子犬の夜鳴きをやめさせる方法4つ

犬をを家に迎えた時に、まず問題になってくるのが「子犬の夜鳴き」でしょう。

子犬が夜鳴きをする理由というのは様々あり、それによって対処も変わってきます。

夜鳴きは飼い主の睡眠妨害にもなりますし、犬の体力を削ってしまう原因にもなってしまうので、すぐにしつけをしてやめさせたいところです。

そこで、子犬の夜鳴きをやめさせる方法をご紹介します。

空腹の場合は食事の時間を調整してあげる

子犬にエサを与えるときに時間を早めにあげてしまうと、お腹が減って夜鳴きをしてしまう可能性があります。

そういった場合の対処法は、お腹がすかない様に、夜ごはんの時間を少しずらしてあげましょう。

そうすれば空腹になる前に眠りにつけるので、夜鳴きも収まります。

間違っても、決まった分以上のエサを与えたり、夜鳴きするたびにおやつを与えたりしないようにしましょう。

夜鳴きのたびにおやつなどを与えてしまうと、子犬は「夜に泣けばおいしいものをもらえる」と学習してしまい、最悪の場合一生その癖が治らなくなってしまいます。

空腹で夜鳴きをしてしまった日は心苦しいですが無視をして、翌日から時間をすこしずらして与えたり、夕食を二回に分けて食べさせると腹持ちが良くなるのでオススメです。

寂しさが原因の場合はおもちゃをおいてあげる

夜になって飼い主や家族が別の部屋に行って自分一人が取り残されてしまうと、子犬は寂しくなって夜鳴きをしてしまうということが考えられます。

こういった場合はかわいそうになって側にいてあげたくなりますが、そうしてしまうと、留守の間ずっと泣き続けたり我慢が聞かなくなってしまったりして、よりしつけが大変になってしまうでしょう。

この場合、子犬が夜の間目が覚めてしまったときに一人で遊べるおもちゃをケージの中に入れてみましょう、

他に寂しさを紛らわす・飼い主が側にいることをわかってもらうために、飼い主の匂いがついたものを側においてあげるなどの対処法が効果的です。

そのため、子犬が夜鳴きをしてしまうようであれば、ケージのなかにおもちゃや飼い主のに匂いをつけたものを入れてあげましょう。

子犬でも半年~は歯がかゆくなったりして固いものをかみたがるので、子犬ようの骨系のおやつをひとつケージの中に入れておくと気がまぎれるので、夜鳴きをしなくなるケースがあるので試してみましょう。

安心できる寝床を作ってあげる

子犬が夜鳴きしてしまう理由としてあげられるのが「眠る場所が安心できない」ということです。

普段は飼い主が目の前にいるので安心できますが、ケージの中などから飼い主が見えないと落ち着かなかったり安心できなかったりして、夜鳴きをしてしまうのです。

特にケージなどの外が見えるものだと、色々な音や光などによって刺激されて警戒し、不安を感じてしまうのです。

犬は元々穴を掘ってその中で眠る習性があり、特に子犬は母犬や兄弟と寄り添って眠るので、温もりや安心感を求めるのかもしれません。

そうなると、ケージで広い部屋が見渡せるような環境だと恐怖を感じてしまうもの仕方がないことかもしれませんね。

ですので、ケージに布をかけてあげて狭い環境を作ってあげたり、ケージを壁際に寄せたりするなどして子犬が警戒をしなくてもいい場所を作ってあげましょう。

さらに、できればケージの中に犬用のベッドなどを入れてあげると、温もりのなかで暖かく眠れるので子犬も安心します。

また、窓やベランダなどが近いと、外の車の音や他の動物の鳴き声などが聞こえて警戒してしまうので、なるだけ窓からは遠くにしましょう。

甘えている場合は無視をする

飼い主さんが大好きな子犬は「甘え鳴き」をします。

悲しそうな親を呼ぶような声を出すと、「何かあったのかしら」と飼い主さんは気になって子犬の様子を見に行ってしまうでしょう。

子犬は何もなくてもそうやって飼い主を呼んで甘えたがります。

このように甘えて夜鳴きをしている場合の対処法は「無視をする」です。

無視をするのは心苦しいですが、子犬が夜鳴きをするたびに子犬に構ってしまうと、「鳴く」→飼い主が来ると学習してしまい、成犬になっても夜鳴きをするようになってしまいます。

「夜は眠る時間」と子犬にしつけをしなければいけないので、泣き止むまで無視をしましょう。

甘え泣きかどうか分からない場合もありますよね。

もし、飼い主が来ると夜鳴きをやめて遊びを催促したり、元気になったりしたら、それは「甘え鳴き」の可能性が高いでしょう。

その場合、空腹や病気は疑われないので、かわいそうですが「無視」をして寝てしまいます。

泣いても飼い主さんが来ないことが分かれば、諦めて一人で遊ぶなり寝るなりして、慣れてくれるはずです。

子犬の夜鳴きの原因を見つけて対処しよう

子犬の夜鳴きには様々な原因があります。

甘え鳴きの場合は心苦しいですが無視が一番です。

一緒に眠るというのも、飼い主さんが留守をしたときに犬にストレスがかかってしまうので、できるだけ犬は犬だけの寝る場所を用意しましょう。