ドッグフードを手作りする際に気をつけたいこと

最終更新日:2016年10月20日

最近では、私たち人間だけではなく、ペットの犬に関しても健康志向がぐんぐんと高まっています。

そうした中で、ドッグフードを手作りしてあげたいと思っている人も多くいるのではないでしょうか。

今回は、そんな手作りドッグフードを作る時に気を付けるポイントをご紹介します。

1.ドッグフードに使ってはいけない食材

既に犬を飼っている人だけでなく、一般的にも知られていますが、犬には与えてはいけない食べ物があります。

まず普段口にするものを作ってあげる時には、こうした知識をしっかりと持ちましょう。

まず、犬に食べさせてはいけないものでもっとも有名なものはネギ類でしょう。

ネギを煮た汁なども同じです。

ネギに含まれる成分によって、重大な貧血を起こしてしまうので注意しましょう。

また、ブドウも肝機能に影響を及ぼすので危険な食べ物のひとつです。

また、イカやタコなどを筆頭に、魚介類は消化不良を起こしやすい食べ物です。

胃腸にかかる負担も大きいのでなるべく避けるのが原則です。

蛇足かもしれませんが、人間用のお菓子やチョコレートは絶対に与えないようにしましょう。


2.肉には火を通そう

ドッグフードを作ってあげる時に、野生の食性に近付けてあげようと思うかもしれません。

野生の動物なら生肉を食べているというイメージがあります。

しかし、消化酵素を持っていない犬に生肉を与えると、下痢を起こしてしまいます。

消化酵素ができれば問題ないのですが、負担がかかるというのは覚えておきましょう。

また、生肉には細菌などが潜んでいるかもしれないという衛生面の不安があります。

加熱して食べるように売られているお肉には、生のままでは食中毒の危険があります。

生肉が絶対にダメというわけではありませんが、極力避けた方が良い食べ物だと言えます。

3.塩分や味付けは控えめに

「犬に人間と同じごはんを与えてはいけない」というのは、どこかで聞いたことがある人も多いと思います。

理由はいくつかあるのですが、大きなウェイトを占める理由として、味が濃すぎるということが挙げられます。

人間の食べるご飯は、犬にとっては塩分が多すぎることがほとんどです。

犬は人間と同じように塩分を上手にコントロールすることができないので、そうした調味料は不要です。

豊かな風味とか、濃い味付けは、嗅覚の鋭い犬にとっては逆に邪魔になってしまいます。

犬の好き嫌いというものもあるため、味付けは基本的に不要と思ってください。

手作りのドッグフードはとにかくシンプルに、余分なことはしないというのが基本ルールです。


4.水分は多めに

犬に必要なのは栄養素はまず炭水化物、次に脂質です。

もちろん野菜などからのビタミンも必要ですが、メインではありません。

そうした栄養バランスを意識すると、自然とご飯の上に、お肉や野菜のおかずを加える感じの食事になってきます。

ご飯の代わりに、ジャガイモやサツマイモを与えたり、ご飯に混ぜてあげてもよいでしょう。

イモ類を煮たりご飯をあげる時には、水分を多めにしてあげるように意識しましょう。

犬を始め、多くの動物は食べ物から多くの水分を摂るようにしています。

普段から市販の乾いたドッグフードをあげていると、意外に思ってしまうかもしれません。

せっかく手作りするのであれば、ご飯全体が浸るくらいの水を意識しましょう。

5.野菜はすりつぶしてあげる

犬は基本的には肉食ですが、本来は草なども食べている雑食性です。

しかし、実際には野菜を消化したりするのは苦手です。

野生の犬は、草食動物の内臓などを食べることで、消化された栄養分を摂取しています。

ですので、生の野菜を与えても、栄養としてはじゅうぶんに吸収できません。

犬が効率よく野菜の栄養を吸収するためには、野菜を煮たりすりつぶしてあげる必要があります。

火を通して柔らかく煮てあげたり、ミキサーなどを活用するようにしましょう。

見た目には少しぐちゃぐちゃでぱっとしませんが、犬にとってはこの方が好都合です。

見た目よりも栄養バランスを重視するというのも、手作りをする時には大切になってきます。


6.ドッグフードを手作りする理由

さて、この記事を読んだり、ドッグフードを手作りしたいなと思う理由は何でしょうか。

多くの人の場合、普段のドッグフードの添加物や保存料が気になっているのではないでしょうか。

また年を取った犬の栄養バランスは食欲不振に悩んでいる人もいるのではないかと思います。

ドッグフードを手作りする時に、「せっかくなのだから、毎日違うものを…」と思うかもしれません。

しかし、手作りする場合でも、メニューをコロコロと変えたりするのはよくありません。

犬が味を覚えてグルメになってしまうと、好き嫌いが生まれます。

また、メニューにこだわるあまり、誤って与えてはいけないものを使ってしまう可能性もあります。

犬にとって良質なエサというのは、そういうものではないことを意識しましょう。

ドッグフードを手作りする時の注意点を知ろう

きちんとしたドッグフードを自分で作るのには、犬の体や栄養についてきちんと考える必要があります。

そう考えると、市販のドッグフードは、実はとてもうまくできていたりします。

食事を作る手間も省けるのですが、そうした中でドッグフードを手作りをすることがマイナスになっては意味がありませんよね。

人間が必要とするご飯と、犬が必要とするものは違っているということをしっかりと区別しておきましょう。

考え方のコツさえつかめれば、それほど難しいことではありません。

手作りしたご飯をおいしそうに食べてくれる姿を見るのは、飼い主冥利に尽きます。

改めて犬の体や健康について考える良い機会にしてみてくださいね。

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