犬は人間と同様に、嬉しかったり楽しかったりすると、喜ぶ場面があります。
この時は行動や鳴き声などで、喜びを表現しています。
では犬が喜んでいる時には、どのような接し方をすれば良いでしょうか。
ここで紹介していきます。
1.一緒に楽しい気分で遊んであげる
犬が喜ぶことは、カラダに良い効果をもたらします。
犬は室内犬であっても外飼いであっても、ストレスがたまってしまうことがあります。
犬にストレスが過剰にたまってしまうと、病気になってしまうことがあります。
でも楽しんだりして喜ぶことで、ストレスを発散させることができます。
そのため適度に遊ばせて、楽しんでもらうことが重要です。
この時は、飼い主が一緒に遊んであげると効果的です。
こうすることで、犬はさらに喜ぶことが多いです。
飼い主も一緒になって、楽しい気分で接してあげるようにしましょう。
梅雨の時期などは、散歩に連れて行ってあげられない時もあります。
この時は室内でおもちゃなどを使って、遊んであげるだけでも良いです。
でも遊びすぎると今度は疲れてしまい、逆効果です。
一緒に遊ぶ時間も適度を心掛けましょう。
2.撫でてあげるなど、スキンシップをしてあげる
犬はいろいろな場面で、喜んでいる姿を見せることがあります。
この時飼い主は、積極的に犬を撫でてあげると良いです。
撫でてあげてスキンシップをすることで、犬はさらに喜びます。
飼い主とコミュニケーションを図ったり、信頼関係を深めることにもつながります。
特に首や背中などを撫でてあげると喜ぶので、積極的に行ってみましょう。
また血行を促進したり、リラックスできるなど、マッサージの効果もあります。
でも犬には個体差があり、マッサージをするように撫でると嫌がることもあります。
撫でられると嫌がる部位もあります。
そのため犬の気持ちを考えながら、スキンシップをしてあげることが大切です。
3.穏やかな表情や、声掛けをするような態度で接する
犬は人間の言葉の意味を、はっきりと理解しているわけではありません。
代わりに人間の声の調子や表情などは、理解している面があります。
このように犬は人間の感情を、しっかりと読み取っていることがあります。
飼い主が悲しんでいる時に、寄り添ってくるのはこのためです。
そのため犬が喜んでいる時に、気分を害するような態度は避けるべきです。
犬がせっかく楽しく過ごして喜んでいるのに、このような態度をとってしまっては逆効果です。
飼い主は穏やかな表情や声掛けをするような態度で、接してあげるようにしましょう。
また犬が喜んでいる時に、おやつをあげるとさらに喜びますが、注意が必要です。
何度もあげてしまうと、ねだるようになったり、肥満の原因にもなります。
そのため良いことができた時に、ご褒美をあげる程度に、とどめておいた方が良いでしょう。
4.散歩に連れて行き、コミュニケーションを図る
犬が喜んでいる時に、散歩に連れて行ってあげるとさらに喜びます。
普段忙しく過ごしていると、犬と過ごす時間をなかなか持てない時もあります。
でも時間がある時は、積極的に外出させてあげるようにしましょう。
外の空気に触れることで、良い気分転換になります。
さらに犬の機嫌が良い時に散歩をすることで、飼い主とコミュニケーションが図りやすくなります。
でも犬は散歩前になると、興奮状態になって吠えることがあります。
特に喜んでいる状態で、気分が高揚していると、なおさら吠え続けることもあります。
この場合落ち着かせるように、しつけをしてから、連れて行くことも大切です。
また犬が喜んでいるからといって、むやみに散歩に連れて行くのは早計なことです。
犬のカラダを考慮して、暑すぎたり寒すぎる時間帯の場合は、避けるようにしましょう。
あくまでもタイミングを考えて、判断することが大切です。
5.一緒に外に出て、のびのびと過ごす
犬が喜んでいる時は、散歩に連れて行くだけでなく、外で遊ばせることも考えてみましょう。
自宅に広さのある庭があれば、飼い主と一緒にボール遊びなどをするのも良いです。
またドッグランなどが近くにあれば、積極的に連れて行ってあげましょう。
犬が喜んでいる時、飼い主と外でのびのびと過ごすことで、さらに良い効果をもたらします。
リードを外して遊ぶことで、より良いストレス発散につながります。
このように犬が喜んでいる時は、開放的になってもらう機会を、作ってあげることも重要です。
でも犬を外で遊ばせる時は、マナーをしっかりと守ることが大切です。
庭で遊ばせる時は、事前にフェンスなどを設置しておくと良いでしょう。
また近所迷惑にならないように、気をつけることも大切です。
そのため普段からしっかりとしつけを、しておくようにしましょう。
犬が喜んでいる時の様子を見ながら、適切な接し方を心掛けよう
犬がとても喜んでいる姿を見ると、微笑ましい気持ちになる飼い主も多いはずです。
この時は犬の気分を害さないように、穏やかな気持ちで接するようにしましょう。
また犬が喜んでいる時は、飼い主とより良いコミュニケーションにつなげていくこともできます。
犬が喜んでいる時の様子を見ながら、適切な接し方を心掛けましょう。