犬が吐いた時に考えられる原因

犬が吐いた時に考えられる原因まとめ。早食いや消化不良の可能性

最終更新日:2015年11月25日

「犬の嘔吐」は、心配する必要のないものから、実は命に関わる大きなサインである場合もあります。

できるだけ、犬の嘔吐は犬も飼い主さんも避けたいですよね。

そこで、犬が吐くときに考えられる原因をご紹介します。


1.ご飯の早食い等で引っかかってしまった

人間でもよくあるかと思いますが、急いで食べたり、何かで口を動かしている際に、変な所へ入ってしまうということがあります。

その場合、嘔吐とは少し異なり、これは医学的には「吐出」と言いますが、せき込んだりすることで吐き出そうとします。

この吐出とは胃に到達する前のものなので、吐き出すものは消化されておらず、ほとんど食べたままのものになります。

また、吐き出してしまうと犬自身もケロッとしていることが多く、こういったことが起こった場合は、この後繰り返し吐き出すことがないか、様子を見る形で良いでしょう。

また早く食べ過ぎなどで頻繁にこのようなことが起こる子であれば、底の面がぼこぼこしていて食べにくいようになっている「早食い防止食器」を利用してみましょう。

もしくは水を少量加え、フードを水に浮かした状態で食べてもらうことで早食いが防止できるので、試してみるのも良いかもしれません。


2.消化器トラブルによる嘔吐

先ほどの「吐出」と異なって、胃まで到達して吐いていることが多いので、その吐いたタイミングによって吐いたものは全くの未消化のものから、ある程度消化されているものまで様々です。

犬は人間と体の構造が異なっており、比較的吐きやすい生き物です。

そのため、多少の胃腸の機能低下が起こっている場合、自身で嘔吐をしてお腹の中を空っぽにして調節しようと本能的に行なうことがあります。

昔からよく、何となく犬が元気がないと思っていたら、お散歩中に草を食べて吐いたら元気になったというのが前述のことに該当します。

軽度の消化不良であれば一度吐いてしまって、その後はすっきりということもありますし、お薬が必要だったり、何度も吐き続けていると食道などの粘膜が異常化してしまい治らずずっと吐き続けてしまうということもあります。

ここでチェックすべきは吐く頻度と吐いた物の内容です。

一度だけであれば、そのあと様子見という形でも良いと思いますが、何度も何度も吐いていたり、一日に一度程度の嘔吐でも連日続くのであれば、あまり良くありません。

また吐いているものが血が混じったりしているようであれば、消化器で何らかの炎症が起こっているせいで吐いている可能性が高く、お薬が必要になります。

こういったとき、軽度であればお家ですべきは、お腹を休めてあげることになります。

かといって、まったくご飯を食べないと胃腸の動きが停滞してしまうため、いつもの三分の一から半分程度に制限して与えて様子を見てあげると良いでしょう。

ただし、それでも状態が良くならなければ、嘔吐が続くと脱水症状に陥る場合もあり、その場合命に危険が及んでしまいます。

速やかに動物病院を受診しましょう。

3.異物を誤飲した場合

最も怖いのが異物を誤飲してしまい、消化器の通過障害が起こっていることで嘔吐を起こしてしまっている場合です。

その場合、特徴的なのが短時間の間に何度も何度も激しく吐きます。

速やかに動物病院にて異物を除去し、通過を正常にしないと命も危険な状態に陥ります。

またこの診断は動物病院にて、レントゲン撮影や内視鏡検査などによる検査を行う必要があります。

一刻を争うため、お留守番やお散歩時など思い当たることがあり、吐いている様子が明らかにいつもと違うようであれば、速やかに動物病院を受診しましょう。

その他、この嘔吐は通過障害という根本的な原因があるため、この原因が予測されるときはご飯やお水は与えない方が良いでしょう。

犬が何回も吐く時には注意

これらを見極め、判別するために観察すべきポイントは、吐いた後の状態、吐いた回数、吐いた内容物、他の症状を伴っているか否かです。

これらは心配な場合であれば吐物をもって動物病院を受診されると、獣医さんが判断してくれるので安心です。

ちょっとした嘔吐でも、腫瘍だったり胃潰瘍であったり、実は消化器以外も含め重大な臓器の異常が裏に隠されている可能性も秘められていることがあります。

異常を感じた場合、早い段階で専門家である獣医さんに診てもらうようにしましょう。

「犬が吐いた時に考えられる原因まとめ。早食いや消化不良の可能性」の関連記事

「犬が吐いた時に考えられる原因まとめ。早食いや消化不良の可能性」と合わせて読みたい