猫を飼う時に、はじめてのプレゼントでもある大事な名付け。
どういった名前をつければ良いのかとても悩みます。
猫は人間で例えると2、3歳程度の知能があるとされており、自分の名前をちゃんと覚えてくれるので、名前を呼ぶとしっかり反応しますし返事をすることもあります。
なので猫にとっても覚えやすい短い名前がベストといえます。
そして何匹も一緒に飼われる場合は、できるだけ響きを変え、猫でも区別がつけられるような名前が良いでしょう。
もし長い名前であればニックネームがつけやすい名前がオススメです。
そして「和風の名前」は人気も高い上に、イメージも猫にしっくりきますし、響きも良く、短くシンプルなものが多いので今回は猫にオススメな和風の名前をご紹介します。
信長(のぶなが)
最初のオススメは「信長」
織田信長からとった名前です。
この「信長」は半切という手法を用いてつけられた名前で、上の字の子音「信(SIN)」のSと、下の字の母音「長(CHOU)の「OU」を合わせ「桑(SOU)」となります。
そしてこの「桑」の文字を分解すると、縁起が良いとされる「48」という数字となります。
このような意味から考えてもオススメの名前です。
またこのような「戦国武将」にちなんだ名前の付け方は男の子や歴史が好きな方からも非常に人気が高いです。
シンプルで響きも良く猫にとっても覚えやすくイメージもたくましく男の子らしくて良いです。
飼い主さんにとっても好きな武将の名前をつけることで満足度も高まるのではないでしょうか。
他にも、戦国時代の末期に登場した武将で伊達家17代当主でもある伊達政宗の「政宗(まさむね)」。
武田信玄との戦いでも有名な上杉謙信の「謙信(けんしん)」。
築城技術でも有名な武将藤堂高虎の「高虎(たかとら)」。
滋賀県のCMでも大人気の石田三成の「三成(みつなり)」、本能寺の変でも有名な明智光秀の「明智(あけち)」など。
響きも良く呼びやすい名前が沢山あります。
桜(さくら)
次のオススメは「桜」。お花の名前からとる女の子に人気の名前です。
桜は日本を代表する花でもあり、花言葉は「精神の美」です。
和のテイストがしっかり感じられます。
そして奥ゆかしく女の子につけてあげたい可愛い響きです。
男の子でも「桜太郎(おうたろう)」とちょっと読み方を変えてつけることもできます。
また、お家に来た日や生まれた月にちなんでつける場合は、春であれば「小春」夏なら「向日葵」秋なら「紅葉(もみじ)」冬なら「雪(ゆき)」。
「睦月(むつき)」「弥生(やよい)」「皐月(さつき)」「葉月(はづき)」「師走(しわす)」などがあります。
名前を呼ぶ度に、はじめてお家に来た日のこと、生まれた時のことを思い出せますね。
そして「すみれ」は、小さな愛・小さな幸せ。
「桔梗」は、従順・誠実。
「かすみ(かすみ草)」は、幸福・無邪気。
「あやめ」は、希望・良い便り。
「百合」は、無垢・純粋。
「蘭」は、幸福が飛んでくる。
など、花言葉から選ぶのも素敵ですね。
更に植物や果実にも「楓(かえで)」「四葉(よつば)」「杏(あん・あんず)」「柚(ゆず)」「桃(もも・とう)」「蜜柑(みかん)」「つくし」など古風で可愛い和風の名前が沢山あります。
雅(みやび)
次のオススメの名前は「雅」です。
あでやか、みやびやかという意味があるので、響きの良さだけでなく、品があり洗練された印象を受けます。
他にも漢字一文字でしたら「蛍(ほたる・けい)」「凛(りん)」「雫(しずく)」「紬(つむぎ)」「花(はな)」「鈴(すず)」「姫(ひめ)」「銀(ぎん)」「福(ふく)」。
漢字二文字なら「茶々(ちゃちゃ)」「花子(はなこ)」「桃子(ももこ)」「影丸(かげまる)」「蘭丸(らんまる)」「寅吉(とらきち)」「小鉄(こてつ)」「漱石(そうせき)」「大和(やまと)」「佐助(さすけ)」
漢字三文字なら「卑弥呼(ひみこ)」「虎次郎(とらじろう)」「小次郎(こじろう)」「桃太郎(ももたろう)」「竹千代(たけちよ)「小太郎(こたろう)」なども素敵です。
ここからニックネームなどもつけてあげると、より愛情を持てるのではないでしょうか。
きなこ
最後のオススメは「きなこ」。食べ物系の名前も人気がありオススメです。
響きも可愛い上に、呼びやすく覚えやすいですね。
男の子にも女の子にもオススメです。
他にも「こむぎ」「小梅」「あずき」「つくね」「あめ」「しらす」「ねぎ」「おにぎり」そして和菓子をイメージした「あん」「しるこ」「おはぎ」「おもち」「あられ」。
好物にちなむと「にぼし」「ちくわ」「まぐろ」など和の印象とユニークかつ愛嬌のある響きを兼ね揃えた名前も沢山あります。
やんちゃな性格の猫にもピッタリです。
猫にオススメな和風の名前を知ろう
和風な名前といっても様々ありますので考えるだけでも楽しいものですね。
どれもピンとこないといった場合は、毛色や、柄、見た目の特徴を捉え「黒助」「銀太」「白(しろ・はく)」「しまたろう」「虎の助」「丸子」など自然体でシンプルな付け方などもあります。
名付けは、是非飼い主さんと愛猫の愛情をつなぐ大切な一歩ですのでしっかりと考えてあげましょう。