とても和やかな笑顔と穏やかな性格が特徴のゴールデンレトリバー。
大型犬の中では飼いやすい犬種のひとつとして知られています。
毛が長いため、その手入れやニオイ対策などはしっかりしなければいけませんが、家の中でも飼える犬種です。
非常に温和でチャカチャカと動き回ったり、無駄吠えをしたりということもありませんので、小さなお子さんや赤ちゃん、お年寄りのいるご家庭でも安心して家族の一員として飼うことができます。
では、ゴールデンレトリバーの具体的な性格についてご紹介します。
人間が好きで誰にでもなつく
ゴールデンレトリバーは人間に対してとてもフレンドリーで友好的で、敵対心を持つことがありません。
相手が予測のできない動きをしがちな子供であっても、けして威嚇したりするようなことはせず、落ち着いてとても穏やかに接してくれます。
初めて会うひとであっても、それが飼い主の知り合いや仲間であったり、飼い主が敵対心を見せない相手であれば誰でもなつきます。
そのため色々な人から可愛がられます。
そしてとても優しいです。
小さな子供が危険な目にさらされそうになると守ったりもします。
とても頭が良い
ゴールデンレトリバーや介助犬や盲導犬として活躍している子もいるほど、とても頭がよいです。
人の指示を良くきいて覚え、それを実践する力があります。
また、一度言われたことは基本的にはすぐ覚えます。
飼い主を喜ばせることが好きなので、飼い主の指示をしっかり聞き、言われたとおりに行動します。
それができたときは飼い主さんはいっぱい褒めてあげましょう。
飼い主さんんにほめられると、ゴールデンレトリバーは更にお利口さんになります。
温和でおちついている
ゴールデンレトリバーはとても性格が穏やかで落ち着いています。
感情の起伏があまりないため、大きな音や振動、雷などがあったときでも、落ち着いて行動することができます。
落ち着いて自分の頭で安全か安全でないかを良く考える力があるので、知らないものや人を見かけたときに無駄吠えすることも少ないです。
この性格のせいか、他の犬とも仲良くすることができます。
散歩中に他の犬にあって吠えられることがあっても穏やかに接することが多く、いつの間にか犬の友達がどんどん増えていきます。
ドッグランなどに行っても犬同士でケンカをするということはまずないでしょう。
飼い主孝行な犬種です。
運動が好き
大型犬の多くがそうなように、ゴールデンレトリバーも運動が大好きです。
ランニングはもちろんのこと、フリスビーやボール遊びが大好きです。
毎日2回散歩に行くくらいがちょうどよい運動量になるでしょう。
運動不足が続くとストレスがたまってしまってイタズラをしてしまうこともあります。
ゴールデンレトリバーは肥満になると病気になりやすい犬種でもあるので、毎日の運動、お散歩は欠かすことができません。
空気がよめる
ゴールデンレトリバーは1、2歳ごろまでは比較的わんぱくでやんちゃなのですが、それを過ぎると一気に大人のおちついた貫禄をみせはじめます。
日常の色々な情景を観察しているので、だんだんと人間の言葉を聞き取れるようになり、人間の生活習慣などもわかるようになります。
そして、人の表情や行動をみて、空気が読めるようになります。
そして誰かが落ち込んでいると寄り添いにいったり、泣いている人がいるとなぐさめるように涙をなめにいったり、ケンカをしている人がいると、その仲裁に入りに行ったりもするようになります。
家族の一員として家族を守るために忠誠心が働いているのでしょうか。
何をするのがベストなのか、空気をよむことができる犬です。
優しいゴールデンレトリバーは優しい心の持ち主です。
自分のことばかりではなく、相手や周りのことも思いやることができる犬種です。
家の中で自分より体の小さい子供や赤ちゃんがいた場合、ものを譲ってあげたり、危険そうな場所やものがあったらそれから守ってあげようとします。
これは人間に対してだけいえるのではなく、子猫などの小動物や、自分よりも小さい犬たちにたいしても同じように接します。
周りのことを思いやることができる、とても優しい犬種です。
実は寂しがり屋
体が大きく、デンと構えているように見えますが、実は寂しがりやです。
人間が大好きで人懐っこい反面、孤独になることが嫌いです。
ですので、長期間のお留守番などにはあまり向いていません。
寂しさでストレスがたまると、イタズラをしてしまうこともあります。
いつも人間の温かみをどこかで感じていられることが、ゴールデンレトリバーにとっては大切なことです。
忠誠心溢れる性格
ゴールデンレトリバーはとても忠誠心あふれる犬種で、犬を飼うのが始めてという人でもとても飼いやすいです。
犬と寄り添っていたい、癒しがほしいという人には最高のパートナーです。