犬のマーキングする際の仕草とは。マーキング行動を知ろう

最終更新日:2016年3月10日

犬が必ずする行動に、マーキングがあります。

マーキングには、外で散歩する時の仕草や行動もあれば、小型犬など室内で飼っている場合には室内マーキングの仕草や行動もあります。

室内の場合は放っておくわけにはいきませんから、きちんと犬の心理を理解して止めさせる必要があります。


1.足をあげて電柱や木の高いところにおしっこをかける

マーキングの意味は広く知られているところで、「自分の縄張りを示すため」と言われています。

外で散歩をした時に、自分の歩いた経路におしっこをして臭いをつけておくことで、自分の縄張りを示して、テリトリーを広げていくという意味があります。

中型犬や大型犬などは外で散歩した際に、電柱や木におしっこをかけることがよくあります。

これもマーキングの基本的な意味と一緒で、自分の縄張りを示してテリトリーを広げることです。

愛犬が足を高くあげて、おしっこをかけるのは、「できるだけ高いところにおしっこをかける」ということです。

これは、地面のみならず高いところでも自分の臭いがついていれば、自分の縄張りを示すことができるからで、単純に、広さと高さを誇示するためと言われています。

大型犬であれば当然、体高があるため、足をあげてより高いところにおしっこをかけることができるでしょう。

その位置以上の高いところに他の犬が臭いをつけることは困難ですから、自分の縄張りを維持することができます。


2.わずかな量のおしっこをあちこちにしていく

高いところでは体高のある大型犬のほうがマーキングが有利です。

他のオス犬、メス犬はどうやって縄張りを広げていくかというと、少しのおしっこをあちこちにしていく方法でテリトリーを広げていきます。

高さがなければ広さで縄張りを広げ、他の犬に対抗するという心理でマーキングをしていきます。

足をあげておしっこをかけるのはオス犬ですが、全てのオス犬がそうなのかというと、実は違っていて、体高のないオス犬は、高さでは敵わないと判断して、メス犬同様、座って少しの量のおしっこをあちこちにしてテリトリーを広げていくのです。

3.おしっこしたあと後ろ足で土を散らかす

おしっこをした後で、後ろ足で土を散らかすところをよく目にします。

これもマーキングの行動の1つで、おしっこして自分の臭いのついた土を散らかすことで、臭いを広げるという意味があります。

自分の臭いのついた土や草を拡散させれば、それだけテリトリーを広げることができるので、縄張りを誇示することができます。


4.土や草の臭いをかぐ

散歩中に歩くのを止めて、あちこちで土や草の臭いを嗅ぎ始めることがあります。

これもマーキング行動の一環で、自分の臭いがついた散歩コースに他の犬の臭いがついているかどうかを確かめているのです。

単に外で美味しそうなものを探しているわけではなく、マーキングの意味で、自分以外の存在が散歩コースを通っているかを確認しています。

中には、他の犬がしたおしっこやふんの上でゴロゴロと転がって、自分の体にその体臭をつけようとする犬もいます。

これも自分の中に他の犬の臭いを取り込むことで、縄張りを同化するという意味があります。

5.室内で床をクンクン嗅ぎまわる

小型犬で一番大変なのが室内マーキングです。

部屋のあちこちにおしっこをしたりうんちをしたりと、部屋の中で自分の縄張りを作ってテリトリーを広げようとします。

わかりやすいのがうんちをする時で、小型犬がするときは、まず、床のにおいをクンクン嗅ぎまわって、辺りをクルクルと回り始めます。

10~20秒ほど回ったあと、急にしゃがみこんでうんちをし始めます。

室内マーキングをする時は、各部屋の決まった場所にすることが多く、同じ場所でクンクン嗅ぎまわってからうんちをするでしょう。

おしっこも同様で、部屋のあちこちにするよりは、決まった場所ですることが多くなります。

以前に自分がつけた臭いがかすかに残っているかどうかを確認するという意味があり、その臭いを確かめてから「ここならOK」と判断してするようです。

このため、今まで行ったことのない部屋では逆にマーキングしづらいので、床をクンクン嗅ぎまわるまでに時間がかかるでしょう。

室内マーキングは決まっているため、そこにトイレシートを置くなどして対策をとれば対処できるはずです。

犬のマーキングについて知っておこう

マーキングは外と室内の2つに分かれ、状況の変化によって仕草や行動が違ってきます。

大型犬などは電柱や木の高いところにおしっこをかけて縄張りを誇示しようとします。

それができない犬は、少しの量のおしっこをかけて自分のテリトリーを広げていくのです。

マーキングをする前と後の仕草や行動にも特徴があり、土を後ろ足で散らかすこと、他の犬の存在を臭いで嗅ぎわけるなどをしていきます。

室内のマーキングは、部屋の決まったところでおしっこやうんちをするので、トイレシートで対処しましょう。

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