犬の夜鳴きを止める方法。犬の夜鳴きの理由を知ろう

「家にお迎えした子犬が、夜になったら悲しげな声で鳴き始めた」

「ずっと一緒にいた犬が、最近になって夜鳴きを始めた。今までこんなことなかったのに」

夜鳴きをする犬というのは、一体どんな気持ちで声を上げているのでしょうか。

寂しさと不安から来る夜鳴きには無視する

家に迎え入れた子犬が毎夜鳴いている場合、それは親元から離された不安からくるものが多いようです。

生まれてからずっと一緒にいた親や兄弟が、次の瞬間にはいなくなっていた…においも辿れない…なんて状況では、嫌が応にも不安になりますよね。

飼い主は状況が分かっていますから「どうして?」と思うかもしれませんが、子犬にとって、引き取られたばかりの飼い主のお家は見知らぬ場所です。

そしてまだ慣れない飼い主を警戒して、不安になって、必死に夜鳴きをしてしまうのです。

この場合の夜鳴きを止める方法として、一つに「一緒にいてあげる」というものがあります。

簡単そうに思えるかもしれませんが、人懐っこい犬ではない場合、難易度は跳ね上がります。

小さな体を縮こまらせて後ずさりされてしまった場合、怖がられているので無理に接近するのは禁物です。

少しずつ慣らしていけば、自然と夜鳴きはおさまりますので、しばらくは我慢して「無視をする」という手もあります。

また、「母親のにおいをつけたタオルを寝床に敷く」というのも効果的なようです。

子犬の夜鳴きは2・3日で止まる、止まらないときはしつけを

子犬が夜鳴きをしてしまう理由は前述した通りですが、では具体的にいつになったら夜鳴きをやめてくれるのでしょうか。

これには個体差があって、平均で1週間程度です。

また、2日、3日でやめてくれる子もいれば、逆に夜鳴きをする癖がついてしまう子もいます。

後者の場合だと、もうただ鳴き止むのを待っているだけではやめてくれません。

その夜鳴きは最早寂しさから来るものではなく、本当に「癖」、つまり悪癖になってしまっているからです。

ずっと続く夜鳴きはご近所迷惑にもなりますし、早々に対策をすることをオススメします。

具体的には、「しつけ」をするということです。

夜に鳴くことは悪いことなんだよ、ということを教えなくてはなりません。

夜鳴きをはじめたら、何か大きな音を出して叱るのが効果的です。

ゲージなどを叩いて怒るのも良いでしょう。

可哀想に思うかもしれませんが、人間と共に暮らす以上、しつけを怠るのはその犬にとっても可哀想なことです。

心を鬼にしましょう。

長期間一緒にいた犬の夜鳴きには、ストレス原因の解消を

子犬でもないのに、ずっと一緒に暮らしてきた犬が突然夜鳴きをはじめた…。

この場合、いくつかの可能性がありますので確認してみてください。

まず寝床に何か不満を持っている可能性があります。

犬でも床擦れが起きることがあります。

寝床の確認をしてみましょう。

また、日々の運動不足でストレスが溜まっているのかもしれません。

毎日お散歩をさせていますか?

遊びたそうな目を、面倒くさがって無視していませんか?

それらが積み重なってくると、エネルギーの有り余った犬は夜鳴きをしてしまう傾向にあるようです。

最後に、周囲を警戒している可能性があります。

犬の聴覚は人の16倍近くもあるそうです。

人間には聞こえない外の音も、犬には良く聞こえている場合があります。

このタイプの子は、「誰か来たよ。気をつけて」と、飼い主に警戒を促してくれる賢い犬です。

頭ごなしに叱りつけるのではなく、「教えてくれてありがとうね」と頭を撫でてあげましょう。

物音に反応しているのなら、その犬の寝床がより静かに、安眠できるよう工夫をしてみて下さい。

老犬ならば認知症の可能性も、すぐに動物病院へ

最近、名前を呼んでも犬が反応してくれないことはありませんか?

良く寝て良く食べるのに、少しずつ痩せてきてはいませんか?

あるいは突然、家族の人に対してよそよそしい反応をしたりは?

もしこのような不思議な行動が目立つようになってきて、その犬が年老いている場合、認知症の可能性が考えられます。

認知症の犬は、昼間に沢山眠ることが多くなるので夜に目覚めてしまい、夜鳴きをしてしまうのです。

こうなると、例え何度叱っても改善することは難しいでしょう。

かといって上記の症状が現れたから認知症である、というわけではありません。

犬も老いればどこかしらを病みます。

そしてその正しい判断が出来るのは獣医さんだけです。

もしおかしいな、と思ったら、迷わず病院を頼ってください。

夜鳴きがおさまらない時は、獣医さんがお薬を出してくれる場合もあります。

長い間一緒に過ごし、大切にされてきた犬が迎える人生の、一つの結果だと受け入れましょう。

犬の夜鳴きを解決しよう

犬の夜鳴きというものは、その多くが一筋縄ではいきません。

だからといって感情的になり、原因も良く分かっていないのに怒鳴りつけるのは良くありません。

どうして夜鳴きをするのか、こちらの対応が原因ではないのかと考えてみましょう。

こちら側の対応で解決できるものでしたら、ぜひとも解決してあげたいですよね。