猫にドライヤーをする際の注意点。ケガとストレスに気をつけよう

最終更新日:2016年3月8日

猫はシャワーする必要がないと言われていても、脱走してノミがついてしまったり、泥がついてしまったりすると猫が舐めとってしまってもいけないので、お風呂に入れなければいけませんよね。

そんなとき、猫が風邪をひかないようにドライヤーを使用するかと思います。

そこで今回は、猫にドライヤーをしてあげる際の注意点をご紹介します。


1.厚手の服を着る

猫は人間に比べるとかなり耳が良いので、ドライヤーなどの大きな音を出す電化製品が苦手なことが多くなります。

子猫の頃からトリミングなどをしていてドライヤーに慣れている猫なら大丈夫ですが、成猫になって初めてのドライヤーの場合はかなり注意する必要があるでしょう。

ドライヤーを初め使用したときには、大きな音と熱い風や臭いを出す不思議な機械を見て警戒するでしょう。

猫は犬に比べるとかなり警戒心が強くてビビりなので、人間がドライヤーを銃のように持っているとそれで危害を加えられると思うのか「シャー」と逆毛を立ててうなったり、ドライヤーにパンチをするなどの攻撃をしてくるでしょう。

ドライヤーだけならまだしも、頭の良い猫はドライヤーを操っている人間の手に攻撃をしてきます。

猫にとってドライヤーは「未知の生物」。

そのため敵と戦うくらい本気で爪や牙を出してくるでことでしょう。

そうなると、人間の肌であれば簡単に引き裂いてしまいます。

もしかしたら、手首の動脈まで傷が達してしまうなど致命傷になりうることも考えられるので、軍手や厚手の服を着るなどして、猫に引っかかれたとしても深く刺さらないように防御をしましょう。

また、猫の爪が伸びている・尖っているようなら、爪のケアから先にしてあげると人間も猫もケガをせずに済むのでオススメです。


2.ドライヤーを近づけすぎない

猫にとってドライヤーは恐怖なものであれば、接近させすぎるのは危険です。

猫にとって、ドライヤーが大きな音と風を立てて近づいてくるというのは、とても恐ろしいことです。

自分に置き換えて考えてみれば、自分と同じくらいの大きさの機械が大きな音と風を巻き起こしながら近づいて来たら怖いですよね。

それと同じで、猫もドライヤーが耳元や弱点であるお腹などに近づくこと、怖がって逃げたり攻撃したりしてしまう可能性が高いので、できるだけ遠くから風を当てるようにしましょう。

また、猫にとっての恐怖心だけでなく、人間よりも柔らかい猫の皮膚や体毛はドライヤーの熱でやけどを起こしてしまう可能性もあるため、近づけすぎることは絶対に避けましょう。

3.冷風と温風を切り替えながら

猫にとって、熱さだけでなく寒さも良くありません。

猫が暑がるからといってドライヤーで冷風を長時間使ってしまうと、お腹などを冷やしてしまって、下痢や腹痛などの症状が出てしまうことがあります。

逆に、熱めの温風を近距離から当ててしまうと、猫がやけどを負ってしまうこともあります。

そこで、温度を細かく調整できるドライヤーであれば、温風と冷風の間の生ぬるいくらいの温度の風を優しく当てる、温風と冷風切り替え式のドライヤーであれば最初は暖かめの風を使って素早く乾かし、猫に余裕があるようであれば冷風を混ぜる、という使い方をして、湿気を飛ばしてあげましょう。


4.素早く乾かす

猫がドライヤーを嫌がっていなくても、猫には「触れられている限度」があります。

猫は基本的に、ずっと人に触られているのは苦手なもの。

ましてや水に濡らされてドライヤーで乾かされている緊張状態の中では、その心の余裕も少なくなっているでしょう。

我慢の限界が来ると、猫は触られない場所へ逃げようとします。

そうすると部屋の中がびしょびしょになってしまったり、捕まえようとして人間や猫がケガをしてしまう…という最悪の事態が起きてしまうかもしれません。

そこで、猫にドライヤーをしてあげる際には、できるだけ素早くドライヤーを終わらせてあげるようにしましょう。

まずは、シャワー直後の水切りで大まかに水を落とし、次にタオルドライでさらに水分が床に垂れないように拭き取ります。

この時に吸水性の良いタオルで拭けば、短毛の猫であれば大体乾いてしまうでしょう。

そして最後の仕上げに、ドライヤーで湿気を飛ばしてあげましょう。

この時に猫が激しく嫌がるのあれば、タオルドライだけにして、こたつなどの暖かい環境に入れてあげても良いでしょう。

猫が、ドライヤーを我慢できる・ドライヤーに慣れている・ドライヤーが好きなのであれば、猫が心地良いと感じる程度の温度で、猫をびっくりさせないように乾かしてあげましょう。

猫のドライヤーは短く優しく

短毛の猫は、タオルドライとこたつがあれば自分で毛づくろいをして暖かい環境で乾かすことができますが、長毛の猫の場合は、やはりプロにトリミングをお願いした方がよ良いかもしれません。

猫にとっても人間にとっても、お互いに怪我をしないことが一番大事なので、子猫のうちからドライヤーに慣れてくれると一番良いのかもしれません。

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