ロイヤルカナン（ドッグフード）の特徴は？フランス生まれの良質ドッグフード

愛犬にはなるべく良いものを食べさせてあげたい、そんな飼い主の気持ちを取り入れ開発されたフランス生まれのドッグフード、それが「ロイヤルカナン」です。

愛犬にとって本当に必要な栄養素とは何か、専門の研究者たちが日夜研究を重ねて作られたフードの特徴をご紹介します。

個体の種類や大きさ・各年代や病気のときに必要な栄養素に配慮

人間と同様、各個体の種類や大きさ、子犬・成犬・老犬時代とそれぞれのライフステージにおいて、必要とされる栄養やその量に違いがあります。

また、もし病気にかかったときに必要になってくる栄養素も違います。

それらに対応できるように、ロイヤルカナンではおよそ50種類にも及ぶ栄養成分を組み合わせ、適当な量を配合し調整した商品を取り揃えています。

犬の種類ごと・大きさごと・年代ごとに製品が作られ、フードバラエティがとても豊富になっているのが、その最大の特徴です。

個体ごとの“違い”に注目し、それに応じた栄養成分を配合した製品が揃っているのは、ロイヤルカナンならではのものです。

犬は肉食なので多くのタンパク質が必要であり、その栄養素の質の良さも重要になってきます。

消化に悪い劣化したタンパク質だと、腸内において発酵し、環境の悪化に伴い下痢に近い状態の便が出るようになります。

それを防ぐためには、消化吸収しやすい素材を使う必要があり、9割もの消化率を誇るタンパク質(L.I.P)を採用しています。

これで愛犬の腸内環境を健康に保てるようになりました。

加えて、着色料を使わないことを徹底しており、原材料が本来持つ素朴な色になっていて、季節や生産地ごとに異なる色へと変化します。

不要な添加物を使っていないため、健康には良い作用を及ぼします。

人間にとっては美味しい匂いであっても犬にはそうでもなかったり、逆に人間にはあまり良い匂いでなくても犬にとっては美味しい匂いであったり、ということもあります。

それは人間と犬とでは嗜好性が違うからです。

人間には食べ物の匂いも大事ですが、味覚が発達しているため、食材の味も豊かに感じ取ることができます。

一方、犬には味を感じ取る器官である味蕾(みらい)の数が人間よりも少なく、何の味に反応するかも人間とは違います。

犬はその味覚が発達していない分を嗅覚によって補います。

そこでフードの「匂い」というものが犬にとっては重要な要素となり、ロイヤルカナンではそうした犬の匂いに対する嗜好性に配慮したフードを作っています。

犬が切実に求める匂いを追求することで、限りなく犬の健康と喜びのための製品を開発することに成功しました。

製造工場にて国際的な標準規格である「ISO」の基準を満たし、クオリティの高いフードを作ることが可能になっています。

世界中で通用するレベルの品質を誇り、その原材料が安全なものかどうか、法律に則ったものかどうかについての検査を厳しく行い、厳格な管理を行っています。

また、トレーサビリティコードと呼ばれるものを使って、材料の調達から製造はもちろんのこと、流通・販売過程に至るまで全ての記録を調査できるようになっています。

それが各部署の責任を明確化し、不良品の流通防止につながり、購入者からの声をきちんと受け止め、現場に反映させる仕組みも整備されています。

本当に犬の健康を考えたフードを作るには、メーカーが狭い世界の中に閉じこもっていては開発できません。

そこでペットショップやブリーダー、動物学者などの研究家、獣医師など、犬に携わる各界の専門家たちと連携し、情報交換や助言を求めています。

美味しくて健康維持に必要なフードを作るにはどうすれば良いか、また病気になったときに食べさせた方が良い栄養分は何かなど、そこで得られた知識が役立ちます。

それぞれ第一線で活躍している人たちだからこそ、有益なアドバイスを基にしたフード作りができます。

ロイヤルカナンのホームページでは、豊富な商品の説明はもちろんのこと、犬に必要な栄養についての知識、病気についての知識など、詳細な説明が網羅されています。

その栄養が犬の健康にどう役立つのか、量が不足したり取り過ぎてしまったりした場合はどうなるのか、その役割とは何かについて事細かに記されており、それを飼い主が閲覧することができるようになっています。

今まで知らなかった知識を知り、広げ、深めることによって、飼い主の愛犬に対してやってあげられることは確実に増えていくことでしょう。

このようにロイヤルカナンでは、愛犬の健康維持、体調の回復に必要な栄養などを、個体の性質をもとに細かく配慮したフードを取り扱っています。

飼い主が必要に応じたフードを選ぶことで愛犬の体は元気になり、寿命が長くなって末永く家族としての生活を送ることができるでしょう。