犬用のペットシーツには色々なサイズがあります。
その理由は、犬用のトイレにもレギュラー、セミワイド、ワイド、ワイドプラス、スーパーワイドと大きく5種類のトイレに分かれているからです。
犬のサイズやトイレの頻度で飼い主は犬のトイレを選び、トイレシーツのサイズを選ぶことになります。
様々な種類のペットシーツが販売されている中、何を基準にシーツを選んだら良いのか、今回はその選び方をご紹介します。
トイレのサイズに合うものを選ぶ
犬用のトイレと同じサイズのペットシーツを購入するというのが一般的な選び方です。
最初はトイレに合ったサイズを購入しましょう。
今の犬用トイレは、いたずら防止のメッシュがついているものが多いので、その下に取り付けができるもの(ほとんどのシーツが対応)を選ぶようにしましょう。
子犬にトイレトレーニングをさせる場合は少し大きめのトイレを用意してあげると外す確率も低くなり、掃除が楽になるので、特に初めてトイレトレーニングをさせるときは気にしてあげると良いでしょう。
トイレの頻度で選ぶ
散歩ですべての排泄を済ませる犬やほとんど室内で排泄をしない犬でも、念のためトイレシートは用意しておきましょう。
このような犬の場合は、安くて薄いシートで良いでしょう。
サイズは犬のサイズに合わせて選んであげると良いと思います。
病気になって外に出せないときや、年をとって歩けなくなった時など、トイレシーツを使うことがある可能性は常にありますので、用意だけはしておくと重宝します。
また、トイレの回数が多く、屋内で排泄する頻度の多い犬は1回1回取り替えられる環境にあっても、薄くてたくさん入っているシートを選ぶと良いでしょう。
あとは犬の性格にもよりますが、一度排泄した場所ではしたがらない犬の場合は、吸収力が高いシートを利用してあげることをオススメします。
排泄物の量で選ぶ
室内で排泄をするというしつけが入っている犬の場合は、厚めのトイレシートを用意してあげると良いでしょう。
特にゲージの中でお留守番の時間が長い子は、留守番の間に何度も排泄をするのでたくさん吸収してくれる機能の高いシートが安心です。
薄めのシートだと1枚につき2~3回のおしっこで湿ってきてしまうので、頻繁に交換できない環境にある犬にはオススメできません。
それから、ある程度まとめて排泄をする成犬は、厚めのトイレシートがオススメです。
反対に頻繁におしっこをする子犬や老犬、留守番の少ない犬などは、すぐに交換するために薄いトイレシートの方が経済的です。
もし心配な場合は、厚めのトイレシートを用意してあげるようにしましょう。
また吸収率が悪いトイレシートを使用していると、犬が排泄後にトイレの上を歩いてしまい、足の裏におしっこがついたまま家中歩いているということになりますので不衛生な面もあります。
ですので、愛犬のトイレの頻度に合わせてトイレシートを選ぶことも必要になります。
臭い重視で選ぶ
最近のペットシートは、炭入りのものやアロマの臭いがするシートなど、排泄後の臭いが充満しないように工夫されているものがたくさん販売されています。
犬のおしっこは独特の臭いがするので、来客時や梅雨時期など臭いが気になるときがあるのも事実です。
そうした悩みを解消するために、炭入りのシートやアロマの臭いがするシートが販売されているので試してみることもオススメします。
炭入りのものは基本的には無臭ですが、臭いつきのシートの場合は人によってはおしっこと臭いが混ざって不快になる場合があるので注意しましょう。
それから、子犬のトイレトレーニング用のシートというものがあります。
このシートにはおしっこの臭いと同じような臭いがもともとついているシートで、その場所でおしっこをすることを教えるためのシートです。
トイレを覚えている子には必要のないシートなので、間違えて購入してしまうと余計な臭いがするということになりますので注意しましょう。
犬のトイレ事情に合わせてペットシーツを選ぼう
トイレシートにも用途や人間の生活スタイルに合わせたものまで、様々な種類のものがあります。
大切なことは、数あるペットシートの中から、飼い主のライフスタイルと犬のお留守番をしている時間や状態を考えた上で、1番適切なサイズや吸収力のペットシートを用意してあげることです。
特に、留守番中に犬が快適に過ごせる環境を整えてあげることは非常に重要なことですので、今一度犬のトイレシートについても見直してみるのも良いかもしれません。
また、使いやすいトイレシートを色々な試してみて合うものを探すことも大切なことですので、犬と一緒に探してみてください。