大切な家族の一員である犬と一緒に過ごすキャンプ。
そんな家族同然の犬と共に快適にキャンプ生活が出来るよう、犬とキャンプする際に持参した方が良いと思われるグッズを紹介します。
フード・食器類
普段と異なる食事を与える事で、お腹を壊す犬もいます。
人間用にと持参した肉類を味付けなしで与える事もあると思いますが、普段から食べ慣れた物しか口にしない犬もいます。
普段と違う物を与える事によって体調不良を引き起こされては、せっかくの楽しいキャンプが台無しにもなりかねません。
ここはひとつ、通常食べなれたフードを持参しましょう。
また食器類ですが、こちらも普段とは異なる器で与えても口をつけない犬もいます。
これらを考え、普段とは異なる環境であっても、食事はいつも使い慣れた器で与えてあげた方が良いです。
お散歩グッズ
キャンプの合間に付近を散歩する際に必要となります。
内容としては、首輪はもちろん、リード、水(飲料用・おしっこ流し用)、排泄物を入れる袋が必須です。
おしっこ等の排泄をさせる際、普段の散歩コースとは異なる為に自分のテリトリーがわからず、なかなかトイレをしない犬もいます。
目印代わりにトイレシーツを持参し、そこで排泄させる事も必要です。
また、広い敷地内であればロングリードを装着して走らせ、犬にストレス発散させてあげましょう。
その際に遊ぶ道具として、お気に入りのボールやオモチャなども持参すると良いでしょう。
洋服・レインコート
基本、外での時間を多く過ごすキャンプでは、雨が降ることも考慮し、不意な雨で風邪をひかさないためにも、雨対策としてレインコートはあった方が良いです。
夏のキャンプでは、ひんやり涼しいクールタイプ・蚊やダニなどを寄せ付けない、防蚊加工を施した洋服を準備しましょう。
冬のキャンプでは、防寒対策として厚手の洋服を持参すると、暑さ寒さを気にする事がない上に、体の汚れを多少防ぐことも出来ます。
着替える事も考慮し、何着か持参した方が良いでしょう。
クレート・ケージ
テント内で寝る際、いつもと環境が違うことから、なかなか就寝しない犬もいます。
そのような事がないように、自分の匂いがついたクレートやケージがあると、犬も安心して眠る事が出来るので、用意しておくと良いでしょう。
その際に、普段、家で犬が使い慣れているマットなどをクレート等の中に敷いてあげても良いと思います。
クレート・ケージと聞くと、それだけで荷物になると思いがちですが、折り畳み式で持ち運びも簡単な商品が販売されています。
環境が変わった場所でも犬が快適に眠れるよう、持参しておきたいグッズのひとつです。
タオル
キャンプ場では、基本、外での活動が主になります。
テント内に入る際に汚れた足を拭く為の小さめのタオルの他、雨が降ってきた際に体全体を拭く事が出来るような大きなタオルまで、何枚か用意しておく必要があります。
一般的なタオルの他に、吸水性や速乾性に富んだタオルも用意しておくと良いでしょう。
ドライヤー
水遊びや雨に濡れた際、濡れた体をそのまま放置すると、生乾きによる感染症を発症したり、風邪を誘発させる要因にもなります。
対策として、ドライヤーの持参をオススメします。
最近のキャンプ場では、AC電源が設置されたサイト場も多数あるため、AC電源付きのサイトを予約するのも手段のひとつです。
また、大きな音の出るドライヤーを使用する際は、概ね夜10時以降は静かに過ごすなど、キャンプ場のルールを守りながら、使用する時間帯を考慮しましょう。
ラバーブーツ・止血剤
キャンプ場では、川辺のゴロゴロした岩や、下に落ちている枝などで思わぬ怪我に遭遇する事も考えられます。
そんな時の為に、犬の足を守るアイテムとして、ラバーブーツを装着させる事も必要です。
ただし、ラバーブーツを装着させる事で違和感を感じて歩かなくなったり、無理矢理剥ぎ取ったりする犬もいます。
万が一、足から出血した時の応急処置として止血剤を持参する事をオススメします。
ワクチン接種及び狂犬病予防接種証明書
犬と一緒にキャンプ場に行く際、受付でこれらの証明書提示を求められる場合もあります。
提示がない場合、犬連れでのキャンプを断られる場合もありますので、注意が必要です。
また、キャンプ場でなくても、キャンプの行き帰りに立ち寄るドッグランやドッグカフェなどを利用する際にも、証明書の提示が必要になる場合があります。
犬と旅行に行く時には持参しておいた方が無難です。
犬とキャンプに行く際に必要な物を揃えよう
上記以外にも、大型犬・小型犬・または犬種別によって、持参した方が良いと思われるグッズも数々あると思います。
次回のキャンプが飼い主・犬共に、より一層楽しくなるよう、今回持参した物をメモに取り、次なるキャンプに活かせると良いですね。