毛玉が転がっていったり、掃除中にフローリングワイパーを追いかけ始めたりと、何でも「遊び」に変えてしまいます。
タオルなど、滑りやすいものを踏んで転んだりしないよう、気をつけましょう。
また、家の中に入ってきた虫などを、人間が気付かないうちに匂いなどで発見していることもあります。
虫の中には毒のある種類や噛み付いたりする危険な虫もいますから、じゃれているうちに怪我をしたり毒をくらったりすることのないようにしましょう。
適切な主従関係を築きましょう
喜んではしゃぐ子犬の姿はとても可愛いですが、気を付けなければいけないこともあります。
テンションが上がりすぎて制御不能になり、トラブルを招いたり思わぬ事故に繋がることのないよう、しっかりと主従関係を築いて信頼してもらうことが大切です。
子犬のうちから練習して覚えさせていきましょう。
名前を呼んで目を合わせる「アイコンタクト」がしっかりできるようになると、犬のテンションが上がってきても飼い主に注意を向けて落ち着かせられるようになります。
こうすることでむやみに叱ることも少なくなり、お互いにとってストレスを減らすことにもなります。
犬が嬉しい気持ちを表現してくれているなら尚更、叱らずに落ち着かせてあげたいですよね。
ストレスや寂しさを解消する
犬が問題行動をとってしまう原因の多くは「ストレス」です。
彼らはストレスがたまっていることを感じていても言葉で表現できませんから、行動に現れるのですね。
先述の主従関係が適切でなかったりすると、犬は不安を感じたり飼い主を見下したりします。
でも、人間の飼い主がいなければ生きていくことは難しいですから、思うようにいかないのでストレスが蓄積します。
興奮していくうちに噛み付いたりすると、とても危険です。
主従関係をはっきりさせ、犬を安心させてあげたら、お散歩に連れて行ったり楽しく遊んであげるなどして、ストレスを解消してあげましょう。
お留守番が多かったり、ケージで過ごさせることが多い場合も、広く安全な場所で十分構ってあげることで犬が満足してくれます。
子犬がハイテンションすぎる時の理由を知ろう
子犬のうちはお留守番などで寂しいと感じていたりお腹が空いていたりして、飼い主の帰宅に大喜びしたり、ちょっとした飼い主の行動に対してはしゃいでしまいます。
何にでも興味を持ち、遊んでいるうちにヒートアップすることもあります。
適切な主従関係を築いておくことで犬を落ち着かせることができるので、アイコンタクトなど、叱らずに落ち着かせられる方法を子犬のうちから錬習していきましょう。
また、日ごろから犬にストレスをためさせないよう、工夫して過ごすことで問題行動も起きなくなります。