犬嫌いを克服する方法4つ。犬が苦手なことを治そう

最近では「ペット」ではなく「一家族」として存在を確立させてきている、犬や猫といった小動物。

それでも小さいころに噛まれたり威嚇されたりして怖い思いをしていたりすると、なかなか好きになれないものです。

それでも、恋人や好きな人が「犬好き」だったり子供の教育のために犬を飼いたいと思った時に、「犬嫌い」は大きな壁になってしまいます。

そこで今回は犬嫌いを治す方法をご紹介します。

正しい犬の触れあい方を学ぶ

いきなり知らない人から撫でられたら人間でも怖いように、犬もいきなり知らない人が近づいてくると警戒したり、最悪の場合攻撃したりします。

しかしそれは犬の性格や人間の接し方で克服することができるのです。

まずは、「優しい・人間が大好き」な犬と接する機会を作りましょう。

犬というのは個体の性格もかかわってきますが、その飼い主さんの育て方によって人間の事が大好きな犬に育ちます。

そういった「人間が大好き」な犬というのは、知らない人間でも自分に敵意のないことがわかれば興味をもって仲良くなろうとしてくれます。

始めての犬と接する場合は、犬から攻撃・警戒されないために犬に自分の匂いをかがせてあげます。

手の平やお尻などの匂いを嗅ぎたがるので、かがせてあげましょう。

そうして犬があなたに対して敵ではないとわかれば、顎の下や頭を撫でても怒ったりしないでしょう。

犬に対して「怖い」という考えがある場合は、このように正しい接し方で犬と仲良くなれば犬に対して怖いという気持ちが薄れるので、犬嫌いを克服するための入り口にしてみてはいかがでしょうか。

子犬を触る

どうしても、犬が苦手という人は「可愛い物に触れる」という方法があります。

それは「子犬」です。

犬の嫌いな部分と言えば「吠える」「噛む」などが多いですが、「子犬」はあまりそういった要素を持っていません。

特にペットショップなどで販売されていたり、里親サイトなどで譲渡をしていたりする年齢(二ヶ月~半年)は色々なものに興味があり、警戒したり威嚇したりできない年齢です。

そのため、どうしても犬が嫌いで触れないという方は「子犬」を見に行くことから始めてみましょう。

例えば、ペットショップや犬を飼い始めた友人の家などに言って触ったり抱っこしなくても、とにかく「見る」だけでもいいので子犬と接しましょう。

そうして慣らしていくことから「犬嫌い」を克服することができるでしょう。

一番見た目の好きな犬を決めてみる

犬が嫌いといっても理由は様々ですよね。

過去のトラウマやテレビ番組で嫌悪感を抱いてしまった…など、人によって「嫌いな犬像」というのがあるかと思います。

例えば、小型犬のキャンキャン鳴く声が嫌いだったり、大型犬が苦手だったり…。

それでも犬嫌いを克服して犬と仲良くしたいと考えるのであれば、里親サイトなどで犬の写真を見てみましょう。

里親サイトでは純血種の有名な犬から雑種や素性のわからない拾った犬など、種類、姿形がさまざまな犬の写真を見ることができます。

重要なのは、その里親サイトを見ながら「自分の好みの見た目の犬」を探してみることです。

例えば「耳の垂れた犬」にトラウマがある人は「耳の三角の日本犬」を探してみたり、犬の長くてキバの怖い口が苦手なら鼻の短いパグ犬などを見てみるのもオススメです。

何よりも多くの犬の写真を見ることで、一匹くらいは「あれ、この子可愛いかも」と思える犬が出てきたり、犬に見慣れて嫌悪感を感じにくくなったりするでしょう。

犬を飼うのは家族ができてからにする

犬を嫌いな時に実際に犬を飼ってしまえば、情が移って自分の買っている犬だけは好きになるとよく言いますが、実際はその犬の個体によっては気難しかったり、一人では散歩やしつけ、老犬になってからの介護なども負担になってきてしまいます。

また、独り身だと転勤や結婚など環境の変化が起こりやすく、それで犬が邪魔になって悲しい別れになってしまうことも。

そんなことになっては、犬に対して大きなトラウマができてしまうことによって犬を敬遠してしまうでしょう。

そこで、犬嫌いを直すために犬を飼うという方法は、「自分と一緒に犬の面倒を見てくれる人が一緒に住んでいる」ような状況で行うことをオススメします。

自分にとっても犬にとっても安定した生活を送れる状況になってから、犬を飼うことをオススメします。

子犬の時から飼うことで犬嫌いを克服しよう

犬嫌いを克服したい、犬と仲良くなりたい、犬と仲良くさせたい人がいる、という方。

犬は太古の昔から人間に寄り添って生きてきた生き物です。

個体差もありますが、多くの犬が子犬の時から優しく時には厳しくしつけていれば人間の最良の友になってくれるでしょう。

ただし、犬嫌いを克服できても、犬を飼うことは責任が必要なことを忘れないようにしましょう。