観賞用として魚を飼いたいと思った時に、違う魚を昆泳させたいと思うことありますよね。
相性の良い魚同士ならば問題はないのですが、金魚とメダカでは色々と気をつけなければいけません。
金魚とメダカを混泳させる際の注意点をご紹介します。
大きな水槽を用意する
金魚とメダカを混泳させたいと思ったら、なるべく大きな水槽を用意しましょう。
できれば混泳させることを避けたい相性の金魚とメダカなので、メダカが逃げられるだけのスペースを作ってあげることが大切です。
小さな水槽だと金魚がメダカを大きなミジンコだと勘違いして、食べてしまうことがあります。
メダカは自然界でもほとんど捕食される側の生き物なので、追われることには慣れています。
エサもたくさんもらえるので、大きく育つことができれば、金魚が間違って食べてしまうこともなくなるでしょう。
メダカが大きくなればそれだけ金魚も大きくなるので、だんだんと逃げるスペースも無くなってきます。
もし金魚とメダカを混泳させたい場合には、できるだけ大きな水槽に入れて飼育するようにしましょう。
金魚の大きさに注意する
金魚とメダカを混泳させたいと思っていても、金魚の大きさが多き過ぎればあっという間にメダカは全部食べられてしまうでしょう。
金魚にもたくさんエサをあげていても、食べるだけどんどん大きくなっていきますし、金魚は際限なくエサを食べてしまいます。
少しでもお腹が空いたり、目の前に食べられそうな魚がいると思わずパクッと食べてしまうでしょう。
金魚がメダカを食べてしまうのを防ぐには、ある程度金魚の大きさが小さいものを選ぶ必要があります。
メダカも大きく成長しますが、大きさには限界があります。
その点金魚はどんどん大きくなっていくので、初めは小さいと思っていても気づいたら倍以上の大きさになっていることもあるので注意が必要です。
メダカの大きさに対して、金魚が食べられる小さい魚だと認識できないくらいの大きさならば、うまく混泳させることができるでしょう。
メダカが隠れられるスペースを確保する
メダカが最新の注意を払っていても、ちょっとした好きに金魚に食べられてしまうこともあります。
しかもずっと気を張っているので、メダカがストレスで弱ってしまうことも考えられます。
弱っている魚は容赦なく襲われるのが魚の世界なので、食べられてしまう率が高くなるでしょう。
メダカが隠れられるスペースとしては、水草を置いたり金魚が入れないような狭い入口のスペースなどが挙げられます。
メダカの家のような感覚で、そこにいればメダカが安心できる場所を作ってあげれば、メダカもストレスが少なく元気に泳ぐことができるでしょう。
危険を察知した時に隠れられるスペースを作ってあげてください。
金魚を常に満腹にさせておく
金魚がお腹が空いたり、小さい魚が食べられると思うとすぐにメダカを食べようとしてしまいます。
メダカは金魚よりも素早く動くので、なかなか食べられませんが、金魚もお腹が空いたら必死でメダカを追いかけるでしょう。
いずれは捕食されてしまうので、できるだけ金魚のお腹を満たしているようにします。
金魚にあげるエサは1日2回与えるのが基本ですが、3回に増やしても良いかもしれません。
仕事で朝出かける前、帰ってきた時、寝る前などと3回に分けて金魚にエサをあげていれば、お腹が空く時間を減らすことができます。
エサの回数を2回で一度に多くエサをあげても良いのですが、毎回全部キレイに食べきってくれるかどうかも分かりません。
食べきれなかったエサはいずれ水質汚染の原因ともなるので、できるだけ毎回食べきれるだけの量のエサを与えるた方が良いでしょう。
エサを与える順番に気をつける
金魚とメダカを混泳させている時に困るのが、エサをあげる時です。
それぞれ金魚用とメダカ用のエサは当然必要ですが、あげる順番にも気をつけなければいけません。
まず初めに金魚にエサを与えます。
金魚のエサはメダカが食べられないくらいの大きさなので、金魚だけが食べることができます。
また金魚がお腹が空いていると、メダカを食べてしまうので、先に金魚のお腹を満たしてあげることが大切です。
金魚にエサを与えてからメダカにエサを与えます。
メダカのエサは小さいサイズですが、金魚が食べてしまうことがあります。
ですからメダカを単独で飼育している時に比べると、少し多めに与えた方が良いのかもしれません。
メダカもエサが食べられないとストレスも溜まりますし、大きくなれないと食べられる危険性も大きくなります。
金魚がしっかりとエサを食べきってからメダカに与えてください。
金魚とメダカを混泳させよう
基本的には金魚とメダカの混泳は避けたいところですが、大きな水槽やメダカが隠れられるスペースの確保など、メダカが襲われる確率を下げてあげれば混泳をさせることができます。
しかし、あくまでも金魚が大きすぎないことが条件ですし、メダカがストレスで弱ってしまうようでしたらすぐに混泳は止めましょう。
いずれにしても相性もあるので、様子をしっかりと観察しておくことが大切です。