犬が自らの足先をぺろぺろとなめる理由

犬が足先をぺろぺろとなめる理由5つ

最終更新日:2015年9月21日

よく犬が行っている行動のひとつに、足先をぺろぺろなめるというものがあります。

意外とよく見かける行動でもありますが、その行動にはどのような意味があるのでしょうか。


1.何らかのケガが原因で痛みがある

1番に考えられる原因はケガによるものです。

お散歩中や、お留守番中、家の中などで遊んでいたときに、何か変わったことがなかったか思い返してみましょう。

散歩は外へ出るので、ガラスが落ちていたり、トゲがささってしまったり、草を刈った部分を踏んでケガをしてしまったり、いろいろケガをする原因が考えられます。

飼い主さんが気を付けて歩いてあげていても、細かい破片などは気づかないこともありますよね。

足先を見てあげて、傷があったり、何かが刺さっていたり、血が出ているようであればケガです。

異物がささったままである場合は、自宅で取り除けそうであればすぐにとってあげましょう。

肉球の中のほうまでささっていたり、腫れが激しいときには獣医さんに診てもらいましょう。

ケガをしている場合には、足を引きずる行動など、患部以外にも異変が出ることがあるので、注意深く観察してあげましょう。


2.アレルギーを起こしていてかゆみがある

犬でも最近多いのがアレルギーです。

ドッグフードやそのほかに与えている野菜やおやつなど、アレルギー成分が含まれているものを食べてしまったことでかゆみが出ている可能性があります。

この場合は足先だけ出るというよりは、体のどこかにもかゆみをともなった湿疹ができたり、皮膚の一部が剥げてきてしまったり、アレルギーの症状の出方には個体差があるようです。

アレルギーの場合は、原因となっているアレルゲンを探すことが大切です。

特定することができれば、それを食べさせないようにすれば症状は改善し、足をなめることもなくなります。

それでも改善しない場合は獣医さんに診てもらいましょう。

ハウスダストが原因となる場合もあるので、食べ物と限定せずに、環境面でも注意が必要です。

あまりにひどい場合は投薬などの処置があることもあります。

また、花粉など人間でいう花粉症を持っている犬もいるそうなので、あまりにも症状がひどく、いつまでも足先をなめるという行動がおさまらない場合は、血液検査でアレルギーの検査を行ってみるのも、症状を改善する有効な手段です。

3.大きなストレスを抱えている

よく言われる原因の一つです。

大きなストレスを抱えていると足先をなめると言われています。

例えば引っ越しをしたり、今まで留守番の時間が短かったのが急に長時間になったり、長い旅行へでかけたり、そういったいつもとは全く違う環境の変化が大きなストレスとなって、足をなめるという行動に出ている可能性があります。

ストレスが原因の足をなめるという行動を改善させるためには、ストレスのもとをなくすことが大切です。

引っ越しの場合は、慣れるまでの時間が必要になると思いますが、できるだけ一緒にいてあげたり、ここは安全な新しいあなたのおうちなんだよ、ということをわかってもらうことが大切です。

留守番は、急に留守番時間を長くしないで徐々に長くしていって慣れてもらうように、犬のペースに合わせて、お留守番に慣れさせてあげる努力をしましょう。

人間でも1人で何時間も家に閉じ込められたら寂しいですし、不安になります。

そういった環境もくみ取ってあげて、留守番中に退屈しないようにおもちゃをたくさん用意したり、知育玩具のような頭を使っておやつをとるしかけのあるおもちゃを用意したりして、工夫してあげましょう。

お留守番でも楽しいことがたくさんあるんだと思わせてあげられれば、ストレスも減ると考えられます。

旅行の場合は、常に気にしてあげて、抱っこできる場合は抱っこして安心させてあげたり、撫でてあげたり、触れてあげると安心します。

お気に入りのおやつやご飯を多めに持参して、いい子にしていたらご褒美で少しあげたり、一緒に楽しめる施設にはできるだけ連れて行ってあげましょう。


4.かまってほしい

留守番が多かったり、赤ちゃんが生まれたりして今までより極端にかまってもらえなくなってしまったときに、足をなめる行動が増えることがあります。

ストレスの一種でもありますが、こちらはかまってほしいというサインを送っています。

突然なんらかの理由でかまってもらう時間が極端に減ったりすると、かまってもらえないことがストレスになり、かまってというサイン代わりに足をなめてしまうのです。

改善方法は、お散歩に行くときは少し長めにのんびりと行ってあげたり、手が空いた時間には少しでも遊んであげるようにしましょう。

いつでも飼い主さんが気にかけてくれているんだと犬が思えればおさまる症状です。

犬は敏感に飼い主さんの気持ちや雰囲気を察する生き物です。

犬にあなたは大切なんだという気持ちを伝えていきましょう。

そして気持ちだけではなく、実行してあげましょう。

5.爪切りのサイン

これは本当に一部の犬だけだとは思いますが、爪が伸びてしまって気持ち悪いときに、足先をなめて「爪を切って~」と催促する犬がいます。

とても賢い犬ですね。

上記のどれもあてはまらない場合は、もしかしたら爪が原因かもしれません。

足をなめるのは、犬なりの自己表現

以上のように、犬が足先をなめる理由には様々なものがあります。

犬は言葉を話すことができません。

行動で自分の今の状態を示すしか方法がないので、飼い主である人間はその変化をしっかりと感じて、受け止めてあげたいものです。

「犬が足先をぺろぺろとなめる理由5つ」の関連記事

「犬が足先をぺろぺろとなめる理由5つ」と合わせて読みたい