近年、猫の人気は急上昇しています。

書店にも可愛い猫の写真集が溢れていますね。

「自分もこんな写真を撮ってみたい」と思っても、気ままな猫の撮影はなかなか難しいもの。

しかし、ちょっとしたコツで、とっても可愛い猫の写真が撮れるんです。

コツを覚えて、猫ライフを楽しみましょう。

アングルにこだわる

猫を撮影する時に重要なのは「猫目線」です。

上から見下ろすように撮ってしまうと、猫が小さく写ってしまったり、猫の口元などがはっきり写らず、せっかくの可愛い表情や仕草が伝わらない写真になってしまいます。

猫と同じ目線、つまり「ローアングル」から撮ることによって、猫との距離も縮まり、豊かな表情が撮れるのです。

このローアングル、カメラで撮影する場合は腹這いにならなければならなかったりと、ちょっと大変です。

しかし、スマホなら小さいですし、180度逆に持つことでカメラのレンズを下にすることができ、ローアングルから撮りやすいです。

スマホの特性を生かして、ローアングルから可愛い写真を撮りましょう。

構図にこだわる

写真を撮る時は構図にもこだわりましょう。

自分がどんな写真を撮りたいかイメージしながら、背景やアイテムにもこだわると、より良い写真が撮れます。

「構図がよくわからない」「難しい」という場合は、スマホの画面を四分割し、右上・右下・左上・左下のどこかに猫の全身が入るようにすると、キレイに余白が撮れた写真になります。

余裕があると後で写真を編集する時にもできることが増えますので、最初の内は余白を意識した写真を撮ることをオススメします。

慣れてきたら、他の構図にも挑戦してみましょう。

光にこだわる

猫を撮影する場合、フラッシュは使わない様にしましょう。

猫が光を怖がったり、フラッシュの機能を嫌がった場合、撮影自体を嫌いになってしまう可能性があるからです。

また、光が当たることで、白い部分が飛んでしまったり、猫の毛の柔らかい感じが出なくなってしまいます。

フラッシュは使わず、また部屋の中ではレースのカーテンやくもりガラスなどで直接光が当たらないようにしましょう。

そうすると、柔らかい光によって、ソフトな雰囲気の写真が撮れます。

スマホには露出補正の機能がついているので、好みの明るさになるよう調整することもできるので、存分に活用してください。

日陰で撮る

3と関わってくるのですが、外で撮影する場合はなるべく日陰で行いましょう。

日陰だと、写真の一部が白くなったり、自分の影が映りこむということを押さえられます。

オススメなのが「垣根」や「路地」です。

ここは日陰が多いし、猫に会う確率も高い場所です。

「公園」なども猫が多いですが、ここには警戒心の高い猫もいるので、嫌がられたら無理に撮影しないようにしましょう。

アプリを使う

スマホには撮影に便利な機能を持つアプリがたくさんあります。

より可愛い猫の写真を撮るためにも、それらを活用しない手はありません。

基本的なものは、フィルター機能などがついた「編集・加工」用のアプリや、「消音」「高速シャッター」機能のアプリなどです。

これらは、スマホで猫を撮るためには最低限持っていたいアプリですね。

また、猫の自撮り用のアプリや、音を出して猫の興味を引き、カメラ目線の猫を撮影できるアプリもあります。

最近は猫撮影用のアプリもどんどん開発されているので、自分の目的や環境に合ったものを探すのをオススメします。

アプリを上手に使うことで、より可愛い写真を撮る事ができますよ。

飼っている猫を撮る場合

飼っている猫なら、生活リズムや性格を把握しやすいので、自分の望む写真が撮りやすいです。

日頃から猫をよく観察して、自分の撮りたい写真を撮るタイミングや場所を把握しておきましょう。

また、おもちゃで遊んであげながら撮影したり、撮影後におやつをあげたりなど「撮影は楽しい」と思わせることも大切です。

「撮影は楽しいもの」と分かった猫は、より自然で可愛い姿を撮らせてくれるでしょう。

もし猫があまり構ってくれないようなら、あえて無視をしてみるのも手です。

普段パソコンで仕事をしていたり、スマホを触っていたりすると猫が邪魔をしに来たことがありませんか?

あえて猫に興味がないふりをすることで、猫が自然によってくるのを待ちましょう。

街で出会った猫を撮る場合

猫を可愛く撮るためにはなるべく近づいて、ローアングルから撮る必要があります。

これは、飼っている猫なら簡単ですが、街で出会った猫を撮る場合は、まず猫と仲良くなることが大切です。

大きな声を出して驚かせたり、すぐに近づこうとするのは論外です。

嫌がる猫を追い掛け回すのもNGです。

逃げたり警戒心の強い猫の場合は、諦めて遠くから撮影させてもらいましょう。

しかし、特に警戒していない猫の場合は、静かに一歩づつ近づいていけば、かなり近くまで寄ることができます。

近くまで行けたら、撮影の前に猫としっかりスキンシップを取りましょう。

猫に自分の手を差し出し、猫が体をこすりつけてくるようなら、しっかり撫でたり遊んであげます。

何のリアクションもない場合は、無理に触ろうとしてはいけません。

しっかりスキンシップが取れたら、撮影に入りましょう。

飼っている猫とはまた違った、自然な姿を見せてくれるはずです。

スマホを上手に使って、猫ライフを楽しみましょう

簡単なコツを覚えることで、スマホでも可愛い猫の写真を撮る事ができます。

写真を撮るのに慣れてきたら、様々なアングルや構図に挑戦し、自分らしい写真を楽しんでください。

撮った後の写真はスマホに入れっぱなしではなく、SNSに投稿したり、フォトブックやスマホケースにしたりすると、さらに写真を楽しむことができますよ。