犬の咳で考えられる病気。肺炎やアレルギーなど

最終更新日:2015年8月8日

犬が咳をすると、何らかの病気の可能性があります。

咳の度合いによっても変わってきますが、すぐに医師に診てもらう必要があるでしょう。

気管支炎などは比較的軽い症状ですが、重大な病気になっている恐れもあるので要注意です。

特に老犬にとって咳をして病気にかかるのは命にかかわる問題。

早急に対応して、愛犬の命を助けてあげましょう。


1.肺炎が原因

犬が咳をする症状で、もっともポピュラーなのが肺炎です。

この病気には、慢性的な肺炎と急性肺炎の2種類があるので、すぐに見分けるのは難しいでしょう。

医師に相談してみるのが一番の対処法です。

重くなければ薬で治すことができるので、早い段階で気付き、対応してあげるのがベストです。

では、肺炎はどうして起こってしまうのでしょうか?

まず、慢性肺炎の場合をご説明します。

まず考えられるのが、ペットショップで子犬と出会い、家族の一員として飼い始めたときです。

子犬はデリケートなので、これまで暮らしてきた環境と空気の違う場所に移ることで体調を崩してしまいます。

ペットショップのゲージの中の空気と自宅の空気ではまったく違うのです。

自宅には微細なチリや埃が舞っていたり、季節ごとに小さな虫が入ってきます。

子犬はこれらを肺に吸い込んでいるので、反応を起こして、症状として表れるのです。

これは、掃除を徹底することで防ぐことができるでしょう。

小さな犬は室内の床に寝そべったり、這ったりするので、床についたゴミなどを吸ってしまいます。

部屋をいつもキレイにしておけば、それだけ肺炎になる確率は低くなるでしょう。

また、咳の状態にも注意が必要です。

のどを詰まらせたように、息苦しく咳をしている場合、さらに、その頻度が高い場合は、すぐに病因に連れていくことをオススメします。

薬で治ることが多いので、早急に対応してあげましょう。

次に、急性肺炎の場合です。

これは、空気中に肺に影響を与える悪い空気が入って来た場合などに発症します。

例えば、家の中に喫煙するお客さんが来て、1日で部屋の中が煙で充満してしまったとき。

急に煙を吸い込んでしまった犬は、肺炎を発症するおそれがあります。

犬は急に変化したことに敏感に反応するので突然咳をしはじめた場合は、今までとの環境の違いに注目してみましょう。

医師に診てもらうとともに、原因を取り除くことで解消できるはずです。


2.ケンネルコフ(急性気管支炎)

ケンネルコフも犬にとっては身近な病気といえます。

急に咳をしはじめ、苦しそうにしているとき。

息が詰まるようなかんじで、呼吸が苦しそうなときが症状といえるでしょう。

ケンネルコフも、重い病気ではないので、薬を処方してもらうことで治ります。

1~2週間程度で治るので、医師とよくコミュニケーションをとって、経過を見てもらいましょう。

最初の処方ではすぐに症状がおさまらないかもしれませんが、2~3日して咳をする頻度が低くなっていくことがあります。

この間に大切なのは、食事、水分をしっかりとらせること。

部屋の状態をクリーンにしておき、小さなチリや埃を取り除いてあげることです。

犬は微細な空気の変化もすぐに察知して、体に変化を起こします。

衛星状態をよくすることで、症状を長引かせることなく対応できるでしょう。

ケンネルコフにかかる原因としては、周囲の環境の変化があります。

これが最も大きなものと考えられます。

例えば、飼い主が旅行に出かけ、犬をペットサロンや他人の家に預けた時。

当然、自宅の空気と他の家の空気は違いますから、そこで反応を起こしてしまうのです。

ペットサロンなどは、衛星状態にも気を配っていると思いますが、他の犬も共同で生活している状態です。

いつも自宅で生活している犬にとって、外に預けられることは、空気の違いとともに、ストレスにもなります。

精神的な変化も体調に大きく影響していきますので、注意が必要になります。

3.アレルギーによる咳

アレルギーは犬にとっても病気の原因になるものです。

花粉やタバコの煙などが考えられます。

アレルゲンを除去することで治すことができるので、これも命に関わることなく医師に診てもらって対応できるでしょう。

しかしながら、犬にとって何がアレルギーになるかはわかりません。

特に、初めて飼う犬はすべてが注意の対象です。

3月末から4月にかけて、人間と同じようにくしゃみをしたり、目やにが出はじめたら要注意。

アレルギーが強いと咳をして、症状として訴えます。

また、散歩のコースなども変化がないか確認しておくことをオススメします。

アレルギーや、危険な物質(寄生虫など)は、通常の散歩コースの中にも潜んでいます。

特に、寄生虫などは、草や葉を介して侵入してくる可能性があるので注意が必要です。

特に田んぼのあぜ道などは、農薬も散布されていることもあります。

知らずに、犬を散歩させて草をなめさせてしまうと、重大な病気を発症する危険があります。

環境の変化に気付くことで、アレルギーや病気に気付くこともできるので、飼い主は十分注意してあげましょう。

犬の咳には様々な原因がありますが、急に咳をしはじめた場合は、急性的な病気にかかっているおそれありです。

犬の咳が気になるならまずは動物病院へ

困ったときには、まず医師に相談するのが最もオススメです。

さらに、環境をキレイにしてあげることも大切です。

薬で治るものであれば対応できますが、重い病気になってしまっては大変です。

飼い主として、小さな変化に気付き、症状が出たら、早急に対応してあげましょう。

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