猫を飼っている人なら分かることってありますよね。

飼っていない人にはとんでもエピソードに聞こえても、猫の飼い主にとっては当たり前。

そんな猫の飼い主あるあるをご紹介します。

猫の飼い主あるある

猫のためにふすまは少し開けておく

ふすまを完全に閉めた状態にしておくと猫が「開けて」と鳴きわめくことがあります。

または無理やりふすまを開けようとして、爪でふすまを傷つけることがあります。

力のある猫は一度でふすまを開けてしまうことが可能ですが、力のないメス猫などはなかなか開けられず、その間はずっとガタガタと音が鳴ります。

深夜などは特に、猫がふすまを開ける音が気になることがあります。

それらを防止するため、猫が通れるだけのスペースを開けておく飼い主が多いのです。

開けておく幅の広さは飼い主の適当なので狭すぎる場合もあります。

しかし多少の狭さは猫が無理やり通った際に自分で広げてくれるため、自然にベストな幅になっています

ズボンが猫の毛だらけになっていることがある

特に男性の飼い主に多いのが、ズボンを脱いだ際に床に置きっぱなしにしておくと猫がズボンの上に乗ってくつろいでしまうことです。

猫がズボンに乗っていることにすぐに気づけば被害は最小限で済みます。

それでも、次の日までそのままにしておくと、猫が何度もズボンで寝た結果、完全に毛だらけになります。

猫の飼い主の家にコロコロクリーナーは欠かせず、出勤前にコロコロクリーナーをかけてから出掛けるのは猫の飼い主にとっては当たり前の光景と言えます。

窓を開けたら素早く閉める

ベランダに洗濯物を干す時などは、周囲に猫がいないか確認してから窓を開ける飼い主は多いです。

賢い猫になると物陰に隠れて様子を見ており、飼い主が油断して窓を開けた瞬間に飛び出してくることもあるので気が抜けません。

猫がベランダに出てしまうと集合住宅の高層階などに住んでいる場合は落下の危険もあります。

また、隣の家に侵入してしまうこともよくあります。

いずれにしても良いことなど一つもないため、猫のベランダへの侵入は飼い主が最も気を付けていることと言っても過言ではありません。

部屋の中を毛が舞っている

一年中何かしら毛が飛んでいますが、換毛期になると特に舞い上がることが多くなります。

換毛期は床にもごっそり抜け毛が落ちていることが毎日のようにあり、飼い主は「昨日キレイに掃除したばかりなのに」が口癖のようになります。

また、食事中も当然毛が舞っており、舞った毛がご飯の中に落ちることも珍しくありません。

ご飯の中に毛が入っているなんて猫を飼っていない人からはありえない事かもしれません。

しかしこれは、猫の飼い主にとっては日常茶飯事です。

「あ、猫の毛」と言いながらご飯に入っていた毛を退けたら、あとは何事もなかったかのように食事を再開します。

食卓の真ん中に猫がいることがある

猫はテーブルに乗りたがります。

特に人が何かを食べているほど乗ります。

猫をテーブルに乗せるか乗せないかはその家庭によりますが、食事中、テーブルはダメでも膝の上は良しとする飼い主は多いです。

膝の上に乗った猫は、飼い主が自分の好物を食べていると鳴きながらおねだりします。

また、実力行使で手を出してくる猫も珍しくありません。

一方、テーブルに乗る事を許されている猫は、テーブルの上のおかずの横で寝転がっていることが多く、テーブルの真ん中でメインディッシュのようになっている場合もあります。

テーブルの上に乗っている猫は、特に何もせずただ寝ているだけの場合もあります。

時には膝の上にいる猫同様、何かおいしそうなおかずを見つけたら手を出すこともあります。

布製品はボロボロ

猫の飼い主がソファーや絨毯などを購入する際、猫が爪とぎをしないかというチェックは大変重要です。

猫の飼い主は手で何度も引っ掛かりを確認し慎重に選びます。

しかし、それでも結局は猫に引っ掛かれてボロボロにされてしまうことが多く、ソファーなど中身がむき出しの状態になってしまっている家庭も多々あります。

それでもソファーはカバーなどでごまかすことが出来ますが、カーテンなどに爪とぎをされてしまうと隠すことができません。

ボロボロな部分が家族以外のお客さんにも見られてしまうことになります。

しかし買い替えてもまたボロボロにされるという思いから、そのままにしていることが多いのです。

体のどこかにひっかき傷がある

猫の飼い主は何かと猫に引っ掛かれます。

子猫の時は爪を隠すことが出来ないため、遊びがエスカレートして引っ掛かれることがあります。

また、高い所に上ってしまった際に助けようとして引っ掛かれた、膝の上に乗せていたら爪を出しながらフミフミされたなど、子猫時代は引っ掛かれることが本当によくあります。

もちろん成猫になっても引っ掛かれることはたくさんあります。

シャンプーをしようとした際に引っ掛かれた、動物病院で診療のため猫をカゴから出そうとしたら引っ掛かれたなど、猫を飼っていると何かしら引っ掛かれることがあります。

猫のひっかき傷は見た目が結構痛々しいのですが、本人はさほど気にしていない場合が多いです。

猫の飼い主あるあるを知ろう

猫の飼い主のみなさん、あー分かると思って頂けたでしょうか。

改めてまとめてみると、「何で猫を飼っているのだろう」と考えてしまうかもしれません。

様々なデメリット・メリットはありますが、もはや家族同然の猫。

そんな猫の飼い主あるあるをご紹介しました。