老犬を介護する際のポイント7つ。愛犬をサポートしよう

可愛い愛犬もだんだんと年を取って老犬になっていきます。

それでも、相変わらず可愛くてたまらない大切な犬。

そんな、老犬になった愛犬を守るには、老犬の介護する際のポイントを知っておくことが大切です。

そこで、愛犬を介護する際のポイントをご紹介します。

老犬は優しく扱うように心がける

人間と同様に、年を取っていくと骨がだんだん弱くなっていきます。

ですので、怪我をしないように優しく動かしたり、優しく抱っこしたりすることに気をつけましょう。

骨が折れないように、大切に大切に扱う感じで扱うことがポイント。

そうすることで安心して過ごすことができます。

子犬の時と同じ感覚で接してあげてください。

エサを柔らかいものを食べさせる

老犬になると喉の通りが細くなってきます。

今まで与えていたようなドッグフードなどの硬いエサが、喉を通らなくなってきます。

しかも、喉につかえたりして大変危険なので、老犬用の柔らかいエサを食べさせるように気をつけてください。

チョコレートや玉ねぎなどの人間の食べ物は、犬には毒とされています。

免疫力が低下している老犬には更に良くないので注意してください。

水は高く置く、またはスポイトなどで与える

だんだんと、自分では水を飲むのが困難になってきます。

それは、筋力が弱まって低姿勢が難しくなってくるからです。

自分で飲めそうな場合は、出来る限り自分でさせた方が犬のためにも良いです。

そのため、水を置く高さが重要になってきます。

飲みやすくする為に、水を高めにする道具も販売しておりますので、それを使うと便利です。

もしも完全に飲めなくなってきましたら、最終手段として″スポイト″で口元に水を持って行き飲ませてあげてください。

体温調節をしてあげる

老犬になると大変体温調節が難しくなってきます。

しかも、″暑かったら涼しいところ″、″寒かったら暖かいところ″に移動するということが自分では難しいです。

ですので、飼い主さんがクーラーや暖房器具を使ってお部屋の温度調節をしてあげる必要があります。

真夏は、熱中症になってしまいますし、冬は風邪をひきやすくなります。

犬の様子を見てしっかりと管理しましょう。

オムツを使うと便利

老犬になると一番手がかかるのがトイレです。

以前のように、上手にトイレが出来なかったりします。

犬の認知もありますが、足腰が動かずトイレまで間に合わないということもあります。

トイレに行くようであれば、ペットシートなどを寝ている場所の最短距離に置くと良いでしょう。

もしくは、オムツを使うと大変に助かり便利です。

オムツは、清潔に小まめに交換することが必要です。

サイズが小さすぎると排泄物が体につきますので、少し大きめがオススメです。

トイレなど粗相をしても怒らない

老犬は、トイレをしようとする意思を持っていることが多いです。

認知症になると難しくなりますが、犬も頑張っています。

トイレの粗相をすると、いままで出来ていたのに…と腹を立ててしまうこともあるでしょう。

しかし、怒らないようにしてあげてください。

老犬になって、きちんとしたくても出来ない状態です。

優しく手伝って、トイレなど楽に対応できるように、オムツを使うなど工夫をしましょう。

歩きをサポート・障害物を置かない

老犬になると歩けなくなったり、ヨタヨタとふらつきが見えてきます。

歩く度に、部屋の隅っこにはまって抜け出せなくなったり、物に挟まったりします。

認知も原因ですが、出来る限り障害物になるような物を置かないようにしてください。

そして、老犬も若い時のように歩きたいようです。

ですので、タオルに二箇所穴を開けて犬の足を入れて上に持ち上げながら歩くのをサポートすると歩けます。

筋力を落とさないように、歩きをサポートするのも非常に大切です。

老犬の体調に気を付けながら介護をしよう

老犬になっても、飼い主さんにとっては、大切な家族である犬。

介護ということで、気持ち的に不安ですし、要領がつかめずに苛立ちを感じてしまうこともあると思います。

犬とは、会話はできませんが、様子や反応を見ながら老犬の体調を気をつけて、しかも、飼い主さんも生活をしやすく心がけるだけでストレスも変わってきます。

また、身近にいる経験者に老犬の介護するポイントを聞いてみるのも、気持ちが楽になります。

最近では、ネットでも質問できますので、上手に利用して老犬を最後までの可愛がりたいですね。