犬のカーミングシグナルって何?動作や行動から気持ちを汲み取ろう

最終更新日:2016年6月16日

カーミグシグナルというのをご存知ですか?

カーミングシグナルは、犬自身や相手(犬や人間、物も当てはまります)を落ち着いてとなだめるためのボディランゲージです。

このシグナルを学べば、犬の気持ちを理解できたり、人間もシグナルを使うことで、犬とコミュニケーションがとれたりするかもしれません。

今回は、犬の代表的なカーミングシグナルをご紹介します。

1.あくび

犬を叱った時に、あくびをしていませんか。

この時のあくびは、あなたに「何で怒っているの?落ち着いて」というメッセージです。

このような時は、犬は何で叱られているかをわかっていないため、これ以上叱っても意味がないので、叱るのを止めてください。

他にも、口をクチャクチャしていたり、舌をペロッと出したりするときも同じようなメッセージを送っています。

また、ひとつのシグナルではなく、複数のシグナルを同時に使う場合も多くあります。


2.横を向く

犬に大声で命令を出したり、可愛いとはしゃいだりした時に、なぜか犬は横を向いてはいませんか。

横を向くという行動もカーミングシグナルのひとつで「落ち着いて」というメッセージです。

犬は耳が良いので、小さな声でも聞きとれます。

犬に聞いてほしいときは、小さな声を出してみましょう。

何て言っているのか聞きとろうとして、首をかしげる可愛い仕草が見られるかもしれません。

少なくとも大声を出すより効果的です。

3.背を向ける

家で家族がケンカをしていたり、ピリピリした空気の時に、犬は我関せずと背を向けてはいませんか。

また、逆に争っている2人の間に入ってきたりしませんか。

これらのシグナルも、私たちをなだめているカーミングシグナルです。

犬は、平和を好むため、争いが起きると、解決しようとしてくれるとても優しい動物です。

あらかじめご家族に説明しておくと、このようなシグナルを見たら、平和的に解決できる糸口にもなるのではないでしょうか。

また、犬が興奮して飛びついてきたりするときには、犬に背を向けてみて下さい。

そうすることで、犬に「落ち着いて」というメッセージを伝えることができます。


4.まばたきをする

あなたがジーッと犬の目を見たときに、犬はまばたきをしていませんか。

犬という動物の世界では、基本的に目を見るという行為は、敵意を表していることになります。

このような時にまばたきをしたりするということは、「私に敵意はありません、どうか落ち着いて」という意味になります。

この時は、あなた自身が横を向いてまばたきをしたり、あくびをしてみてください。

そうすることで犬は安心し、こちらも敵意がないと伝えることができます。

5.地面の匂いを嗅ぐ

ドッグランなどで、ずっと地面の匂いを嗅いでることはありませんか。

もちろん食べ物が落ちていたりして、本当にただ匂いを嗅いでいる場合もあるのですが、カーミングシグナルであることもあります。

ドッグランはたくさんの犬が集まる場所なので、犬は緊張します。

地面の匂いを嗅ぐことで「自分、落ち着け」と自分自身に言い聞かせているのです。

他の犬が苦手な犬もいるので、このような犬はできるだけ人や犬の少ない時間に連れて行ってあげると良いでしょう。


6.ゆっくり歩く

早く散歩を終わらせなくてはいけない時に限って、犬はゆっくり歩きませんか。

また、命令をしたときにゆっくり行動したりしたりしませんか。

犬は人間の心情を読むことが得意です。

焦ったりしていると、「どうしたの?落ち着いて」というメッセージとしてゆっくり歩いたり、行動したりします。

犬は人間に対して、とても気を遣ってくれます。

時間に余裕をもって行動することで、犬に安心感を与えたいですね。

また、このような時にも、あくびやまばたきをしたりすることで、犬に「大丈夫だよ」と伝えることができます。

7.フセをする

ドッグランなどで、走り回っている犬の中で、フセをしていませんか。

フセはとても強いカーミングシグナルです。

犬は、走り回っていると興奮し、自分では抑えられなくなってしまうことがあります。

このような時に、相手の犬はフセをし「落ち着いて」というメッセージを出すことで、興奮している犬は落ち着くことができます。

また、自分の喜びを抑え、自分を落ち着かせようとするときにもよく見られるシグナルです。

ごはんの前や家族が帰ってくるときに、喜びながらフセの姿勢をとったりします。


8.カーブを描くように歩く

お散歩中、他の犬とすれ違う時に、犬がカーブを描いてゆっくりと歩いていませんか。

これは「敵意はないよ」と表すカーミングシグナルで、犬同士の挨拶にもなります。

つまり、私たち人間も犬とすれ違う時は、ジーッと見ずに、横を向いてカーブを描くようにすれ違うことで、犬と挨拶をすることができます。

そうすることによって、相手も同じようにしてくれたり、まばたきを返してくれたりとコミュニケーションをとることができます。

カーミングシグナルで愛犬とコミュニケーションをとろう

犬を観察していると、たくさんのシグナルを出しています。

犬が人間をよく観察するように、人間も犬を観察してみてはいかがでしょうか。

カーミングシグナルを理解することで、犬の気持ちがわかります。

そして、そこで満足するのではなく、シグナルの原因となるものを取り除いてあげたり、あなた自身もカーミングシグナルを出してみて下さい。

そうすることで、犬と会話をしているような間隔に陥るでしょう。

大好きな犬とのコミュニケーションを楽しんで下さい。

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