最近はペットの同伴が可能な宿泊施設なども増えています。
キャンプ場、コテージ、別荘、旅館にホテルと、愛犬と宿泊できる場所はたくさんあります。
楽しい家族旅行には愛犬もやっぱり連れていきたいですよね。
そこで犬を連れて旅行へ行く際の注意点をご紹介します。
宿泊施設の選び方
まずは行きたいエリアを選びましょう。
特に夏場の旅行の時には避暑地を選ぶなど、熱さに弱い犬に負担を掛けない場所を選ぶ必要があります。
そして宿泊施設の選び方ですが、「ペット同伴可」と書かれていても、部屋の中で放し飼いが出来るところと、部屋に備え付けのケージ内のみであったり、居間は問題ないが寝室は不可、食堂は不可など制約があるところが多いです。
毎晩飼い主さんと一緒に寝ている犬は寝室に入れないとなると、夜に鳴いてしまうこともあります。
選ぶ宿泊施設が希望にあった所なのかどうかを確認してから、予約しましょう。
間違っても、犬が侵入禁止の場所には入れない事がマナーです。
大事な持ち物
ペットシーツ、首輪とリード、食器、ご飯、おやつ、うんち袋、コロコロ、おもちゃ、毛布や犬用ベッド、狂犬病・ワクチンの証明書等を持っていくことをオススメします。
ペットシーツは部屋で放し飼いに出来る場合は、大目に持っていくと良いでしょう。
食器やご飯は宿泊施設によって用意がある場合もあると思いますが、いつもと違うお皿やご飯だと食べないかもしれないので、普段使っているものを念のため持っていきましょう。
いつも遊んでいるおもちゃもあると、犬は安心して楽しめます。
普段から専用のベッドで寝ている犬の場合は、ベッドや毛布・タオルなどを持って行ってあげた方が安心します。
コロコロは、チェックアウトする前に特に汚れていそうなソファや寝室などを、コロコロするのがマナーです。
狂犬病やワクチンの証明書は、宿泊施設での確認で必要な場合があります。
みんなが安心して楽しむためですので、忘れずに持っていきましょう。
移動手段
そして旅行先が決まったら移動手段を考えます。
ほとんどの場合は鉄道か車になると思います。
新幹線も、キャリーバッグで愛犬と一緒に乗車する事が出来ます。
ほとんどの鉄道会社でペットを運ぶキャリーバッグなどのサイズを明記していますので、確認しましょう。
手荷物品としての料金も数百円ですが、掛かる会社もあります。
車の場合でもキャリーバッグやクレートを持っていきましょう。
車内で自由にしていると運転席に潜り込んだり、急なブレーキや事故の時に愛犬が危ない目に合ってしまいます。
初めて車に乗る犬は車酔いをしてしまうかもしれません。
車に乗る前には散歩で疲れさせたり、トイレを済ませてあげたりしてください。
そして車に弱い犬の場合には吐いてしまう原因になりますので、乗車の2時間ほど前からは食事やお水を与えるのをやめてあげて下さいね。
あまりにも車での移動が長い場合は、途中休憩を兼ねて犬を出してあげましょう。
宿泊施設についたら
すぐに宿泊施設に入らずに、付近の散歩をしてトイレを促してあげましょう。
宿泊施設に入った途端に、玄関や廊下などでしてしまう子もいるからです。
そして、数時間キャリーバッグやクレートにいた犬の元気を取り戻してあげましょう。
その後は、チェックインを行い部屋へ向かいます。
この時に、廊下やロビーな抱っこをする、などという決まりがある場合もありますので、確認が必要です。
部屋に入ったら、まずは室内の邪魔にならない場所にトイレコーナーを作ります。
いつもと環境が違うので、粗相をしてしまうのを防ぐためにいつもより多めに敷いてあげましょう。
そして、犬にも忘れずにお水をたっぷり用意してあげておいてください。
犬同伴可能な宿泊施設であっても、マナーは守る様にしなくてはいけません。
一般のお客さんもいます。
もしかしたら、その方は犬があまり好きではない可能性もあります。
夜中に吠える、人に飛びかかるなどはさせてはいけません。
ペット同伴可の宿泊施設も、トイレがちゃんと出来る子、無駄吠えをしない子など、最低限のルールを設けています。
もし、粗相をしてしまったら宿泊施設の人に言いましょう。
消毒スプレーや消臭スプレーをしてくれます。
観光やお出掛け
ご家族が一緒に観光やお出掛けになる際には、大概の場所では犬のお留守番は出来ません。
大人しくても、ケージに入れていても何かあってからでは遅いので、犬も一緒にお出掛け出来る場所を選びましょう。
最近は観光地でも犬と入れるところも増えています。
キャリーバッグに入っていればOKというような場所もあります。
マナーを守って楽しい旅行を愛犬と
楽しい家族旅行に犬を連れて行かれる方も多くなりました。
これらの気を付けていただければ、楽しい旅行になると思います。
最低限のルールを守りマナーを持って楽しみましょう。
あとは犬の事も考えてあげて下さいね。
犬嫌いの子がペット同伴率の高い宿泊施設に行って他の犬にずっと吠えているなんて事になったら飼い主さんも肩身が狭いですし、犬にも非常にストレスです。
事故に気を付けて旅行を楽しんでみてください。