インコ用おもちゃの選び方。インコにおもちゃをあげよう

最終更新日:2016年8月26日

手乗りに仕込んだインコはもちろん、そうでないインコでも日常生活の中で退屈させないことはとても重要です。

もともと頭のいいインコ達は退屈すると毛引きや過発情などの問題行動を起こしやすくなります。

問題行動を防止するにはおもちゃを与えることはとてもいい方法です。

また、色々なおもちゃで遊ぶことは精神面でも若鳥の成長の面でもよい影響を期待することができます。

愛鳥の好みに合わせて色々なおもちゃを与えてあげましょう。

1.かじることが大好きなインコのためのおもちゃ

かじることが大好きなインコには「かじり木コーン」などのおもちゃが喜ばれるでしょう。

形も様々、いろいろなものがあります。

カトルボーン(イカの甲を乾燥させたもの)・固く作った鳥用のクッキーなどのおやつと兼用できるようなものもあります。

い草やパパイヤの茎・麻ロープなどで作られたものもあります。

かじることが好きなインコのためにはプラスチックなどの壊れやすいおもちゃを与えるときには十分に注意してください。

壊した破片を飲み込んでしまうクセのあるコには木製のおもちゃを与えるときも気を付けてあげましょう。

おもちゃをかじったりすることはストレスの解消にもなるほか、クチバシを手入れすることができるという利点もあります。

噛み癖のあるコが手を噛みつきそうになるときにも代わりにかじることのできるおもちゃを与えて気をそらしたりすることができます。


2.活動的なタイプのインコのためのおもちゃ

飛び回ったり・あちこちよじ登ったりと活動的なインコにはバードジムのような運動器具がいいおもちゃになります。

バードジムはペットショップやインコ・オウムの専門店などでもよく見ることがあります。

盆栽くらいの(サイズは様々です)自然木のもの・ブランコなどのおもちゃをつりさげたジャングルジム風のものなどいろいろです。

適当におもちゃやおやつ入れとしてのエサ入れを取り付けたりすることもできます。

価格は4,000円程度で購入できるものから5万円以上もするような高価なものまであります。

値段の高低で面白さが変わるわけではありませんし、インコのサイズでも遊びやすい大きさが変わってきます。

活動的なタイプのインコは音の出るおもちゃも好きなことが多いですから、ステンレス製の鈴やベルなどを下げても喜ぶでしょう。

なお、金属製の商品は鉛など使われているとインコにとってよくありませんから、材質はよく確認してください。

麻のロープなどをハンガーなどを使ってカーテンレールなどからつりさげたりするだけでもよじ登ったりぶら下がったりできるような遊び道具になります。

ロープやリボン・チェーンなどひも状のものを使う場合は決して「輪」をつくらないようにしましょう。

インコが遊んでいるときに誤って首にかけてしまったり足に引っかかったりすると事故のもとにもなります。

3.好奇心旺盛なインコのためのおもちゃ

特に手乗りに訓練されたインコに多い傾向として、飼い主さんが手にしているものなんにでも興味を持つ、という性質があります。

ペンなどの文房具・皿洗い用のスポンジ・掃除用具や食器などとにかくなんでも誰かが「遊んでいる」ものを横取りしたい、というタイプです。

そんなインコには知育玩具タイプのおもちゃがいいでしょう。

フォージングトイと呼ばれるタイプのおもちゃは回したり・フタを開けたり・引き出しを開けたりといった様々な工夫をするしかけがあります。

アクリル製で中身が見えるので、中におやつや大好きなおもちゃを入れておくと、取り出そうとしてあれこれやってみる、というわけです。

フォージングトイには繰り返し使えるものと破壊系のものがあります。

カゴの中で過ごす時間が長い鳥の場合にも退屈防止のために使うことができます。

この他にパズルのようにパーツを正しい場所にはめ込む・ネジを外す仕組みのものや積み木のようにして遊ぶものなどもあります。

小型インコ用から大型インコ用までサイズも複雑さのレベルも選ぶことができます。

最初は簡単なものから与えてみて、インコがフォージングトイで遊ぶことに慣れたら少し難しいレベルのものに挑戦させてみましょう。


4.もぐったり隠れたりが好きなインコのためのおもちゃ

タオルの下にもぐってみたり、紙コップに入ってみたりという「かくれんぼ」がすきなインコにはバートテントやリースタイプのブランコがあります。

テントの素材もフリースなどの暖かい素材から天然素材使用までたくさんあります。

寝るときに使うこともできるし、冬の間は保温対策としてもOKです。

かじるおもちゃが付属していたりするタイプもあるので、テントの中でくつろぎながらビーズをかじったり鈴を鳴らしてみたりというお気楽な遊び方をする場合もあるでしょう。

リースタイプは中型から大型タイプのインコならかじって遊ぶためのおもちゃとしても面白いです。

5.おもちゃ探しの時の注意点

おもちゃを探すときには「人間が見て面白そうなもの」よりも「鳥が喜ぶ」ものを考えることが大切です。

愛鳥の放鳥したときの様子や普段好きな遊びなどからいろいろと予測して色々なものを与えてみましょう。

予想が外れることもありますが、がっかりすることはありません。

ある日突然に以前は見向きもしなかったおもちゃで遊んだりすることもあったりします。

初めてみるおもちゃは怖がるということも考えられます。

せっかく与えても遊び方がわからない、ということもあるでしょう。

怖がっているようであれば、最初から無理やり乗せたりせずにおもちゃを鳥から見える場所に置いて徐々に慣れるようにしてあげてください。

遊び方がわからない、という場合は飼い主さんが愛鳥の前で遊んで見せると興味を示して寄って来たりすることがあります。

すぐに渡したりせずにちょっと「あげないよ」とやってみると、ますます興味を示して夢中で横取りしようとしたりすることもあります。

飲み込みやすい小さいパーツの部品はあまりオススメしません。

また、かみ砕いてしまった破片などにも気をつけましょう。

最近はインコの身体に害のない着色料が使われていることがほとんどですが、飼い主さんの中にはあまり色の濃いものは一度洗ったりしてから与える、という人もいます。

おもちゃを与えて過発情などの行動が見られるようであれば、そのおもちゃは取り外しましょう。

おもちゃはかじるタイプ・パズルタイプなどひとつだけを与えるのではなく、色々なものを与えるのが飽きさせない工夫のひとつです。

インコが喜ぶおもちゃを見つけよう

おもちゃを与えたからといって、人間がインコに構わなくていいというわけではりません。

インコにとって一番嬉しいのはやっぱり大好きな飼い主さんと遊ぶことです。

おもちゃはあくまで飼い主さんが不在のときやインコがケージの中にいる間の退屈防止の用品です。

知的好奇心を刺激したりするため・運動不足解消のためということもあります。

「幸せなインコは忙しいインコ」といわれるくらいです。

愛鳥の毎日の生活が充実したものになるようにするための「ひとつの道具」として用意してあげてください。

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