長毛な猫の種類

最終更新日:2016年5月24日

フサフサの被毛を持つ長毛の猫は、優雅さと気品のある外見で見る人を惹きつけます。

短毛の猫に比べお手入れの手間はかかりますが、その大変さをもってしても溢れる魅力を持つ猫たちです。

そんな美しい被毛を持つ長毛種の猫をご紹介します。

1.ペルシャ

長毛の猫と聞いて真っ先に思い浮かべるのがペルシャではないでしょうか。

アフガニスタンを原産地とし、猫の王様と呼ばれキャットショーでも常に高い人気を誇ります。

また温和な性格で、激しく動き回るよりも静かに過ごすことを好みます。

あまり鳴くこともないので、マンションなどの集合住宅でも飼いやすい猫です。

ずんぐりとした四肢の太く短い体形をしており、このような体形の猫をコビータイプと呼びます。

鼻は短く詰まっており、まん丸い大きな目が印象的です。

非常に豊かな被毛を持っているので、猫が自分でする毛づくろいには限界があり、人間がブラッシングをしてあげる必要があります。

鼻が詰まっており、鼻涙管(涙の通り道)が詰まりやすく、涙やけをしてしまいやすいので、こまめに濡らした脱脂綿などで優しく拭いてあげる必要があります。


2.メインクーン

一般的に飼われている種類の猫で、最大の大きさになる品種の猫です。

アメリカ原産で、起源はヨーロッパから来た長毛の猫がアメリカの土着猫と交配していったものという説があります。

アメリカのメイン州とアライグマのラクーンがメインクーンの語源とされています。

がっちりとした体躯で、厚い被毛を持つことで厳しい自然環境に対応してきたと言われていますが、野性味溢れる見た目に反し、性格は温厚で、ジェントルジャイアント(穏やかな巨人)と言われるほどです。

寒さに適した被毛を持っているので暑さには弱く、夏の気温管理には注意が必要です。

また、毛づくろいで飲み込んだ毛玉が胃の中に溜まってしまう毛球症を引き起こしてしまいやすいので、こまめにブラッシングをして無駄毛を取り除く必要があります。

3.バリニーズ

突然変異で生まれたシャム猫の長毛タイプを品種化した猫です。

品種として確立する以前は長毛のシャムはシャムとして失格という扱いを受け、長らく日の目を浴びることはなかったのですが、長毛のシャムの優雅さ美しさに魅力を感じた猫のブリーダーの努力により、品種として認められるようになりました。

シャムと同じ特徴を持ち、ほっそりとスリムな体形と顔、耳、四肢、尾に入ったポイントカラーと青く美しい瞳を持っています。

シャム独特の優雅な動きと揺れ動くロングヘアーがバリの踊り子を連想させるため、バリニーズという名がつけられました。

被毛の長さが違うもののシャムに近い性格と特徴を持っているため、性格は活発でよく鳴き遊び好きです。

長毛猫の部類には入りますが、ペルシャなどに比べればお手入れは比較的楽です。


4.ノルウェージャンフォレストキャット

ノルウェーの自然の中で生きてきたたくましい猫で、「森の妖精」と呼ばれています。

起源はとても古く、北欧神話にもこの猫によく似た猫が登場しています。

厳しい寒さに適応するため厚い被毛と、大きな手足を持っています。

また耳の先にもタフトと呼ばれる飾り毛があります。

メインクーンの起源になったのはこの猫だという説があるように、メインクーンとは外見上も性格上も似ています。

ノルウェージャンフォレストキャットもかなり大型の部類の猫になります。

厳しい自然の中で生きてきたノルウェージャンフォレストキャットは、知的で穏やかで忍耐強い性格をしています。

厚い被毛を持っているので暑さには弱く、夏の気温管理には注意が必要です。

また、毛づくろいで飲み込んだ毛が胃の中で溜まってしまう毛球症を引き起こしてしまいやすいので、こまめなブラッシングで無駄毛を取り除く必要があります。

5.ラグドール

アメリカ原産で、ペルシャやバーマンなどの猫を掛け合わせて作られた比較的新しい歴史の品種の猫です。

性格は温厚で賢く、抱かれてもおとなしくしているためラグドール(ぬいぐるみという意味)という名がつけられました。

透き通った青い目が印象的で、シルキーな手触りの柔らかい被毛を持ちます。

猫の中では大型種に分類されます。

品種改良を重ねて作られた猫のためか、狩猟に対する興味が低く、あまり攻撃的に引っかいたり家具を傷つけたりしないと言われています。

温和な性格のため、子供とも上手に遊び、多頭飼育にも向いていますが、帰巣本能が強いと言われており、引っ越しや他人への譲渡などの環境の変化がストレスになり、神経質になってしまう傾向があります。

大型で温厚な長毛の猫たち

長毛の猫は全体的に暑さに弱く、毛づくろいで飲み込んでしまう毛の量も短毛種に比べて多くなってしまうので、毛球症予防や、もつれ防止のためにこまめにブラッシングが必要になってしまいますが、フサフサのゴージャスな毛を持つ猫たちは、とても気品が溢れ存在感がありますね。

長毛タイプの猫は大型の猫が多く、性格も比較的温厚な猫が多いのが特徴です。

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