家で飼いやすい犬と言えば、体の小さい小型犬ですよね。
全国的に見ても、室内犬で飼われている犬には小型犬が多いのではないでしょうか。
そこで、今回は代表的な小型犬の種類と特徴をご紹介します。
ミニチュア・ダックスフンド
よく見かける、とても人気の高い犬種であるミニチュア・ダックスフンド。
胴が長く足が短い姿は、とても可愛いと評判です。
ダックスフンドはミニチュア・ダックスフンドだけではなく、ミニチュア・ダックスフンドよりも小柄なカニンヘン・ダックスフンドとスタンダード・ダックスフンドを含む3種類です。
その中で一番よく知られているのが、ミニチュア・ダックスフンドです。
比較的、よく吠えるイメージを持たれているのではないでしょうか。
確かに吠えますが、吠えるのはダックスだけでは無く、どの犬種でも吠えます。
しつけをしっかり行えば、吠えないようにすることも出来ます。
吠えるのにも色々種類があり、チャイムや電話など音に反応して吠える子、動物や知らない人に対して怯えて吠える子、飼い主さんと離れてる時に寂しくて吠える子など、様々です。
それぞれで、しつけの仕方は違います。
本屋さんでしつけの本なども販売されていますが、それを読んでも自分ではしつけは出来ないと思われる方は、ドッグトレーナーさんに来てもらい、犬と一緒に勉強していけば吠える癖を直すことも出来ます。
また、トイレなどその他のしつけに関しても、ドッグトレーナーさんがいる時しか出来ないのでは意味がありません。
飼い主さんもしつけの仕方などを、しっかり理解し普段の生活から取り入れていくことをオススメします。
チワワ
こちらの犬種も、よく見かける種類です。
一時期CMなど、テレビで見かけることも多く、愛らしい姿を見て飼われた方も多いのではないでしょうか。
とても小さく可愛らしいですが、比較的臆病な性格の子が多い傾向にあります。
飼い主さんに対しては甘えん坊でも、知らない人の前では怖がって隠れてしまったり、怖さのあまり威嚇してしまったり。
甘やかしすぎるとわがままになってしまうこともあるので、しつけの加減には注意が必要です。
トイ・プードル
こちらの犬種も最近見かけることが増えているのではないでしょうか。
チワワやダックスに比べて毛が抜けにくいので、抜け毛が床などに散らばるのが嫌な方にはオススメの犬種です。
しかし、抜け毛は少ないですが毛玉が出来やすいです。
ですので、こまめにブラッシングをしていないと体中が毛玉だらけになってしまいます。
プードルと言えば、カットの種類の豊富さも魅力です。
しかし、体中が毛玉だらけになってしまうとバリカンで体を短く刈り、その長さに合わせて顔もカットすることになるので、普段のブラッシングがとても重要になります。
毛玉が少しであれば、スリッカーというブラシで毛玉を取りお好みのカットをしてもらうことも出来ますが、ブラシで毛玉をほぐして取っていくのも毛を引っ張られるような感覚です。
ですので、犬にとっては負担になってしまうため、毛玉の量によってはバリカンで刈ることを勧められることもあります。
性格的には、人懐っこく甘えん坊で明るい子が多い傾向です。
人にくっついているのが好きで、家の中でも飼い主の後をついて回ったり…などもあります。
また、チワワなどよりは比較的社交的な性格でもあります。
ちなみに、「ティーカッププードル」という名前を耳にすることも多いかと思いますが、ティーカッププードルというのはあだ名みたいなものであり、そのような犬種は存在しません。
同じようなことで言うと「豆柴」も同じで、犬種としては存在しません。
どちらも、小柄な犬同士の子供は小柄になりやすく普通のプードル、柴犬より小柄な犬になる可能性が高いのです。
テレビ等でティーカップに入っているプードルの映像を見たことがある方もいるかと思いますが、あくまでその子も子犬です。
そのため、もちろん成長します。
成長すると普通のプードルよりは小さいですが、ティーカップに入るサイズでとどまることはありません。
プードルの種類は、「トイ・プードル」と「スタンダード・プードル」の2種類です。
ペットショップなどでも小さいことを売りにしているところもあると思いますが、あくまで小柄になる可能性が高いというだけで、実際に飼ってみると、普通のプードルと同じサイズまで成長する子もいます。
ですので、犬の大きさで選ぶのではなく、その子自身の性格等を見てあげましょう。
小型犬を飼ってみよう
今回ご紹介した小型犬以外にも、シーズーやブルドックなど多くの小型犬がいます。
もし上記3匹以外にも興味がありましたら、ぜひペットショップへ足を運び、他の種類の小型犬も見てみましょう。
また、飼うときは、性格や性質等を店員さんと確認して、きちんと飼えるかどうかを確認してから飼い始めることをオススメします。