インコ用ケージの選び方

インコ用ケージの選び方5つ。インコに最適なケージを見つけよう

最終更新日:2016年4月12日

「飛べる」という特殊な能力を持つペット、インコ。

軽やかに飛び回る姿は見ていて愛らしく思うものです。

しかし「飛べる」ということは逃げてしまったり、予想もしない場所に行ってしまったりと危険が伴いやすく、目の届かない時に放しておくことはできません。

基本はケージの中で飼育することになるでしょう。

インコの家となるケージ。

その選び方のポイントをご紹介します。


1.インコに合った大きさのケージにする

最低でもインコが両翼を広げてぶつからないサイズが必要です。

インコの体長の倍くらいの大きさを基準にすると良いでしょう。

セキセイインコやコザクラインコ、ボタンインコのような小型なものなら底面積が35cm四方以上、高さは40cm以上のものを選びましょう。

セキセイインコは本体に対し尾羽が長いので、止まり木に止まったときに尾羽が背後の網にぶつからないよう、ある程度の奥行きのあるものが適しています。

オカメインコのような中型であれば底面積は45cm四方以上、高さは60cm以上は必要です。

自然のインコは自分より上から攻撃されることが多いので、本能的に高い場所にいると落ち着くものです。

高さは十分にもたせてあげましょう。

また、行動的だったりおとなしかったり、動く範囲やアクションの個体差はあるものの狭いケージはインコのストレスになりますが、広いケージは広「すぎる」ということにはなりません。

広いケージならおもちゃやブランコを入れても手狭にならず、遊び好きなインコなら喜びます。

迷ったときは、条件が許せば広いものを選びましょう。

ただあまり大きいと掃除の手間がかかるので、そこは考慮しましょう。


2.材質は塗装のないケージが安心

ケージの材質はいろいろありますが、塗装していないものが良いでしょう。

銀色だと無機質に見えますが、塗装してあるものはインコが網をかじって塗料が口に入る場合があります。

鳥用のものとして売っている以上、毒性のあるものはケージに使っていないと思いますが、本体が小さく少量の異物でも体調を崩す生き物なので、あまり余計なものを口にさせたくないところです。

もちろん自分で塗装するのは厳禁です。

アルミは軽く扱いやすいです。

ステンレスは高価ですがさびないので耐久性があります。

木製のカゴはかじって破壊されてしまうのでインコには向きません。

アンティークなど、どんな材質でできているかわからないものは避けましょう。

3.形状はシンプルなケージを

お城の形であったり家の形であったり見た目の可愛いものもありますが、シンプルな箱形のものが一番居住空間が広く、掃除もしやすいです。

多くの飼い主さんは底に紙を敷いてフンを受けると思いますが、底が円形のものはカーブに沿ってキレイに紙を敷くのは手間がかかります。

四角い形であれば新聞紙なりチラシなりを折るか切って簡単に敷けます。

また、天井が平坦であれば寝かせるときに暗くする場合、布をかけてもずり落ちないし、カバーを作る際も単純な形に縫えば良いので簡単です。

扉は上方向に開くものと手前に開くものがありますが、手前に開き、扉にT字形の止まり木がついているものだと手乗りとのコミュニケーションがとりやすいです。

なかなかケージに帰ってくれないインコも、この止まり木に乗ってもらえれば扉を閉めるだけで中に入れることができます。

その場合もエサと水を設置するところは上方向に開く扉がついている場合が多いと思いますが、頭が良くくちばしの力があるインコだと上方向に開く扉は開けられてしまう場合があります。

ロック機能のついているものだと安心です。

無い場合はナスカンか洗濯バサミで開かないよう固定しましょう。


4.横網と縦網、どちらが良いか

ケージは網の目の方向が縦のものと横のものがあります。

横だとインコが足をかけてよじ上るのが楽だという意見もありますが、降りてくる場合は縦のほうが網を伝って滑り降りてこられて楽そうなので、どちらでも問題ありません。

ケージじたいの付属品であれば問題ありませんが、菜さしやおやつ入れやパーチ等を後から買ってつけたい場合は、網の縦横によってはつけられないものがあるので注意してください。

5.その他のケージ選びのポイント

フン切り網がトレーと一緒に引き出せるタイプは掃除はしやすいですが、引き出したあとの隙間が大きく空くので隙間からインコが出てしまったりはさまったりしないように注意しましょう。

上部分(網)と下部分(フン切り網とトレイ)が分割できるものも掃除が楽ですが、分割部分がしっかりはまるものを選びましょう。

簡素な作りだと上の持ち手を持ったときに下部分の重さで上下が離れてしまい、インコが出て逃げてしまうことがあります。

全面または数面がアクリルのケージもあります。

アクリルの面には網がなく、水槽のようになっています。

鳴き声が大きすぎるインコや、周りを汚してしまって困るインコの場合はこちらを使用するのも良いでしょう。

しかし、全面アクリルだと気密性が高いので、酸素が足らなくならないように注意することと、内部の気温が上がりすぎないよう注意することが大事です。

あと、インコに必要な紫外線をアクリルがブロックしてしまうので、日光浴は別のケージでさせてあげましょう。

インコにとって快適なケージを選ぼう

自由に家の中を動ける犬や猫と違い、インコは限られたスペースで過ごさなければなりません。

「カゴの鳥」というと自由を奪われた可哀相なイメージの言葉ですが安心で十分な広さがあり清潔なケージであれば、インコは可哀相ではなく、幸せに暮らせるはずです。

みなさんが家を選ぶときのように、インコにも快適なケージを選んであげましょう。

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