犬には大人しい子や臆病な子、様々な性格の犬がいますがその中でも活発な犬種を紹介します。

活発な子は一見飼うのが難しいように思えますが、賢い子が多いので運動やしつけ方によってとてもいいパートナーになってくれます。

また、活発な子ほど思いがけない行動でクスッと笑わせてくれることが沢山あり、かけがえのない存在になるでしょう。

1.ボーダーコリー

ボーダーコリーはオス、メスで変わりますが体重約15〜20キロぐらいで筋肉質な体付きをしています。

元々牧羊犬の中型犬ですがとても訓練性の高い犬種なので、日本ではドッグスポーツを楽しんでる飼い主さんも多いです。

頭もいいので色々なことを覚えてくれます。

ただし活発で作業意欲が高いため、犬の体力に見合った運動、頭を使うトレーニングや遊びを与えないと、ストレスを抱えてしまうことも。

気性が荒くなったり飼い主の指示に従わないようになってしまいます。

健康な子なら朝晩それぞれ1時間ぐらいの散歩が必要です。

若いうちはそれでも体力が有り余っているので、時間のある時はフリスビーやアジリティなど楽しい遊びの要素も取り入れてあげましょう。

きっと従順な落ち着きある性格になってくれるはずです。

2.ジャックラッセルテリア

ジャックラッセルテリアは映画「MASK」に飼い犬のマイロ役で登場するので見たことがある方も多いと思います。

毛質はスムースコート、ラフコート、ブロークンコートと3種類の毛のタイプが存在し、どのタイプも可愛いことに変わりはありませんがまず好みの毛質で選ぶのも良いかもしれません。

ジャックラッセルテリアは狩猟犬で、底抜けの体力を持っています。

小型でとても可愛い見た目に反してジャンプ力などもあり、ピョンピョン跳びまわりとにかくよく動く犬種です。

飼育難易度が比較的高いので十分な運動としっかりとしたしつけが重要です。

ジャックラッセルを飼う場合は、ご自身の体力や気力を十分考えてみることをオススメします。

普段動くことが大好きなスポーツマンタイプの飼い主さんとならすごくいい関係が結べると思います。

3.ダルメシアン

ディズニー映画で人気が出た可愛い模様のダルメシアン。

黒かブラウンのはっきりした斑点で全身覆われているのが特徴です。

短毛でお手入れも比較的楽でしょう。

平均体重は個体差が大きいですが15〜30キロと、大型犬のわりには比較的軽い方と言えます。

元々は牧羊犬や猟犬、消防馬車の先導犬などで活躍していた犬種なので訓練性は高いですがとても活発です。

体力がすごくあり、疲れ知らずの好奇心旺盛な犬種で、長時間の継続的な運動が必要です。

広い場所で自転車での引き運動などができる時間のある飼い主さんが最も適しています。

また、寒さに弱いので野外で飼う時は温度管理が必要です。

十分な運動の時間とコミュニケーションをとってあげれば本来は友好的で攻撃性も低いのでとてもいい飼い犬になってくれるはずです。

4.ポメラニアン

小さな体にふわふわの毛、クリクリの目が特徴的なとっても可愛い人気の小型犬です。

そり犬であったスピッツ系の祖先を持つので、その素質を持った気が強い子も少なくない犬種です。

平均体重も1.5〜3.5キロほどと、体も小さく骨も細いのでそれほど運動量は多くありません。

ただ、活発で運動することが大好きなので、退屈してストレスが溜まると甘噛みや無駄吠えを繰り返したりします。

十分にコミュニケーションをとって甘えさせてあげることが大切です。

毛が長く、こまめにブラッシングが必要なので遊びながらブラッシングしてあげると良いコミュニケーションに繋がると思います。

5.ミニチュアシュナウザー

とても勇敢で、番犬としての素質が抜群な活力に溢れた犬種です。

平均体重は約4.5〜7キロと小型犬の中では少し大きめな方でしょう。

警戒心も強く、よく吠える子もいますが正しいしつけを行なえばとても飼いやすい犬種です。

小さいお子さんとの相性も良く、子供を守る行動を見せたり愛情深く従順な家庭犬になる子が多いです。

誰にでもベタベタと甘える性格ではないですが、飼い主への独占欲は強いでしょう。

激しい運動は必要ないですが、じっとしていられない犬種なので毎日の散歩でたくさん歩かせてあげることが大切です。

休みの日は定期的にドッグランなど自由に走れる所に連れて行ってあげるととても楽しそうにし、性格も安定します。

活発で元気な犬種ですが、気立てが良く頭も良いので昔から人気のある犬種と言えます。

様々なカットスタイルも楽しめるのでオシャレをして一緒にお出掛けするのも楽しいですね。

活発な犬種の性格を知ろう

活発な子は運動量も多く十分な時間をとってあげることが大切なので飼うことが難しいと思う方も多いと思います。

その子の性格をよく理解し、たくさん愛してあげることが1番大切です。

犬はみんなそうですが、特に活発な犬種ほど飼い主さんとのコミュニケーションが大好きな子が多いので、大切に育てた分たくさんの愛情を返してくれます。