犬の散歩時に持っていくべきもの。犬の散歩マナーを知ろう

犬のお散歩に行くのは初めてという方や、これから犬をお家に迎えて一緒に長い時間生活していく人にとって、犬と一緒に行く毎日の散歩は重大な要素でしょう。

犬のお散歩には多くのマナーが存在します。

また、犬によっては持っていくものが必要なことも…。

そこで今回は、犬の散歩時に持っていくべきものをご提案していきます。

糞を入れるビニール袋と小さなカバン

犬の散歩で一番守らなければいけないマナーと言えば「糞の処理」です。

犬の糞が落ちている街にはしたくありませんし、小さな子供が触ってしまったら大変なので、散歩で糞をするように犬をしつける場合は必ず糞を処理するグッズを持っていかないといけません。

よく、小さなシャベルを持って行って近くの植え込みなどの土に埋める光景を目にしますが、それは良いことでありません。

犬の糞は持ち帰って、ちゃんと然るべき日にゴミにだしましょう。

そのためにオススメしているのが「ビニール袋」です。

100円均一などで買える、手持ち取っ手のない簡易なビニール袋を小さな中身の透けないバッグ(お弁当用のバッグインバッグでもち手つきがオススメ)に入れて、持っていきます。

犬が糞をしたら糞にティッシュなどをかけて、ビニール袋に手を入れて裏返すように糞を掴んでビニールに糞を入れれば、手を汚さず簡単に糞をビニールに入れて持ち帰ることができます。

おしっこを洗い流す水を入れたペットボトル

最近では水を入れたペットボトルを持っている飼い主さんが、多くみられます。

それは、散歩中の犬のマーキングが住宅の外壁や電信柱などにかかってしまった場合に洗い流すためのものです。

最近では消臭効果のある水などもペットショップなどで販売しているため、住宅地などをお散歩コースで歩く場合や公園などを歩くときには必須と言っていいかもしれません。

小型犬の場合は少量でいいので、小さな350ミリくらいのペットボトルに水を入れておいて、万が一おしっこをしてしまったときにちょっと掛けれるだけでも、お散歩マナー上級者になれるでしょう。

ジャーキーなどポケットに入るおやつ

散歩をしているとさまざまな人や犬に出会ったり、慣れない環境で「待て」をしなければいけないような場面に出会うでしょう。

そんな時に犬が興奮してしまったり、その場から動かなくなってしまったりしては大変ですよね。

こうした場合、犬の気を引けるアイテムが「おやつ」です。

犬は慣れない環境ではなかなか待てや座れができないことがありますが、目の前にご褒美「おやつ」があればそのご褒美のためにいうことを聞いてくれます。

また、若い犬の場合はお散歩中に「しつけ」を行う必要があります。

例えば、飼い主より前を歩かない・急に引っ張らない・吠えないなどのように、散歩中の犬のマナーのしつけを散歩中に行うのにこの「おやつ」がかなり強い味方になってくれるでしょう。

そのため、散歩中にポケットに忍ばせておく犬のおやつは、ジャーキーなどのつぶれにくく腐りにくく、犬が簡単に歩きながら食べれるものにしましょう。

また、おやつを持っていく場合は太らないように用量を考えて与えるようにし、犬の年齢などに合わせておやつ選びをしてあげましょう。

注意点としては犬は臭いに敏感なため、糞を入れるバッグにおやつを入れてしまうと食べてくれない可能性があるので、ポケットに入れるなどの工夫をしましょう。

暑い日は飲み水

最近では日本列島は猛暑が多く、朝方や夕方などの日が傾いていてもお散歩するには気温の高い時期があります。

特に犬は夏毛とはいえ全身に体毛が生えているだけでなく、地面から近いので地熱の影響も受けているので、人間が感じている温度よりもさらに暑いと考えられています。

そのため、暑い日にいつもと同じ運動量をしていると犬が熱中症になってしまう危険性があるのです。

犬の飲み水をお散歩に持っていくことをオススメします。

ペットショップなどに行くと犬用の水筒などを販売しており、ペットボトルを装着するだけで犬の飲み口がついており飲みやすくなってします。

お散歩中に犬が口を大きく開けて舌を出して呼吸をし始めたら、木陰などで水を飲ませてあげましょう。

そうすることで水分補給と体温を下げることができるため、犬の熱中症予防にもなるでしょう。

夏は少し荷物が多くなってしまうので、糞を入れるバッグだけでなく、リュックなどを背負っていくといいかもしれません。

散歩はマナーも大切

犬の散歩は「歩けばいい」というわけではありません。

近所の方や犬自身にも気を配る必要があるのです。

特に、マナーを守らない飼い主が一人でもいるとご近所の「犬」に対する印象が悪くなってしまうので、気をつけましょう。