犬のくしゃみ。重大な病気が原因のことも

最終更新日:2015年8月9日

犬がくしゃみをした時に考えられること犬も人間と同様にくしゃみをすることがあります。

人間も何か鼻の中に入ったとき、刺激的なにおいをかいだときは、反射的にくしゃみが出ることは誰しも経験があると思います。

これらのくしゃみは決して病的なものではなく生理的な反応ですが、もし犬が繰り返しくしゃみを繰り返している場合は、何らかの原因がある可能性があります。


1.鼻の中に何か入ってしまっている

くしゃみとは、肺から鼻や口への空気の流れを発生させ、刺激物を鼻腔から外に排出するための、防衛的な反射です。

これを踏まえると、くしゃみの原因としてまず考えられるのが、鼻の中に何らかの異物が入っているということです。

地面を掘り返したり、草むらを走り回った際に、鼻の中に何か入ってしまうことがあるのです。

この時は犬も違和感があり、鼻を気にするような素振りを見せたり、鼻の穴の片側からのみ鼻水が出たりします。

また、何かエアロゾルやパウダーなどの刺激物に対してのくしゃみは両方の鼻の穴から鼻水が出ることが多いです。


2.アレルギー

アレルギー体質を持つ犬は、アレルゲンに対する反応の一つとしてくしゃみが出ることもあります。

目が充血したり、顔を痒がってこすりつけたり、体をしきりに掻くなど、その他の症状は犬によって様々です。

突然くしゃみが出るようになった場合、その直前に何か新しいものに触れたり食べたりしていないか、もし思い当たる節があるようなら、獣医師に相談をしましょう。

3.感染による鼻炎

また鼻の粘膜傷つけたりすることによる細菌感染、真菌感染による鼻炎でくしゃみを始めとした、鼻水や発熱などの症状が起こることもあります。

その場合はこのまま放置せず、適切な治療が必要になります。

成犬では可能性は低いですが、ウイルス感染によるくしゃみも起こることがあります。

ウイルスに感染した場合は、鼻水の他にも眼やになどの症状が見られることもあります。

この場合も、治療が重要です。


4.犬がくしゃみをした時の対処法

対処法は原因によって異なるので、動物病院を受診した上で、適切な検査を受けましょう。

その際に、くしゃみをしている時の動画、くしゃみをした時に飛んだ鼻水があれば持っていくことも良いかも知れません。

そして、くしゃみが始まった前に何を食べたり、何と触れたりしたのかを思い出しておくことも大切です。

5.逆くしゃみの場合も

犬には「逆くしゃみ」という現象があります。

くしゃみとは言っても、本来のくしゃみとは全く異なるもので、イメージでいうと「豚がフゴフゴと鳴くような音で強く鼻から息を吸いこむ」感じです。

これも一度動画を検索して見てみるとわかるかもしれません。

鼻から勢いよく息を吸い込んでいて、くしゃみを吸い込むように見えるということからこの名前がついたようです。

一般的に、鼻の構造が特殊であるからか短頭種の犬種で見られることが多く、チワワ・プードル・チワワなどの小型犬でも多くみられます。

基本的には1分くらいでおさまることが多いです。


6.逆くしゃみの原因と対処法

逆くしゃみの原因は解明されておらず、多くは特発性です。

寒い時期に突然鼻から息を吸った時など、何らかの刺激があった場面で起こるとされています。

喉のところをさすってあげたり、鼻の前においしいものを持って行ってにおいを嗅がせてあげたり、鼻の穴を飼い主さんの指で閉じてあげたりすることで治まることもあるので、まずは試してみましょう。

基本的に、てんかんなどの発作と異なり倒れたりすることはないので、落ち着いて対応することが大切です。

くしゃみは病気の前触れの場合も

このように連続的なくしゃみは様々な原因で起こりますので、発見したら、動物病院へ行って獣医師の診察を受けましょう。

たかがくしゃみと思っていても、継続している場合は大きな病気が隠れていること、放置することで大きな病気に発展することがあります。

くしゃみが続くことで犬も消耗しますし、鼻の炎症により臭いがわからず食欲が落ちることもありますので、早々に対応しましょう。

「飼い主さんの判断で咳と思っていても、病院に行って診てもらったら、実はくしゃみだった」、なんてこともあることですので、動画を持っていくことが一番オススメです。

その状態を見てもらうことでスムーズに診察治療が進みます。

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