犬を飼う時に気になるのが犬の性格ですよね。
では、ダックスフンドはどんな性格なのかご紹介します。
独立心が強い
一匹で生きていきたいという独立心が強く自立するのが早い性格です。
ダックスフンドは独立したいと思っているので、飼い主さんになつかないのでは?と思ってしまいますよね。
しかし飼われているダックスフンドは飼い主さんを頼りにしているので甘えん坊な一面も沢山見せてくれます。
飼い主さんが出掛けている時は一匹で遊んだり、お昼寝をして待っているので他の犬種よりもお留守番が上手です。
人間でいうと、甘えん坊だけど大人の一面もある小学生に似ています。
ですが、独立心が強いから放っておいても大丈夫と思い、構ってあげないと独立心が益々強くなり、今まで一緒に寝ていたのに一匹で寝たり、一匹で遊ぶようになってしまいます。
そのためもし甘えてほしい場合は沢山甘えさせてあげることが大事です。
警戒心が強い
初めて見る人や初めて聴く音にずっと吠えてしまうほど、警戒心が強い性格です。
ダックスフンドは声が大きいので、余計に人を驚かせてしまい、「ダックスフンドは性格が悪い」とも言われますが、しつけで改善されます。
警戒して吠えるので怒ったら逆効果です。
ただ怒るのではなく、同じ目線になって「大丈夫だよ」と言い撫でてあげて、安心すると吠えなくなるので、最後にご褒美をあげましょう。
その繰り返しをすることで、警戒してもずっと吠えているのではなく、1回ほど吠えるだけになるので、小さい子供を怖がらせる事も無くなります。
リーダー意識が強い
飼い主さんに怒られると逆ギレするほどリーダー意識が強い性格です。
あまり甘やかすと飼い主さんを下に見るので、ご飯をあげる時や散歩をする時は必ず、待てをやらせましょう。
ダックスフンドは怒られると「なぜリーダーを怒るのだ」とイライラして、飼い主さんを噛んだり吠えたりし逆ギレをします。
飼い主さんは愛犬に「あなたはリーダーではなく私がリーダーなのよ」という気持ちでいなくてはいけません。
目線を少し上にして褒めるときは褒める、叱るときは叱ると区別をハッキリ付けることで、ダックスフンドのリーダー意識が弱まります。
賢い
芸をすぐ覚えてしまうほど賢い性格です。
ダックスフンドは覚えることが大好きなので、飼い主さんに芸を教えてもらっている時もストレスを感じないので、覚える芸のレパートリーも豊富です。
そして、飼い主さんの気持ちも読み取り、飼い主さんが落ち込んでいる時は隣で静かに慰めてくれます。
飼い主さんが喜んでいる時は一緒にはしゃぐので、飼い主さんの気持ちをよく分かっています。
飼い主さんが疲れている時に、思ってもいない事を言ってしまう事ってありますよね?
ダックスフンドは賢いので、そのことに凄く傷付いてしまい、狂暴な犬になることもあるので気を付けましょう。
穴を掘る遊び好き
ダックスフンドはアナグマ犬です。
巣穴にいるアナグマを捕るために改良されたのが、胴が長くて足が短いのが特徴のダックスフンドなので、穴を掘る遊びが大好きです。
走り回るのも好きなのですが、穴を掘る方が大好きなので、公園の砂場で遊んであげましょう。
ボールを埋めてあげて、それを掘って取り出す遊びも好きです。
予想以上に深く掘るので、人間が転ばないように、遊び終わったら穴を埋めましょう。
ですが、しつけをしないでいるとカーペットや畳をボロボロにしてしまったり、フローリングを傷だらけにしてしまうので、穴を掘っても良い場所と悪い場所の区別をハッキリと教えましょう。
ハツラツでいたずら好き
ハツラツしすぎで、いたずらが大好きな性格です。
ダックスフンドは、紙を破いたり、物を隠したり、噛んで壊したりなどのいたずらが凄く大好きです。
いたずらをされて「イヤー」「キャー」と飼い主さんが高い声で騒ぐと、大好きな飼い主さんが喜んでくれていると勘違いをし、益々いたずらをします。
いたずらをされたら、短く低い声で「ダメ」と言い少しの間無視をしましょう。
可哀想と思ってしまいますが、線を噛んで感電をしてしまったり、来客のバッグを噛んで壊したりと危険が多いので、いたずらしても良い事とダメな事を教えましょう。
遊び足りないのもいたずらに発端するので、最近いたずらばかりしていると思った時は、いつもよりも遊んであげましょう。
ダックスフンドとの生活を楽しもう
ダックスフンドは、喜怒哀楽がハッキリしていて賢いので、人間の子供のように難しい時もあります。
ですので、飼い主さんがリーダーということを覚えさせると、しつけが楽になります。
また、ドッグランやドッグカフェなどで犬や人間と戯れる事で、野生本能ではなく人間に合わせるようになり穏やかな性格になります。
しつけで改善出来ることや、愛情で改善出来る事もあるので、難しく考えず楽しいダックスフンドライフを送りましょう。