人間と同じように、犬にも適正体重があります。
太り過ぎ、いわゆる肥満については気をつけている飼い主さんは多いと思います。
ただ、意外と気にせずに様子を見てしまうのが痩せ過ぎです。
犬が急に痩せてきてしまったら、原因を考えてあげて対処する必要があります。
ご飯が足りていない
犬が急に痩せてきた時に、まず考えていただきたいのが、ご飯は不足していないかということです。
人間と同様に、犬も摂取カロリーが消費カロリーよりも少ないと痩せてしまいます。
普段長目の散歩などをしたり、ドックランで走り回ったりするような犬であれば、ご飯の量をしっかり気にかけてあげましょう。
ご飯の量の不足でありがちな失敗があります。
犬がが大きくなってきているのに、子犬の頃からご飯の量を変えていないというケースです。
犬の身体の大きさによって与えるペットフードの量は変わります。
これに気がつかないでずっと同じ量のペットフードを与えていると、ご飯が足りなくて急に痩せてきてしまいます。
もしかすると癌かもしれません
ご飯が足りていなくて痩せてきているというのであれば一安心です。
問題は、ご飯の量を増やしているのに体重が増えないというような場合です。
この場合、考えられる良くない話として、癌になっているかもしれないということが挙げれます。
人間の場合もそうですが、癌になると体重が減ってきて、急にげっそりしてきます。
これは、癌の原因である腫瘍のせいです。
腫瘍は多大なカロリーを消費すると言われています。
急激に愛犬が痩せてきてしまっている、そしてご飯の量を増やしても体重が戻ってこないという場合は、腫瘍ができていることを疑った方が良いかもしれません。
まずはお医者さんに診察をしてもらいましょう。
治療で治る場合もありますし、ご飯の栄養分の調整についての指導もしてもらえるかもしれません。
大袈裟かもしれませんが、まずは最悪のケースも考えて行動をしてみても良いと思います。
心臓は悪く無いですか?
犬が痩せてくる原因の中で、癌と同様に深刻に考えなければならないのが心臓病です。
心臓病を患ってしまった犬は、心臓の機能が衰えてしまいます。
心臓の機能が衰えると、身体の隅々まで十分な血液を送ることができません。
血液を送ることができないと、栄養が不足してきてしまいます。
栄養が不足した結果、体重が減ってきてしまいます。
先天的に心臓病を患っている犬もいますが、多くの犬はシニアになる頃から心臓病を患うケースが増えてきます。
飼い犬が歳をとってきて、散歩などを嫌がるようになり、運動もしないのに体重が減ってきているような場合は、心臓病を患っている可能性があります。
このような場合も一刻も早く動物病院に行き、検査をする必要があるでしょう。
癌でもないし、心臓病でもないという場合は、膵臓や肝臓など他の病気である可能性もありますので、原因がわかるまでしっかりと検査をしてみてはいかがでしょうか。
寄生虫についても考えましょう
最近ではあまり考えられないケースなのですが、寄生虫に栄養を取られているという可能性もあります。
犬の体重が減ってきた際、可能性の1つとして寄生虫を疑って見ても良いでしょう。
動物医学も進歩し、ワクチン接種などの予防により、寄生虫が住み着くということは減ってきてはいます。
それでも現実問題として、寄生虫の被害はゼロになっていません。
寄生虫は、子犬や妊娠中の犬などの免疫力が弱い状態で活発に活動します。
免疫力が低下している状態で寄生虫が成長していまうと、食欲不振な腹痛などの症状を引き起こします。
寄生虫が住み着いているかは、検便を行うことで確認することができますので、できれば定期的に、それが難しいというような場合は、犬の体重が減ってきたなどの気になる症状がある時に検便をしてみてはいかがでしょうか。
犬が痩せてきたら不健康のサイン
飼い犬が痩せてきても、その原因がわからないということもあり、ついつい放置してしまうことがあります。
ご飯が不足していたり、たまたま食欲不審だったという場合であれば良いのですが、原因によっては放置すると深刻なケースもあります。
癌や心臓病です。
飼い犬の体重が急激に減少してきた時には必ず原因を突き止めるようにしましょう。
自分で判断ができないような場合は、必ず病院へ連れて行き、医師の診断により結果を突き止めるようにしましょう。
体重減は何かのサインです。
愛犬と少しでも長く暮らすために、このサインを見逃さないようにしたいものです。