犬が飲み過ぎな位、水をガブガブ飲む時に考えられる理由

犬が水をガブガブ飲みすぎる時の理由まとめ【糖尿病、腎臓、ホルモン、薬の副作用など】

最終更新日:2015年11月15日

犬と一緒に生活されていて「あれ、家の子よく水を飲むな」と感じることはありませんか?

犬の正常な一日の飲水量は100ml/kg以下と言われており、この場合、体重5キロの子であれば、500ml以下であるという計算になります。

それでも飲みすぎているな、と感じる方のために、犬が水を飲みすぎる理由をご紹介します。


1.ホルモンの病気

高齢に差し掛かってなることが多い病気ですが、「副腎皮質機能亢進症」というホルモンの病気がよく見られます。

元気食欲はありますが、飲水量の増加とともに尿量も増え、脱毛なども見られることが特徴的です。

複数のホルモン疾患が合併して起こることもありますが、検査をして該当すると、お薬による治療を要する疾患のため、まずは疑わしいと感じたら動物病院へ行くことをオススメします。

血液検査などで検査をし、お薬を飲んでいくことになります。


2.糖尿病

糖の代謝に関連する病気です。

ホルモンの病気と同様、お水をたくさん飲み、おしっこの量も増えます。

違う点は元気の消失も伴うことです。

糖尿病というと肥満や太りやすい食生活などの生活環境との関連が一番先に思い浮かびがちですが、犬の場合、太っていることも原因の一つになりますが、太っていなくてもなる場合もあります。

この病気の場合、血液検査で診断し、それがわかると、糖代謝に必要なホルモンを定期的に投与していく治療が始まります。

そのまま放っておくと死に至る可能性もある病気なので、やはりいつもと違うことを感じたら、まずは動物病院へ行かれることをオススメします。

3.腎臓の病気

お水と言ったらすぐに結びつきが思いつくのがおしっことの関係です。

おしっこの排泄に関与する腎臓が異常を起こしている場合も、お水を飲む量はぐっと増えます。

お水をたくさん飲み、薄いおしっこをするのが特徴です。

病気が進行すると元気の消失も見られますが、症状の軽い段階では元気もいつもとさほど変わらないこともあります。

あまり注意することはないかと思いますが、おしっこの色などもしっかりチェックしておくことが大切です。

こちらも病気がわかったら、血液検査や超音波検査、尿検査などを受けたうえで、腎臓への負担をかけないごはん(療法食)やお薬を定期的に使う必要が出てきます。

症状が進行すると、腎臓は毒素を排泄するためにも大切な器官のため、死に至る可能性もあります。


4.生理的な現象

先ほどまでは病的なものを多く挙げてきましたが、もちろん病気以外でもお水をたくさん飲むことはあります。

例えばすごく運動をしたとき、暑いとき、食べ物の種類などの生活環境によって大きく飲水量は増えることがあります。

病気かどうかの区別の仕方として、やはりおしっこの量がポイントになります。

前述した病気の場合、やはりおしっこの量は増えるのですが、健康な今回のような場合、おしっこの量は極端には増えません。

また食欲や元気の消失などもこの場合伴わないことが多く、普段と様子は変わらないが、お水の量のみたくさん減っているという状態が見受けられるようになります。

この場合、飲みすぎるといけないのかというと、そんなことはありません。

制限しなければならないのかと思ってしまいがちですが、そんなことはありませんので、特に対処はしなくて良いでしょう。

5.薬の副作用

病気でなく、また健康な何かの変化でなくてもお水を飲む場合があります。

それがお薬の副作用としてお水をたくさん飲むというのが付随してしまう場合です。

最も一般的なものがステロイドでしょう。

ただ、この場合も何かを対処しないというわけではありません。

そのお薬を処方されたときに、そういったことが付随してくるというのを知っておくだけでも、と慌てずに済むのではないでしょうか。

またお薬ではありませんが、おしっこの結石症の療法食は、おしっこをどんどん出して石の元になる結晶を排出させたいという目的もあるため、味付けに少し工夫がしてあり、食べた際にお水をたくさん飲むことはよくあります。

獣医さんからお薬や療法食を処方されたときにそういったことはあるのかどうか、飼い主さんご自身からしっかり確認されると、説明漏れなども防げてより安心かもしれないですね。

犬が水を飲みすぎる理由を知っておこう

気づかれた方も多いかとは思いますが、大切なのはお水の量単独の変化ではありません。

それに伴うおしっこの量の変化、そして元気食欲の変化を総合的に見て判断していただくことが大切となります。

また、いつものご自身の犬の飲水量・尿の排泄量・元気食欲がどの程度のものなのかを把握しておくことも大切です。

病気の際にいち早く気づけるよう、普段から上手にチェックをしていきたいですね。

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