犬は人間の一番の友達です。
普段から人間のためにつくすことが好きで、飼い主が帰ってくるのをずっと待っていたり、飼い主がつらそうなときはそっと近くで寄り添ったりと、犬なりにどのようにしたら飼い主が喜ぶかを考えて行動しています。
健気で無邪気な犬。
この気持ちにぜひともこたえてあげたいですね。
私たち人間はどのようにしたら犬を喜ばせてあげられるのでしょう。
なでてあげる
犬は人間とスキンシップをとることがすきです。
人間になでてもらうと、それだけで安心感が増し、信頼間系を築くことができます。
犬がとくになでられて喜ぶ場所は耳の後ろとあごの下です。
ここは手をのばしても届きにくいところですので、飼い主さんになでてもらうととても喜びます。
また、犬が飼い主さんに対して心を開き、リラックスしているときにはおなかをみせてくることもあるでしょう。
こういう時はおなかや、腕の付け根などをやさしくなでてあげましょう。
気持ちよくてうれしくて、寝てしまったりよだれをたらしてしま犬もいるくらい、犬はなでられることが好きです。
なでることは犬とコミュニケーションをとるうえでとても大切なことです。
マッサージをしてあげる
犬も走ったり歩いたり、同じ姿勢でいたりすると疲れるものです。
筋肉が疲れてしまうこともありますのですが、伸びをするくらいでしかできません。
そのため、人間がマッサージをしてあげると喜ぶでしょう。
仰向けになったり、ねっころがっているときにそっと手をとり、ゆっくりやさしい力でひっぱり、のばすようにマッサージをしてあげましょう。
リンパのながれがよくなり、血流もよくなりますので体が軽くなるはずです。
飼い主さんとのスキンシップの機会にもなりますので犬は喜びます。
散歩につれていってあげる
犬はとにかく散歩が好きです。
飼い主さんと一緒におでかけができるというだけで嬉しくておしっこをもらしてしまう犬もいるほどです。
外は刺激がいっぱいです。
外の空気をすって気分転換をすることは犬にとってもとても大切なことです。
いつも同じコースですと飽きてしまいますので、たまにはコースを変えて新たな刺激を与えてあげるようにしましょう。
お散歩がもっともっとすきになって、お散歩に行くことをもっと喜ぶようになるはずです。
また、お散歩に行くときは気温や天候に注意しましょう。
真夏の真昼間の暑すぎる時間や、冬の朝や夜の冷え込む時間などは、犬にとってもつらい時間帯となります。
靴や靴下をはかず、地面に直に足をつけていますので、熱くて焼けそうになったり、つめたくてびっくりしたりということが犬にもあります。
犬のために散歩に行く時間帯や場所をよく考えてあげましょう。
ドッグランにつれていってあげる
普段お散歩に行くときは、基本的にはリードをつけていて自由な行動は許されないでしょう。
しかしドッグランにいけば犬は自由に歩き回ったり走り回ったりすることができるので喜びます。
ほかの犬たちと戯れることができますし、お友達や顔見知りを作ることもでき、犬にとってもよい刺激になります。
吠えても走り回っても誰にも怒られないドッグランは犬のストレス解消にはぴったりです。
たまには自由に動き回れる環境を犬に用意してあげましょう。
とても喜ぶはずです。
お留守番をさせすぎない
犬はお留守番が得意ですが、待ちぼうけはとても疲れますし寂しい思いもします。
特に小型犬など気が小さい犬にとっては長時間お留守番はストレスになる場合もありますので、できるだけおうちで一緒にいてあげるようにしましょう。
飼い主さんが家にいいるというだけで犬は安心しますし、喜びます。
また、どうしてもお留守番を長時間させてしまったときは出かけるときやかえってきたときにごぼうびをあげましょう。
そして、少し大げさなくらいにほめてあげましょう。
飼い主さんが喜んでくれたと思うことができれば、犬も嬉しいのです。
高い声でほめる
犬はほめられることがすきです。
特に女性の高い声がすきです。
ほめる時はちょっと大げさなくらいに高いキンキンした感じの声をだしてほめてあげましょう。
犬の耳を刺激し、じゃれてくるでしょう。
高い声は犬の耳にとってはとても心地のよい大人のです。
意識して高い声をだすようにしましょう。
一緒に遊んであげるときなども、意識して高い声をだしてあげると、飼い主さんも喜んでいる、楽しんでいるということが伝わり、犬との信頼関係が増します。
愛犬を喜ばせてあげよう
犬は猫にくらべてとても尽くしたがりで忠誠心あふれる動物ですが、尽くしてもらうばかりではいけません。
犬たちが喜ぶように飼い主も工夫をしてあげましょう。
犬とのスキンシップをたくさんとることによって、お互いの信頼関係は増し、よりよいパートナーになれるはずです。
犬と寄り添い、よりハッピーな毎日がすごせるようになると良いですね。