猫がゴロゴロと喉を鳴らしている姿は誰でも見たことがありますし、これが猫が可愛いと思える瞬間でもあります。
ゴロゴロと喉を鳴らして近づいてきたり、一人で遊んでいたりと、いろいろな気持ちがあるようです。
猫がゴロゴロと喉を鳴らす時の気持ちとはどういった心理なのでしょうか。
甘えたいと思っている
猫の可愛い仕草の中に、ゴロゴロと喉を鳴らして近づいてくる時があります。
そのまま近づいてきて体をすりすりしてくる姿は、とても可愛いと思える瞬間です。
この時の猫の心理としては、そのまま甘えたいと言う気持ちで近づいてきているのです。
猫が体をすり寄せてくる行為自体が甘えている証拠で、特に信頼関係ができていると言われています。
猫によっては喉をゴロゴロ鳴らさないものもいるようで、ゴロゴロ鳴らす音や大きさも微妙に違っているようです。
猫が喉をゴロゴロ鳴らしながら体をすり寄せてきた時には、猫が甘えたいと思っている時なので、おもいっきり可愛がってあげてください。
安心した状態になっている
猫が喉をゴロゴロさせるのは安心しているということがあります。
子猫を産んだ母猫が、子猫を安心させる為に喉をゴロゴロさせることがあります。
子猫は母猫のゴロゴロを聞いて安心するとも言われ、母猫がゴロゴロ鳴くことで思いっきり甘えることもできるようです。
ゴロゴロと喉を鳴らすのは安心感を与えると共に、安心しているということでもあるので、どちらもリラックスした状態と言えるでしょう。
子猫の時にもゴロゴロとよく喉を鳴らす猫は、大きくなってからも頻繁に喉をゴロゴロさせると言われています。
小さかった頃にゴロゴロと喉を鳴らして思いっきり甘えていたので、大きくなってからも同じように喉をゴロゴロさせて甘えることを覚えているのでしょう。
安心した状態の時にはゴロゴロと喉を鳴らすので、大きくなってからでもついそのクセが出てしまうのも、なんだか可愛らしく思えます。
何かを欲しがっている時
猫が喉をゴロゴロさせる時には、甘えている時や安心している時に喉を鳴らすことが多いです。
そして何か欲しい時にも喉をゴロゴロさせることがあります。
猫が何かを欲しいと思っているのは、もちろんエサです。
飼い主がエサを忘れていたりすると、飼い主の近くやエサの近くで猫がゴロゴロ喉を鳴らしていることがあります。
甘える時には喉をゴロゴロさせて体をすり寄せてきますが、この時は体をすり寄せないで何かを要求しているように感じるでしょう。
エサが欲しいと甘えている姿に思わずエサを与えますが、これもエサをほしいと甘え上手な猫だからこそできる芸当かもしれません。
甘える時だけではなく、自分が欲しいものがある時にも、喉をゴロゴロさせて要求する猫は、とっても甘え上手で可愛い存在です。
心配してくれているかも
自由奔放に生きている猫ですが、エサの時にはとっても甘え上手でうまく喉をゴロゴロさせて自分の要求を通します。
そしてエサを食べ終わると、飼い主は知らん顔でどこかへ行ってまた自由に過ごしているでしょう。
こんな自由な猫でも、飼い主の様子の異変に気づいて心配してくれることがあります。
猫が喉をゴロゴロ鳴らして近づいてきたり、体をすり寄せてくる時には飼い主を心配しているのです。
これは甘えている時の行動と同じようですが、猫のゴロゴロには相手を落ち着かせる効果もあるようなので、それを飼い主にしているのだと言われています。
よく犬が飼い主に寄り添ってくれることは聞きますが、猫でも飼い主の様子を見て心配して寄り添ってくれることがあります。
子猫を落ち着かせつ時と同様に、喉をゴロゴロさせて飼い主に寄り添ってくれる猫は、とても可愛い存在に思えます。
この時ばかりは猫に甘えてみるのも良いかもしれません。
リラックスしている時
猫は自由奔放に生きているので、一人遊びや探検がとても大好きです。
飽き易い性格でもありますし、猫の機嫌はいつ変わるかも分りません。
猫が喉をゴロゴロさせて甘えている時に、よく噛んでくることがあります。
あまりにもリラックスしすぎている時に思わず噛み付いてしまうことがあるようです。
子猫同士でもジャレている時に噛み合ったりしますが、その時のようにジャレている時のように思わず噛んでしまうのです。
大きくなった猫は噛んだら痛いので、攻撃してきたと思いがちですが、実はリラックスしすぎて思わず噛んでしまったということのようです。
また、だんだん飽きてくると噛んでしまう場合もあるようですが、機嫌が変わりやすい猫のことなので、大目に見てあげてください。
猫が喉をゴロゴロさせて甘えてきたのに、急に噛みついたりすれば驚きますが、猫があまりにもリラックスしすぎた状態と思って怒らないであげてください。
猫の喉のゴロゴロは安心している証
猫が喉をゴロゴロさせる時には、様々な心理状態がありますし、いろいろな効果があります。
猫にとっては喉をゴロゴロさせる時には、安心している状態なので完全にリラックスモードになっているようです。
色々な効果がありますが、猫も安心していますし、飼い主も可愛いと思えるので、お互いが癒される仕草なのかもしれません。