日々の生活の中で癒しとなってくれる存在のペット。

皆さんも一度は飼ってみたいなと思ったことがありますよね。

でも一体毎月どのくらい費用がかかるのだろう…と気になったことがありませんか?

今回は人気のペットの1つである猫を飼った後にかかる費用についてご紹介します。

食器

どのくらいの月齢の猫を飼うかによって多少は変わってきますが、どんな猫であれ必ず一番最初に必要なものが3つあります。

その1つめが食器です。

まず食器は水用とキャットフード用と2つ必要になります。

両方つながったタイプのものでもいいですし、それぞれ別々に分かれてるものでも可能です。

最近では100円均一でもかわいい柄のものがたくさんありますが、だいたいがプラスチックのものになります。

プラスチック製品だとどうしても猫の爪でひっかいて傷ができてしまいそこから雑菌が繁殖しやすくなるので、できればプラスチックではなく陶器のものをオススメします。

できるだけ安くすませたい場合は100均で売っているココット皿などの人間用の食器で代用できます。

ペットショップなどで購入すると千円前後から、自動でエサが供給できるものなど様々あります。

トイレ

2つめはトイレです。

これはもし2匹飼うなら2つ、3匹飼うなら3つ、飼う猫の分用意してあげてください。

トイレは大まかに2種類あって、1週間取り換え不要のシステムトイレタイプと猫砂タイプになります。

比較的安価なのは猫砂タイプのトイレになります。

砂やトレーによって値段は変わってきますがだいたい本体と砂と合わせて1,000~2,000円程度で購入できます。

ただこちらのほうは毎日のお手入れが少し大変になります。

もう1つが今の主流になっているシステムトイレです。

よくCMで見かけると思いますが1週間おそうじ不要と呼ばれるタイプのものですね。

こちらの方がお手入れの手間は簡単になります。

下にシートがついていて、上に砂のかわりにチップと呼ばれるものがひかれています。

メーカーによって値段は変わりますが本体とシート、チップを合わせて2,000~3,000円円程度で購入できます。

ぱっとみると初回の費用差はさほどないように感じるのですが、継続して使ってくとなると違いが現れます。

猫砂だと安いものだと1カ月分で300~500円程度で買えるのに対し、

シートの方は1枚(1週間分)100円程度、チップは1か月分で1,000円程度と少しコストが高くなります。

ただお手入れの手間は断然システムトイレのほうが楽で、私自身はシステムトイレの方を利用しています。

キャットフード

3つめはキャットフード。

これがないと猫おなかをすかせて大変になりますよね。

キャットフードは大まかにわけてドライタイプとウェットタイプの2種類になります。

種類がかなりたくさんあって赤ちゃん猫用~成猫用、老猫用。

さらには毛玉ケア、トイレケアなど病気対策ができるものもあります。

コスパがいいのはドライタイプで大きな袋にたくさん入っていて毎日与え続けるのにオススメのタイプです。

種類によって値段は様々になりますが有名なメーカーのものですと1.6kg分で500~600円程度になります。

ウェットタイプのほうが好きな猫は多いようですが1缶80~100円ぐらいします。

それ以外に必要なもの

上記の絶対に必要なもの以外に必要となってくるものは猫との生活の上でかわってきますが、

一例をあげるとキャットタワーや猫じゃらしなどのおもちゃ、爪とぎ、爪切り、ブラッシング用のブラシなどになります。

どれも飼っているとすぐ必要になってくるかと思います。

食器と同じで最近は100円均一にも爪切りやブラッシングなどは売っているので安価で手に入れることが可能です。

ただペットショップやメーカーのものだと、切りやすさに違いがあったり、ブラッシングで一度にとれる毛の量に差があったりするので

猫の性格も考慮しつつ、最初は100均のものからシフトしてくのもいいかと思います。

毎年必要な経費

猫を飼う上で大切な経費の1つ、それはワクチンです。

室内外かそうではないかによって大きく変わってきますが、猫は外にでると非常に多くの病気をもらいやすくなります。

大切な猫を守るためにも毎年の定期的なワクチン接種が大切になってきます。

ワクチンの価格は病院によって変わってきますが4,000~6,000円の間なことが多いです。

ワクチンの種類や接種回数は飼う猫の月齢によって変わってくるので獣医さんとよく相談してくださいね。

猫を飼い始める時の初期費用を知ろう

以上が猫と一緒に暮らすにあたってかかる主な経費になります。

もちろんこれ以外にも病気をしたときの治療費や、毛の長い猫であればトリミングなどその都度猫によって費用がかわってきます。

またこれはペット全般におけることですが、動物には保険があまりないために医療費が予想以上に高額になる場合が多くなります。

一度ワクチンを打つのに暴れたために鎮静剤を追加しただけで+5,000円だったりすることもあります。

最近少しずつペット専用の保険もでてきているので、できるだけ加入しておくことをオススメします。