犬や猫が多くの世帯で飼われるようになりました。

最近ではマンションでもペット可だったり猫付きだったりと動物に関する関心も高まっていますし、保護犬・保護猫であれば無料で譲ってもらえるので犬や猫を家族にする機会が増えたのかもしれません。

でも、ペットを飼い始めると気になるのが「臭い」です。

自分は気が付かなくても部屋がペット臭くなってしまっているかも…。

そこで今回は家がペット臭い時の消臭方法をご紹介します。

トイレの処理をする

ペットの臭いの中でも一番嫌なのが「トイレ」の臭いでしょう。

特に家猫は家の中のトイレで排せつをしますし、猫は水か少ない土地で生まれたという理由から凝縮された尿を排せつするので臭いがきつく、放置してしまうと家に臭いが充満してしまうでしょう。

犬も部屋の中のペットシーツの上でトイレをさせている場合は、処理をしっかりとしないと部屋に臭いが充満してしまいます。

まず、猫のトイレは猫がおしっこをしたら固まって取りやすくなるタイプのトイレにし、一日に二回か三回はトイレを掃除するようにしましょう。

またトイレの際に出るゴミ(排泄物やシーツなど)は地方自治体のルールに従ってゴミ出しを怠らず、さらにビニール袋を二重・三重にして臭いが漏れないようにすれば、トイレの臭いを最小限に抑えることができるでしょう。

部屋にペットの臭いを充満させないために、まずはトイレの臭いを最小限に抑えるところから始めてみましょう。

シャンプーを定期的に

動物は毛が全身に生えている動物です。

猫はグルーミングと言って自分で自分の毛をキレイに掃除をすることができるので、猫の毛は汚れたままでいることはありませんが、犬は自分でグルーミングすることができません。

そのため、犬の毛には汚れや脂が溜まってしまい臭いを放ってしまいます。

特に、外に頻繁に出している犬は汚れやすく毛が長かったりダブルコートだったりすると汚れが蓄積されやすいので注意が必要です。

犬の毛の汚れを落とすためには人間の手でシャンプーをしてあげる必要があります。

家でシャンプーをしてもいいのですが、確実にキレイになり完全に乾かしてもらえるのはペットショップなどでトリミングしてもらうことです。

プロの手でキレイにしてもらえば毛の汚れや脂が適度に取れるので犬独特の臭いを発することはなくなるでしょう。

ただし、犬にとってストレスになることもあるので定期的と言っても一か月・二か月に一回程度にしておきましょう。

ペットの周りの物を洗濯する

ペット臭がしてしまう原因の一つとしてペット自身の他にペットが愛用している毛布やクッション・布製のおもちゃなどに動物のよだれや脂がついてしまって臭いがしてしまうのです。

犬をシャンプーしてもなかなか部屋の臭いが取れないのは犬の寝床から臭いがしているからでしょう。

猫の場合も猫自身はグルーミングで臭いがしなくても猫のおもちゃなどが臭いの原因になってしまっていることもあるのです。

そのため、ペットの寝床にあるクッションや毛布も小まめに洗濯してあげると言いでしょう。

その時に香りのする柔軟剤などを入れてしまうと鼻のいい猫や犬にとっては香りが強すぎるので控えてあげましょう。

さらにおもちゃなども軽くぬるま湯でもみ洗いして日光消毒をするか、ある程度使い終わったら新しいおもちゃを与えるなどして臭いが出るのを予防しましょう。

じゅうたんなどもペットが歩く場合は臭いがついてしまうため定期的にクリーニングをしたり、スプレー消臭をして日光に当てるなどして消臭・除菌をしましょう。

ペット用消臭剤を置く

部屋にペット臭がこもってしまったとき、多くの人が市販の消臭剤を使用する方が多いかと思います。

けれど、人間用の消臭剤は無臭のものだとしてもペットが具合が悪くなってしまったという情報もネットでは多くみられるです。

そのため、部屋に消臭剤を置く際にはペットショップなどで販売しているペット用の消臭剤を使用することをオススメします。

ペット用に作られているものはペットの嗅覚などに配慮されて開発されているだけでなく、強い香りがしないので人間の生活を邪魔することもないでしょう。

ペット用の消臭剤は置くタイプもありますが、スプレー式のものもあるのでペットが粗相をしてしまったときの消臭やペット用の寝床の選択の際にも合わせて使用ができる点もいいですよね。

猫のトイレに直接入れる粒タイプのものもあるので猫のトイレ掃除を頻繁にできない方は試してみるといいかもしれません。

家のペットの臭いを解消しよう

ペット臭はこまめな掃除とペットとペットの周りを清潔にしてあげることで防ぐことができるです。

また、消臭剤はペット用のものを割高にはなりますが使用してあげるとペットにとっても優しい消臭剤なので一度試してみてはいかがでしょうか。