せっかくキャットタワーを買ったのに猫が遊んでくれないということはよくあります。

高価なものですから見向きもされないとがっかりしてしまいますし、室内飼いなら運動不足も心配です。

猫がキャットタワーで遊びたくなるように、これからご紹介する対処法を試してみてください。

抱っこしてキャットタワーに近づけてみる

子猫のうちや初めてキャットタワーを見た猫は、まだキャットタワーが何なのかわかりません。

興味があっても一人ではなかなか近づけないので、抱っこして楽しいものであることを教えてあげましょう。

子猫から見ればキャットタワーは巨大でとても威圧感があります。

飼い主さんにしっかりと抱っこしてもらっていれば、安心して近づくことができます。

抱っこしたまま匂いを嗅がせてあげたり、手を持って爪とぎをする仕草をさせてみましょう。

自分の好きにして良い場所だとわかれば、猫がより早くキャットタワーに慣れてくれます。

ただし、あまり怖がるようなら無理に近づけるのは逆効果です。

キャットタワーに近づくと体に力が入ったり、嫌がって逃げようとする仕草が見えたらすぐに解放してあげましょう。

子猫は生後1か月頃から活発に遊びはじめますが、まだ上下の運動は得意ではありません。

キャットタワーデビューは生後6か月を目安にしましょう。

キャットタワーに猫の匂いのするものを置いてみる

購入したばかりのキャットタワーは、組み立てに使った接着剤や溶剤の匂いがまだ強く残っています。

人よりもはるかに鼻の良い猫は、使っている木材や化学薬品の強い匂いを嫌がって新品のキャットタワーには近づきません。

いつも使っているブランケットやオモチャなど猫の匂いが強くついているものを置いておくと、新品の匂いを消すだけでなくキャットタワーが自分の縄張りであることが猫にわかりやすくなります。

新品のキャットタワーの匂いが落ち着くには、長ければ2週間ほどかかります。

早く遊んでほしいなら、キャットタワーを猫に与える前に風通しの良い所にしばらく置いておくと良いでしょう。

以前他の猫が使っていたり、長い間倉庫に保管されていたキャットタワーも、猫にとっては警戒すべき匂いを発しています。

この場合も匂いの上書きは効果的です。

好物のおやつをキャットタワーに置いてみる

肥満気味な猫は、体が重いためキャットタワーを使った上下運動があまり好きではありません。

ダイエットのためにもキャットタワーで遊ぶようにトレーニングしましょう。

食いしん坊な猫は、好物のおやつを使ってキャットタワーの近くに誘い出しましょう。

おやつを与える位置を徐々に高くしていき、キャットタワーを一段ずつ登らせて行きます。

日々何度も繰り返していくうちに、高い所に行くと良いことがあると刷り込まれ、自然とエサなしでもキャットタワーで遊べるようになっていきます。

極度の肥満体形の猫は、キャットタワーを使った上下運動は骨折など怪我の危険があります。

体脂肪率が35%を超える猫は、キャットタワーの前にまずダイエットから始めてください。

オモチャでキャットタワーに誘ってみる

遊び盛りの元気な猫には、飼い主との遊びの中で徐々にキャットタワーにならしていきましょう。

お気に入りのオモチャをキャットタワーの上段からチラチラと見せて、立体的な追いかけっこに誘います。

高い所から一気にジャンプしたり、オモチャを上手に使って一段一段登らせたり、キャットタワーを利用した遊びはダイナミックで運動不足の解消にはピッタリです。

キャットタワーに慣れれば猫同士や一人でも楽しく遊べるようになります。

マンションやアパートでは、キャットタワーを使ったダイナミックな遊びは大きな音がしてしまい迷惑になるかもしれません。

防音にカーペットを敷くなど十分な配慮をしてから遊ばせましょう。

キャットタワーの置く場所を変えてみる

猫は模様替えなどちょっとした環境の変化にもストレスを感じてしまうデリケートな生き物です。

そのためキャットタワーの置いてある場所が気に入らないだけでも近づかないこともあります。

その場合、設置場所を少し移動させるだけでも何食わぬ顔で遊ぶようになります。

日中大きな音がする所や人の出入りが多い所は避けて、猫がのびのび遊べる場所に設置してあげてください。

リビングなど家族がリラックスして過ごす場所がオススメです。

また、組み立て式のキャットタワーでは、ネジの止め方が緩かったりしっかりと固定できていないと不安定になり猫が乗りたがりません。

両手でゆすってしっかりと固定できているか確かめてみてください。

キャットタワーで遊ぶまでには時間がかかると思おう

なかなかキャットタワーで遊んでくれない猫は、肥満や老化に限らず高い所から落ちたり降りられなくなったなど高所にトラウマがある場合もあります。

過去に思い当たる出来事があるなら、無理に遊ばせようとせず自然になれるのを待つのが一番です。

いつの間にか遊んでいることもあるので、気長に待ちましょう。