最近は犬を飼う家庭も増えてきて、日本でも様々な犬種を見ることができるようになってきました。
しかし、チワワは吠えやすいからダメ、等言われることも多いように、犬種によって無駄吠えしやすい犬がいます。
そこで無駄吠えしにくく、比較的穏やかな性格の犬種についてご紹介します。
トイプードル
様々なカットが楽しめる犬種、それがプードルです。
プードルはサイズによって上からプードル、ミディアム、ミニチュア、トイの順に分けられています。
日本で特に飼っている人が多いのがトイプードルです。
小さいうえ、オシャレにカットもでき、なおかつおとなしく無駄吠えしにくいといわれています。
抜け毛も少なくてお掃除に手を煩わせることもありませんし、体臭もありません。
家の中で買うには最適の犬種と言えるでしょう。
シーズー
シーズーもプードル同様無駄吠えしにくい犬種と言われています。
同様に抜け毛が少ない、臭いがしない等、多頭飼いに向いています。
しかしシーズーは寒さには毛があるので強いですが暑さには弱いです。
お散歩の時間帯などは考える必要があります。
また、興奮しやすい犬種であり、興奮してしまうと走り回ったり吠えたりしてしまうことがありますが、その場合は構ったりせず、放置したりして興奮が冷めてから相手をしたりすることが必要です。
構ってしまうと「こうすれば気を引ける」と思ってしまい、次からもやってしまうことがあるのです。
ですが、しつけができれば、比較的吠えにくい犬種です。
ヨークシャーテリア
昔から皇帝の后などが愛犬として飼っていたといわれるヨークシャーテリア。
動く宝石ともいわれるキレイな毛をもつ小型犬です。
性格は気が強く活発ではありますが、飼い主と目で会話ができるといわれている大きな目を持っており、きちんと寂しがらせることなく飼うとたくさん甘えてきてくれたり、いたずらをするようなことはありません。
しかし初めて犬を飼う人が寂しがらせたりしてしまい、気を引こうといたずらしがちになってしまったりすることがあるので、犬を飼いなれた人にオススメです。
フレンチブルドック
日本でも買う人が増えてきた、フランスで大人気の犬種です。
なんといってもおとなしく、人間の言うことを読み取ろうという意思がうかがえることが特徴です。
運動もさほど必要ではなく、一日20分も運動をすれば、社会勉強や他の犬との関わりを得るのに十分と言えます。
またフレンチブルドックは吠え声があまり響きません。
ご近所さんに迷惑をかけることなく飼うことができるでしょう。
性格もひょうきんで明るく、なごみ系の犬です。
愛嬌のある仕草や表情にメロメロになってしまうことでしょう。
ポメラニアン
ポメラニアンは長い毛が特徴的な超小型犬です。
初めて犬を飼う人や室内で飼う人にオススメの犬ですが、少し無駄吠えが多いようです。
しかしポメラニアンの無駄吠えはストレスから来ているため、走り回ったり散歩に行くなどストレス発散をしてあげると吠えなくなります。
また、毛量が多く寒さに強い一方で暑さには弱いので、室内できちんと適温に保ってあげることが必要です。
パグ
大きな瞳に愛らしい仕草、興奮してしまうと息が荒くなってしまうのも可愛いと評判のパグ。
パグは攻撃性がほとんどなく、穏やかで争いを好みません。
吠えることもほとんどなく、まれに吠えてしまっても吠え声が低いため、ほとんど反響したり耳が痛くなったりすることはありません。
そのためペット可のマンションで買うにはベストの犬種と言えるでしょう。
首を傾げたり、パグ座り、パグ走りなどパグの独特な表情や動作があり、常に人間に寄り添い周囲の人を明るくしてくれるムードメーカーとしても非常にいい存在になるでしょう。
ゴールデンレトリバー
人懐っこく、番犬には向かないといわれているゴールデンレトリバー。
盲導犬等のイメージがあると思いますが、盲導犬になれるということは躾さえきちんとすれば何をされても動かず、吠えない犬になる気質を持っているということです。
赤ちゃんと一緒にいると守るように接してくれたり、急に危なくなった時に知らせてくれたりすることもあります。
またゴールデンレトリバーは母性本能が強く、自分の子供の用に小さなお子さんなどと接してくれるため、無駄吠えなどもしにくく、触っても怒ったりしにくい性格と言えます。
吠えないようにするためにはしつけも必要
無駄吠えしにくい犬種をまとめてみました。
しかし、いくら無駄吠えしにくい犬種と言っても、躾をきちんとして居なかったり、ストレスをかけてしまったり、寂しがらせたりしてしまうことでストレス、重圧を感じることから吠えてしまうこともあるようです。
きちんと躾をして、最低限吠えないように注意することが必要です。